根拠のない 不安と勝手に作った 孤独と満たされぬ 本能とわたしはなんて似合いなのだろう眠れぬ夜に明日の不安をひとつふたつと数えてはもっと不安になって春の訪れを知りながら冬の気分で自分を孤独に追いやっているだって初夏の青のように光る風のように輝いていた時はもうとうに過ぎ去ったから大事なもの全て失ってひとりわたしに残されたものは途方もない 孤独とこの身が よじれるような不安だけだったから根拠のない 不...
ひとの冷たさに 傷つくよりもひとの優しさに 傷つくほうがずっと心が 痛いひとの悪意に 傷つくよりもひとの善意に 傷つくほうがずっと心が 痛い主観というフィルターに曇った善意はわたしの心に土足で入って来るから痛い見当違いな優しさはわたしの心にぐさりと刺さって痛い痛いのはそこじゃないと言っているのに気がつかないこっちが痛いと言っているのに気がつかない善意と悪意は紙一重冷たさと優しさは表裏一体それならい...
ひとり という病が痛いので仕事を休むひとり という病が苦しいので布団をかぶるわたしは重症な ひとり病ひとり病という持病はなかなか治らないこんな初夏の風に吹かれても孤独で草木がこんなに青くなっても悲しくて時の流れはナイフになって毎年 毎年この胸に刻まれるひとりが不安でひとりが怖くてひとりが痛くていつだってだれかを求めてる癖にひとりになりたがる 矛盾を自分でも持て余しているそれがひとり病の症状ひとり病...
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