昔作った詩と、最近の詩
手をつなぎ煌めく夜に願い込め星の瞬き未来を照らす 『星の煌き』F4 油彩 風の通ハワイアンアートショップF4 油彩kazenomichi.cart.fc2…
愚かな女が明日を探す花冷えの夜薄暗い部屋今日一日の 疲れも悲しみのあとの喜びもあなたへの思いもみんなどこかに置き去りにして探してる探してる必死になって探してる明日という日を探してる愚かだね哀しいね明日という日は探すものじゃなく自分で 掴むものだというのに#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
君の住む町がふと見たくて始発列車に飛び乗った夢と記憶と寄り添って朝靄の中 虚ろに横たわる 灰に染まった僕の空もう君からは見えないけれどキャンパス捲った群青…
「日常」という名の壁にどうか私よ 囲まれるなわたしは 雲大河の一滴空の青自在に流れては消えてゆく輝ける者であれ「生活苦」という名のくさびにどうか私よ 打たれるなわたしは 風季節の花に 息を吹き込み人の頬を優しく 撫でて輝ける者であれ「現実」という名の荒縄にどうか私よ 縛られるなわたしは 星線を描き孤を描き夜空に瞬く 星座となって輝ける者であれ「社会」という名の不自由にどうか私よ 惑わされるなわたし...
仕事とかパートナーとか住まいとか大概のことは 自分で決められるのに自分の命日だけ は自分では 決められない死の前では機会の平等も 何もない外れてばかりの天気予報のように死は 突然にやって来たりじわじわとやって来たりする死はいつも 不平等...
かつて思想は地上にあって憎しみの岩場を水のように流れ欲望の雲を風のように過ぎ死の夜を星のように飾った今は知性を弄ぶ机上の論理と化し図書館の中にでも並んでいる一歩外に踏み出せば思想が息できるほど呼吸は深くない思想が根付くほど意志は強くない内なる火に従った預言者は 耳元でひとこと訊ねて歩む「お前は充分に強いか」憎しみの戦場は今も業火の中にあって欲望の濁流は知識の植林をなぎ払う死の壁にはいたずらに幻...
幼い頃空を 見上げては流れていく雲の行方をよく 追ったね夜空を 見上げては季節の星座をよく 探したねなのに大人になった私は空を見上げることさえ忘れ果て夜空には星が瞬くことさえ忘れ果て這いつくばって食べることに追われている青い空よもう一度白い雲よもう一度骨がきしむ音が 聞こえる涙と汗と血を同時に 流して空を 見上げても真っ赤な空しか真っ赤な雲しかこの目には 映らない青い空よもう一度白い雲よもう一度幼...
石畳の道はくねくねと松の並木を見上げて続く街は幻想の中にたち雨の道は煙っている間もなく雨は降る道の上に雨は降る 街の底に雨は降る僕の上に降る雨に僕は仮の宿を求め宿で請求を受けている昨日も今日も、明日も明後日も風の塊りが樫の体を叩いたお前は眠っているときみはキット旅の空ぼくもキット旅の空眠りに就いた現実を見る一生の映像を夢見ているあの古ぼけた映写機のあの遠いアルバムを石の坂はごつごつと桜やモミジの天...
蝉が 鳴いている蝉が 鳴いている蝉がキキッ!と強く 鳴いているその声はまだ夏は終わらないんだと言っているかように自分のいのちの 終わりを知っているかのようにみんな聞いて!と言っているかのようにキキッ!と強い勝手にもう秋だなんて決めないで蝉は私の気持ちを 代弁してキキッ!と強く 鳴いている蝉が 鳴いている蝉が 鳴いている蝉が 強く 悲しく泣いている...
ぼくの手がきみの手を引いて紫陽花の坂道をのぼるどこへ行くというよりも今を共有するために、ここそこと歩く少し濡れた梅雨の合間にそっと息づくのは紫陽花だけではない空に焦がれた露草、静かに佇むネジバナ風の息づかい、夏雲の吐息振り返っても過去はなく坂を見上げても先はなくただ広がる今の中にぼくらは息をつき空と海を見ていた空を吸い込んで夢を吐いたぼくの手はきみの手を引いて島へ続く橋を渡る二人の橋というよりも思...
