昔作った詩と、最近の詩
空にイレブン、おやつは上品な和菓子
とにかく君をお慕い申す ── 続・残夏日記 令和六年十一月二十三日(土)
November / 十一月 ── [風に吹き飛ばされる賞味期限切れの愛 ── サラ・ティーズデールの詩を訳してみる 第17回]
”空の景色” "Skyscape"
愛おしい大気 ── 続・残夏日記 令和六年十一月二十一日(木)
季節は残夏から一気に初冬へ ── 続・残夏日記 令和六年十一月二十日(水)
吊るし雲が出ると縁起がいい?スピリチュアルな予兆と恋愛運
"踊る雲” "Dancing clouds"
【改稿版】 「夜のはじめ頃」って一体いつ頃のことだよ? ── 続・残夏日記 令和六年十一月十九日(火)
”トワイライトのメロデイー” " Twilight Melody"
異聞・北大通り幻想 ── 続・残夏日記 令和六年十一月十八日(月)
思いつきの1枚(357)
思いつきの1枚(356)
日向ぼっこニャンコ
龍神雲の力で恋愛も人間関係も大変革!愛と調和のスピリチュアルサイン
とうの昔に忘れたはずの人なのにとうの昔に忘れたはずの 出来事なのに心は もう忘れているのにこの骨や 血はまだ 憶えてるあの人をあの出来事を骨が 血が憶えてる流れる血が たぎるとき骨のきしむ音がこの耳に 響くとき心が忘れたはずの あの人を忘れたはずの あの出来事を呼び覚ます時の流れがどんなに記憶と言う名の糸を紡ぐのを やめても骨は まだ憶えてるこの血は まだ憶えてるそしてこの骨が 血が憶えた記憶はき...
ときどき自分のいのちが見つからなくなってあちこち探してみる私のいのちは煙草の吸殻と等価だから灰皿の中を私のいのちは欠けた茶碗と等価だから食器棚を些末で粗末な このいのちが叫ぶのは矛盾だらけの世間と自分が苦しいから孤独の餌食になって解放されない いのちはゴミ箱を漁っても出て来ないだけど案外植木鉢の横に落ちてたりするかも知れない必死で探してた鍵がふと 見つかるのと同じようにその程度の他愛もない いのち...
梅雨明けの 街に差し込む 光かなあの娘の笑顔 白き夏シャツ 庵祖兄梅雨が明けて、それまでの鬱屈とした気持ちが、多少は軽くなってきました。 オリンピックという、スポーツ競技の国際大会の集中開催なだけのことを、「絶対に行わなければならないもの」 として現在のパンデミック状態の日本で行うということの愚行に対して、気持ちが重たいけれど、、、 買い物に出た帰りに見かけたたあの娘。 何の営業廻りかはわからない...
左から そして右から 蝉の音が頭に響く うだる夏 庵祖兄昨日は、大阪市内の最高温度が38.9度を記録した。 埼玉だとか高知だとかの名だたる暑さの場所を越えて、大阪の、それも市内が、この日の日本一気温が高い場所になった。 大阪市内は観測史上2番目の暑さだったけれど、1番を記録したのは1994年8月8日の39.1度。 阪神大震災が起こる前年で、家で飼っていた猫2匹が暑さで風呂場で寝ていた。 で、そん...
降りしきる 雨の激しさ 蝉の声しがみ付く夜 電柱の 庵祖兄何度も豪雨とも呼べる雨が続いた。 いい加減にしてくれよ! そう、叫びたいくらいの雨だ。 お盆の間、その前後に、こんなに雨が続くなんて記憶に無い。 洗濯ものが貯まるいっぽうだし、なんだかカビっぽい。 それに第一、長い間、直射日光を見ていない。 鬱傾向というか、鬱気味、というか、、、 ハッキリと鬱だということを自認できる。 そんな時、雨音に混...
