遠く、離れて、気付くんだ。 安っぽい。。。 と思っていた、君の香りが、 こんなにも、恋しい。。。 ということに。 遠く、北の街に、移り住んだ僕には、 黄葉が眩しい、秋が訪れても、 もう、君とは、会うことは、出来ない。 テーブルの上に、溢れ落ちた、 お菓子の欠片を、拾うように、 君の、小さな花びらを、この、手のひらに、集めて置けば良かった。 不意に、心の隙間を突く、仲秋の風が、やけに冷たくて、 秋半ばに咲く、春色の君を、この北国で、探してしまうよ。 君は、寒さ厳しい、冬の入り口を、指し示す花なのに、 僕には、ずっと、暖かな春色の風を、贈ってくれていた。 その、君の、優しさは、 今も、この、胸の奥…
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