ぬるま湯みたいな珈琲はまるで私の歴史 そのもの掴んでも掴んでも掴みきれない海辺の砂はまるで私の人生 そのものうつろう季節のなすがままに流れ 流れて消えるだけだと自分の いのちを思い切り 軽んじる#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
頬打つ風の後先にうつろう季節の歌声はぼくを起こす風の歌町も季節も一緒になって命を乗せて過ぎてゆく見たまえ この時の爆風を目の前に今日が訪れるのは離れる岸を忘れないためあらゆる事物が足早に去るのは世界が虚しいほどの空っぽさゆえに風の歌は刷新を望み、無常の残り香を愛した地上のぬくもりの艶模様眼差しにこもる歌声はぼくを掘り起こす光の声地下に眠る種や根たち無心の魂に光は届く見たまえ この意識の発現を頭上に...
あなたと言葉を 重ねることが悦びだった体を 重ねることより言葉を 重ねることの悦び を知ったあなたの言葉は震えるほどにわたしの胸に響いて響いて響いてわたしはあなた という大海の 一滴になれたあなたという紺碧の海の 一滴にあなたという紺碧の海でゆらゆら揺れる優しい 波にでも もう戻って来ないあの頃あなたという紺碧の海が恋しくてこの体を 捨ててまた大海の一滴になりたくて大海の 波の水になりたくて#詩#日...
私の心に幾つもついている 爪痕痛いけど私は他人を傷つけるより自分を傷つけるほうが 楽それは優しさなんかではなくて臆病者が生きて行くための 処世術傷つけ合うのは イヤだったらとりあえず自分が傷ついておけばまるく納まる何でもいい自分を傷つけておけば揉めることもない傷つくことには 慣れているひとを傷つけると自分も もっと傷つくだったらお先に自分を傷つけるほうが楽臆病者が生きて行くための 処世術#詩#日記#...
陽炎のように炎立つ現実は砂漠のように乾き不毛の砂が一面を覆い尽くしている生命溢れるオアシスは空中に消えたここは滑稽な収容惑星、誰もがウロボロスのように自分を喰らっている自分が夢見た快楽も、絶望も、恐怖も、憎しみも過去に、そして未来に今もこの惑星の隅々で起きているまるで惑星ソラリスのように人の夢見る天国と地獄をこの星は出現させる僕たちは永遠に傷ついた被害者で呪わしい加害者だ自らの尾を噛み、その痛みに...
楡の葉の鱗のようにひらめく下を行きて帰りて道は続く営みの振幅が心を振り切ろうとも独楽のような一日は回り続ける黄昏のランプは赤々と街を包み今日もまた日は落ちぬ表象の風の世界の右左何処より来りて、何処へと到る手の届く現実も時には底すら見えず得体も知れぬ不可思議さ筋肉の経験、また肌の印象よりも血流は心臓の寿命を縮めたモノクロのエピローグモノローグとダイアローグの昼と夜月の見下ろすタールの夜は一面の漆黒に...
罪人みたいに 息を殺して悲しむ癖が 抜けなくて堂々と泣いていいのよ存分に泣いていいのよわかっているけどわたし罪びと涙を隠してひとり懲罰房にいる懲罰房では大声を出したらダメなの消灯時間まできちんと座っていないとダメなの鉄格子越しの窓から空が 見える悲しみに堪えて声を出さずに泣いている罪人癖が 抜けなくて#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
カラオケ 昨年の夏あたりからカラオケアプリにハマっています 昔からカラオケBOXには友達と行ったりデートコースの場合も時にはあり〜のよく行きましたが私の周り…
人は商品のように流される手から手へ、檻から檻へあなたは何になりました堂々巡りもいいところでしょうそうやって働くのも税金を払うためなんです本当に封建政治も賢くなりました年貢が税金に変わるなんて税金もいつかは嗜好品に変わるでしょう抜け目なく、際限なく心理に寄り添って人生に意味を見つけるのですモノに意味を付加するのです人は商品のように廃棄される福祉国家などと言いますが言葉が化生して誤魔化すばかり本質では...
あなたの背中に いつも群青の海が 見えたあなたが 優しいときは海が 一層深い青になって広がったあなたが 悲しいときは海が 轟いて波打ったあなたの背中に いつも群青の海が 見えた限りなく広がるあなたの海にいるときの私はまるで 胎児のように丸まって安心しきって浮いていたそう私は まるで胎児のようにゆらゆらと 浮いていたあなたの中から聞こえる規則正しい 拍動の音を子守唄にすやすやと 眠ってたあなたはいつ...
