言い尽くして 書き尽くして ふいに私は あなたのSNSのアカウントをたどる 基本情報のない 友達は二人だけ ただプロフィール写真に使った あなたの可愛い娘の赤い唇が妙に艶めかしくて ここには幾度も罵りのメッセージを送った けれど返事がなくて そのうち馬鹿馬鹿しくなってやめて...
あなたとの日々を書き綴ることで 心は遠いあの頃に戻っていくのだ 思い出の追体験によって 私は癒されるのか? 塞がれた傷が剥き出しになり 血を流すのか? とりあえず今は 書くことで あの日々を懐かしむように味わっている 記憶というのはいいかげんなものだ 長い歳月を経て かつて...
なにが 思い出になるかなんて 選べたらいいのに 暗がりの部屋 静かに二人きり あの幸せな夜だけを 思い出にできたら 去っていくあなたへの 恨みつらみまで この身にまとわりついて 永遠に離れない 捨てないで 一人にしないで 声にならない私の叫びが あなたの思い出とともに蘇る ...
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