鮮やかさが増すほど 痛みも増す 懐かしさとは つまり孤独 誰にも話せない秘め事 重い十字架 深い海の底に沈めて 何事もなかったかのようにしても 波音が苦しいのは 記憶の海のせい だから嫌い 涙の理由は永遠の秘密 遠い空に投げ捨てて せめてもの 夏を拒む
こんにちは今日は土曜日仕事昼からです 先ほど近所の先輩がキュウリを持ってきてくれた趣味共に話が合うお方です いろんなライブに参加しているとその方もいらっしゃい…
親と子と、ともに生きる時間1親と子と、ともに暮らすのは何年くらいだろう。孫がつい最近、片言で「パパ」「ママ」と呼び始めた。この濃い関係が続くのは、あと何年くらいだろう、と思う。わたしは十九で家を出た。それ以来戻っていない。その前に、すでに「家庭内別居」ではないが、庭に建ててもらったプレハブの三畳で寝起きしていた。中学二年生のときである。母と顔を合わせて話すのは、朝と夜の食事時くらいだった。洗濯は母に頼み、小遣いなども貰っていたのだが、孫がそのちちははに密着し、濃密な時間を過ごしているのとは異なる距離であった。―こうふりかえると、「親子関係」の時間、「ともに暮らす」といえる時間というのは、わたしの場合十五年ほどだったのだ。その母と死に別れて三十年に近い時間が経った。「ともに暮らした」時間よりはるかに長い時間...祈りうた(信仰くねくね親と子と、ともに生きる時間)
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