死の闇がぼくを包み込むその時こよなく愛したあたりまえの世界が地上に過ぎているように営みも生態も大気の頃もに包まれて揺りかごのように揺られている家路は遠い我が胸の中雲が口笛を吹いて空が笑っているその下ですべてのひとときが光に満ち輝いているように死の闇は世界をいっそう美しく染め上げる憎しみよりも強く 暴力よりも深く突き刺さる杭の底で夢見た明日は今日の空の下で別れを告げるただ一度に燃え盛り西方浄土に沈む...
街燈の明かりが秋の寒さを 告げている半分裸になった木が私の孤独を 物語る信号機の 赤がひとりの私を 照らしてる秋の寒さは私の心に 刺さって来る秋の寒さは私を ひとりに追いやって知らん顔秋が 痛いひとりが 痛い信号機の赤が 痛い秋は いつでも残酷だ秋が運んで来るのは 孤独秋が運んで来るのは 憂鬱秋が運んで来るのは 涙木の葉と一緒に孤独の風が 街中に舞う秋の気配が私を 襲う秋が 痛い#詩#日記#ひとりご...
墨絵の空に星もなくうねるような筆使い宇宙はさらに墨を吐き夜の底は排気炎夜を抜けて、夜へと至る昼の儚さ、淡き虹ぼくは夢を見ていたようなぼくは過去を追っていたような明かりはそこらにあるけれど今はどこぞと知れぬ場所ぼくは何処を走るのか何時から走っているのかすべてが歪む四次元時空妖しき虹は環をなしぼくは走るぐるぐると終わりなき時空連続体一つに連なった空の下をあぶくのようなビルの影黒く並んで勢揃い風切るカー...
薬漬けの 頭が唸る薬漬けの 体がきしむ死ぬの生きるの 言ってる私は実は したたかな女したたかな女に 心動かすあなたはやっぱり 愚か者聞き飽きた その台詞「愛してる」とか言わないでそんな台詞を言うヤツはきっと誰も愛してなんかいないから使い古した「愛してる」より黙って好きで いて欲しい無味乾燥な「愛してる」よりあの柔らかな陽射しのように私を 照らしていて欲しい退屈なだけの「愛してる」より噴き出る涙を両...
白壁赤々と燃え急ぐ深く静かに忍び寄る森の息に、道走る遠吠え市庁舎前の広場の足早の人々アコーディオン弾きはもういない噴水の周りを走った子らはどこへ行ったもう… 花の色も数えられないほら! 聞こえる?バンシーが泣いているもう夜警の歌も聴こえてきたよいそいで家まで走ろうバンシーが飛び回るその前に家の玄関に飛び込もう追いかけられないうちに連れ去られないうちに見つかったら終わりだよ彼女は家にもやってくる闇を...
真夜中を続ける弱虫な僕朝に焦がれる君が眩しかった同じ空が見たくて レンズを取ったつもりがただ君に目隠ししただけだった 「好き」と言いたくて「嫌い」と言っち…
水月に天使舞い降り祝福す今こそ照らせ地球を皆を 『スーパームーン』S20 油彩 仕事運アップ『スーパームーン』油絵風水では青や水のモチーフは五行でいう水の気…
私はきっと生ける者たちよりも死せる者たちとのほうが気が 合うのかも知れないこの世の中はどんどん様変わりして行くというのに私は何も 変わらないただ生きることは苦しむことでしかなくて生きることは悲しむことでしかなくて苦しんで苦しんで悲しんで悲しんでだから死せる者たちの悲しみに心寄せてあの空から 落ちて来る涙雨と一緒に泣くのだろう死せる者たちに自分を重ねて散ったいのちが遺していった花びらをこの手に乗せる...
道の真ん中で想像する想像する時はいつも頭のスイッチを入れる誰かさんのようだねと きみはいったでもその誰かさんのことは知らない知っているのはせいぜい両手で数えられるくらいそこから先は想像なんだって…ときどき思い出す顔も人が呼び合う名前も想像だけだったら問題はないだからいっぱいを過ぎたら想像するきみは想像じゃない十一番目で覚えたきみはおじさんがいなくなったから十番目だ人はいなくなると想像になるぼくのキ...