1日分の 悲しみが今日も 胸につかえてるわたしはそれを無理に 飲み込んで1日を ようよう終える1日分の 悲しみが今日も 心を傷つけるわたしはそれを放置して1日を ようよう終える1日分の 悲しみが何十日にも何千日にも重なって深い深い 悲しみと深い深い傷口が癒される間もなくまた新たな1日分の悲しみと傷口とを背負う...
私が 空になれたならたとえ あなたがどんな世界の隅にいようとこの青をあなたの上に広げよう私が 海になれたならあなたがよく 眠れるようにさざ波立ててゆりかごのようにあなたを揺らそう私が 花になれたならどれだけ踏みつけられてもあなただけを 見つめよう私が 風になれたならあなたの辛さを皆北風に乗せて 遠くへ飛ばそう私が 星になれたなら思い切り きらめいてあなたの心の闇を 癒やそう私が 空になれたなら私が...
空の青が一瞬一瞬表情を変える海の呼吸が聞こえる風の香りが鼻腔を 抜ける水は 冷たく透き通り草は 南へ北へ揺れている万物は生きている死者たちを万物は 優しく 包みやがては自然の一端となってひとも また産まれ直す日が昇り日が沈むように四季の色が街を 彩るように全ては繰り返し繰り返し飽くこともなく万物は死んでは また産まれ直す繰り返し繰り返し人生も この自然も死んでは また産まれ直す飽くこともなく繰り返...
カフェオレ 二杯注いで寝ぼけまなこ からかって朝のトピックス 話咲かせてシュガートースト 少しかじって ルーティーン 笑みながら冷たい椅子 泣いちゃって…
無名な私の 魂はどこに行ったら救われる?無名な私は看守に言われる通り行進をする囚人たちのように毎日の 懲役のためだけに無感動に行進してる無名な私の家に表札はないだって 私には名前がないのだから名前を持たない私はいつも 孤独の闇に 埋もれてしまうからだから誰にも 気づかれない無名な私は母の亡骸 引き連れて自分も 亡骸になる日をひたすら夢見て 待つしかない無名な私はそんな夢にさえ 光を見る本物の きら...
絶望と共に 生きる絶望の中で生きる絶望の風は冷たいけれど私の 心の目を覚ましてくれる自分の負った傷を容赦なく えぐり出し絶望の水に 晒す絶望の水は 冷たいけれど傷の治りは 早い闇闇深い闇の中にもう光は差し込まないかも知れないならば闇の中に 漏れて来る地上からの灯りで生きればいい希望というのは傷の上に バンソウコウを貼りつけるようなもの希望にしがみついていると叶わないときの悲しみのほうが 大きくなる...
日がな一日死を 見つめながら生きている食器を洗いながら流した水に死を 見つめて掃除機をかけながら舞う 塵に死を 見つめて真冬の澄んだ空に死を 見つめて足元の草に死を 見つめてカチコチ カチコチ静寂の中で時が刻まれる音を聞きながら1秒1秒に死を 見つめていつでもどんな物にも死を見つめてばかりいる楽へ通じる道がすぐ近くに見えるのに怖くてとても 踏み出せないの囚われや執着を捨てきれず今宵も死という名の美...
起き抜けの交差点に吹くライトな風が昨日までの土砂降りを連れ去る 待ち人はもうここに居ないけれど同じ空の下 坂道転がるように笑う 首を絞めていたのは僕自身…
どこに行ってもいくら待っても何の答えもやって来ない正解な人生 なんてどこにもある訳がない答えは 自分で掴みに行くんだよそして得た答えを皆が間違っていると嘲笑し馬鹿にされたとしても自分の手で掴んだ答えは揺らがないあなたの答えと私の答えはきっと 違うだけど どこかに接点はあるそれだけで十分答えはなかなか掴めないどの扉を開けても皆 もっともらしく聞こえるだけだったりどの道を歩いても何だかきちんと舗装され...