涙が頬をつたって落ちたひと粒また ひと粒とわたしは涙のあとを 追う涙のあとを追いかけるそんなものを追いかけたら余計に悲しくなるでしょうと人は言うかも知れないけれど熱い涙がこの大地を 暖めて花が 咲くかも知れない熱い涙が空気と一緒にあの空に 立ち昇り雲の絵を 描くかも知れない熱い涙がやさしいあなたのうれしい涙に変わるかも知れないだから わたしは涙のあとを追いかけるいつまでも涙のあとを追いかけるひと粒...
悲しみが空からこんなに遠くにあると手を 伸ばしても暖かな 陽射しをつかめない苦しみが星のきらめきのない闇の中に あると目を凝らしても光が 見えない幾重にも踏み固められた悲しみは苦しみは空から どんどん遠のいてもっと悲しくもっと苦しくなるからこの悲しみを苦しみをどうか空の いちばん近くまで連れてって空のいちばん近くなら陽射しを つかめるから星空の いちばん近くなら光を見つけられるからそうすれば悲しみ...
猫しゃん 飼ってみたいですね〜 アレルギーがあって飼えません😅 大好きなんですけどね〜 猫しゃん癒しーーーー萌萌萌(*´∇`*) 夢心地陽だまりの中夢枕愛…
きみにはきみの生と死があり僕には僕の生と死がある会社には会社の、国には国の興亡がある陸には陸の 山には山の 惑星には惑星のはじまりと終わり 合成と分解 そして愛と孤独とがある愛を怖れるのは死ゆえに愛に執着するのもまた死ゆえに僕らは重力の揺りかごに揺られた立てない赤子歩けない老人気持ちだけが未来を走っている、いつか時間の渦に飛び込んでいく過去の祝祭の時間にあるいは呪われた時間に未来には老獪な死が待ち...
晴れ上がった空を歩いていこう明日に嵐が待っていようと先に道が失われていようとぼくはぼくの生と死と一体だ今日に生き、明日に死ぬその素晴らしい昼に踊りその素晴らしい夜に眠るぼくは野生の鳥風に乗って飛び、落下するように死す褥はこの大地、体は地球に返してしまおうぼくは名を変え、姿を変えてずっと旅してきた人間になる前も、その後も遠い時間を旅をする繰り返される同じ旅でもたぶん経験によって理解によってきっと違っ...
天の川きいろい月が映しだすまんまる水滴流れだす愛でいっぱい溢れだす はがきサイズキャンバス 油彩 『天の川』油絵www.creema.jp8,000円商品…
忍びよる目覚めの皮膚のその下でひときわ熱く心の臓は動いている無心に、ただ正直にここにある意識は日常と苦しくとも 虚しくとも自己と格闘しているのに道に立つ陽炎は夏の誘惑激しく 切なく短い時間に向かい合っている……のに幾多の挫折に行き詰まり落つる葉は焼ける思いに焼ける悔いに焼ける社会に焼き爛れ煙となって立ち昇るビルの上から見た世界靴音高く今日を踏むどこまでも…響きあって心ハ遠ク置キ去リノ河原ニ積ンダ石ノ...
太陽のhornが白壁に反響し鳥達を東の空へと吹き飛ばす耳を澄ませば群衆のpercussion 車のtrumpet胸に響くは bass drum夕風に旗がひらめく下をビルのデッキからお前は地に降り立つ昼の船が西へ下る前に自分自身と共有するこのひととき耳に囁く evening song静かに醒めて美しく黄昏の街には光の矢が刺さっている見えぬ棘が疼いている血の流れる内側で盲目の瞳は闇をさ迷っているこの現実に光を探っている昼も夜も 寝ても醒めてもb...
太陽が昇ると同時に不安が たちまち顔を出す時間は私を 置き去りに涼しい顔で 駆け抜ける冬は私を からかいながら凍ったままで 横たわるただ夜の色に 憧れてもぐらと一緒に待ちわびる時間の外で待ちわびる#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
昔作った詩と、最近の詩
俳句を毎日アップしていきます。よろしくお願いします。
現代短歌とエッセイ
子どもも大人も楽しめる童謡や詩を。時には切ないさびしい気持ちの詩や童謡を、素直な気持ちで前向きに。
季節の写真と吹く風にしみる心の俳句を掲載します
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
詩を書いていきます(´,,•ω•,,)
俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。