「幻の少年」400年前の相州藤沢の野辺に独りの乞食少年が昼寝をしているボロ布をまとい畦道に生える雑草や野菜くずを拾って煮て食べている森の岩陰や捨てられた炭焼き小屋などをねぐらにしていた働かないいつも一人空想に耽り菜の花畑の端っこで鼻風船を膨らまして気持ちよく昼寝をしている村の古老が人並みの生活を与えてやろうと田んぼの水回りの補修仕事などにこの少年を呼んでは手伝わせるのだがいつも まったく仕事にな...
「紅薔薇の恋文」 とほるときこどものをりて薔薇の門 ( 大野 林火 )和歌三首 紅薔薇の花弁に恋文よむごとく 見つめる女の心に住む人 年月を鳥声きいて振り返る 吾を導きし無数の地蔵尊 脱力の令和の御世の猫あまた 歌に酔いては酒こぼしつつ俳句七句 眼をとじて砂金のごとく五月の風 朝凪の気界に溺れ鳥とよむ 沁みるような艶と遊びし夏の宵 朝涼や甘き吐息をまたさが...
「白薔薇の静かな炎」 恋しきにわびて魂まどひなば むなしき骸の名にやのこらん (古今和歌集・571・不知詠人)和歌三首 ちはやぶるイザナミ美笑の薔薇園に 愛の不滅を知れる人々 麗人の静けき光にたへかねて 花園を出る我の寂しさ 喰うて喰うて喰うて自我の窮地を知る御代に 大悲語れる薔薇のうるわし俳句七句 静かなる炎を秘して薔薇の散る 薔薇ぬれる老女の記憶よむご...
「掌をひらく」掌をひらく砂をこぼす頭上30センチに明滅する短絡な回路考えたくない偏っていく価値を社会正義と呼ばれる目的なき闘争を私は考えたくない掌をひらく砂をこぼす全ての命令が懇願に変わり全ての懇願が その言葉の主へと向かえばいいのだ目的はどこに大宇宙の眼差しはどこに掌をひらく砂をこぼす縄文のシャーマンの魂は今も私たちの愚鈍を凝視している満たされているのに魂をやせ細らせてゆく私たちの醜さを掌をひ...
広い視界を持つあなたの 海は藻屑さえ 見落とさない零さないあなたにとっては色とりどりの魚も海の藻屑も等しき生きもの差し出すその手に違いは ない数多の藻屑が海を青くしていることをあなたは ちゃんと知っているだから私が いつか海の藻屑と消えて世界中の人が誰も 気づかなくてもあなたの 記憶という海にだけはその生きた証を 残してゆける深い眠りに 沈んでゆけるそうして やがて私も海の青の ひと色になれるあな...
なぜ 生きるのか空を 仰いで無意味とわかりきった問いを つづけるなぜ 生きるのかその答えは ないけれどなぜ と問わずにいられないなぜ 苦しむのかなぜ 悲しむのか答えがないと 納得がいかなくてそれでも絶望の彼方にもし 光を見つけられたならそれほど確かなものはない絶望の彼方に放つ光を 探して絶望の彼方にあなたを 見つめて絶望の彼方に生まれ直した自分を 見つけて途方もない絶望の彼方に力を ふりしぼってこ...
嗚咽の冬に埋もれてごうごうと泣く泣けるときはごうごうと荒海の岩を叩きつける波しぶきのように泣く葬られた死者たちの海に骨と一緒に沈んでく船は 左に3回まわって去って行く号泣の先に 見えるのは絶望の 冬景色と孤独の寒空嗚咽の冬に埋もれてごうごうと泣く泣けるときはごうごうと幼子のように声上げてどこまでも 泣く遠くまで 泣く空に届くまで 泣く嗚咽の冬に埋もれてごうごうと泣く泣けるときはごうごうと...
昔作った詩と、最近の詩
俳句を毎日アップしていきます。よろしくお願いします。
現代短歌とエッセイ
子どもも大人も楽しめる童謡や詩を。時には切ないさびしい気持ちの詩や童謡を、素直な気持ちで前向きに。
季節の写真と吹く風にしみる心の俳句を掲載します
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
詩を書いていきます(´,,•ω•,,)
俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。