昔作った詩と、最近の詩
呼吸を止めた朝空はいつも通り笑ってる ほんの少しの隙間風あれは錯覚なんかじゃなかった 手を伸ばしても もう届かない君との距離は生と死のよう 姿 形 影さ…
苦しいときは苦しみに 喘ぐだけの時間が欲しい悲しいときは悲しみに暮れるだけの時間が欲しい現実が余りにも 厳しくて苦しむ いとまさえ与えてはくれない周囲の人からは「がんばれ(苦しめ)!」と言われるがんばっているじゃない?さんざん苦しんでいるじゃない?お願いどうか蝉が羽化するだけの 時間を小鳥がねぐらに帰るだけの 時間を私に 与えてその時間だけ苦しみに 耽るから...
冬の夜空を見上げて ひとりコーヒーカップを傾けて ひとり煙草のけむりをくゆらせて ひとり心配の雪がはらはらと 舞い落ちるそんな雪を 身にまとってひとり見えない春を 見つめてひとり...
1999年11月10日水ようび はれおかあさんが死にましたおかあさんはわたしに いぞんというおおきなかたみを のこしました1999年11月10日水ようび はれおかあさんが死にましたぎいぎいというはげしいおとを立てて 呼吸してくるしみぬいて 死にましたおいしゃさんが「ご臨終です」とじむてきに言いました。おかあさんのきいろい体はすぐにつめたくなっていきました1999年11月10日水ようび はれおかあさ...
冬が これだけ長いなら私は ずうっと沈んでいたい茜の夕陽と 連れ立ってただ ただずうっと 沈んでいたい私にもまだ愛する力が残っているか人の心が残っているか胸の痛みを 押さえるように夜露に触れて 確かめながらむき出しの本能もそのままにただ ただずうっと沈んでいたい長い長い 冬の中で人 でなくヒト に成り下がってしまわぬように茜の夕陽と 連れ立ってただ ただずうっと沈んでいたい...
いつか あなたの瞳から溢れ出た わたし という雫はあなたから離れてもどこへ流れても決してあなたを 忘れずにいてあなたの心を浄化するわたしが雨の水になって道を叩いてもわたしが山の湧き水となって人々の咽喉を 潤してもわたしはあなたを 忘れないわたしが川の水になって上流から下流へ下流へと流されて大海へ出てもわたしは あなたを 忘れないどんな大海の一滴になるよりもあなたの瞳に返りたいいつか いつかきっと ...
ギンギンと 刺す日差しに 夏バテの僕の猫 もやしの様に 伸びきって ピクリともしない 名前を呼んでも返事なし ご飯の合図に薄目で返事! 暑いのは 解るけど 君のその毛皮の服も なんとかならないかい ? 君さえ良かったら 夏服を 着せてあげたいのだが・・・(冗談 笑) 「こっにゃーろう(怒) 」・・・ 君の勝手さ。 【工事不要】 アイリスオーヤマ ポータブル クーラー エアコン 冷風機 ~7畳 2021年モデル 除湿 換気 内部洗浄機能 IPP-2221G-W アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA) Amazon 【工事不要】 CORONA(コロナ) ウインドエアコン (冷房専用タイプ) 液…
今週のお題「住みたい場所」 早寝早起きの日々の中、景色に老いが滲み出る頃 冬が忍び足でやってきます。 「陽だまりに抱えられ、ほらっ」 野良猫の奴も遠慮なしのうたたねです。 誰も歓迎せず、―いいえ、皆に受け入れられているのですね。 ・・・そっと、忍び足で、近づいて。 ―分かっているのです。でも気づいたら、ねっ。 「陽だまりに抱えられ、ほらっ」 野良猫の奴も遠慮なしのうたたねです。 縁側でお茶碗の温もりを感じながら 一人、手櫛で白髪を整えます。 ―いいじゃないですか、 野良猫の奴も今日はそっとしてやりましょう。 にほんブログ村 詩・ポエムランキング 【Amazon.co.jp限定】コカ・コーラ 綾…
遠い国の夢を見ました・・・ 目が覚めると 一つの部屋にいました・・・そこは 空色の壁で 純白なベットに 横になっていました 窓からは 海風が届き 空もまた 澄んでいました 部屋には 別れ話をした カップルの余韻が かすかに漂い 外から聞こえる 聞き慣れない外国語に 濁されていました 恋に散った私は 同情と戸惑いの 妙なバランスに支えられて まずは 部屋と外の景色の 色の違いから 探すことにしました すると私は 入り口の靴棚に 赤いハイヒールを見つけ その瞬間に 全ての空色は 弾けて 消えていきました・・・ 遠い国の夢を見ました・・・ 目が覚めると 私は部屋にいました・・・そこは 悲しみと理性の…
毒母だったお母さんの毒が体中にまわってわたしは いつしか孤独病に陥った誰も わたしに気づかないわたしは 誰にも愛されないそんな毒に侵されて一生治る見込みはないそんなことはないんだよちゃんとわたしを愛してくれる人はいるんだよそれがわかっているのに毒母の毒は猛毒で「否定」や「分裂」ばかりがわたしの心を支配して体中を侵していくつらいその理性がある限り誰もわたしを助けてはくれない...
2010年10月25日発行のイタリア語学習メルマガ第58号「詩、『大切なのは種をまくこと』、ペルージャのチョコレート祭り」を、かつて掲載していたYaho...
指の間からしきりに零れる時の砂初夏の風は十分 優しいはずなのにひび割れるこの両手どこか遠くへ行ったきりいつまで待っても帰って来ない私の心心を失くしてただ うろうろと彷徨うだけの 私のこの身...
石柱をぐるぐると回って僕らは平原に飛び出した帰らぬ友を思い 空に願いを描き夏草揺らすハヤテを追って走った夏を疾走する生きものと同じで太陽に操られていると思えた何もかもが僕らの胸にしまってあった何かで夏は内から流行病のようにやってきた狂い鳴く蝉のように限りある時を歌い夕べにはアスファルトに転がったその骸は濡れた君のシューズのように重く僕の手紙のように黒くにじんで書けない文字を煙突は吐き出した僕らは思...
死者たちの血肉を 塗り固めて道路ができる死者たちの骨を 粉々にしてビルができる人は禁断の木の実を食べつづけるそして罪が 生まれるその報いを生者は 受けつづける生者はそれに気づくことなく禁断の木の実を食べつづけるこの足の下に眠る死者の魂を踏みつけながら人は 生きている死者の魂を踏みつけながら生きている...
生きるのを全部やめることはしないからこの人生を投げ出すことはしないからせめて ほんの少しの間だけ生きるのを休ませてせめて この闇空が明けるまでせめて この1本の煙草が燃え尽きるまでせめて この降りしきる雨があがるまで生きるのを休ませて人生を休業させて...
なんか書いたなあ・・こんなタイトルの記事・・・と思って見てみたら、同じタイトルで去年アップしてました。言いたいことは一緒だけど、表現はちょっと違うので改めてアップします。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー寄り添うそれはきっと相手の苦しみを自分も 一緒に 背負うこと寄り添うそれはきっと半分までいかなくとも三分の一でも十分の一でも相手の悲しみを自分も一緒に引き受けること豪雨の中ずぶ濡れの...
自分の心さえ思うままにはならないけれどわたしは 知りたいあなたの 心をあなたの心の大事なものをその優しさの裏であなたは きっとこの土砂降りの雨のように泣くのでしょう?その柔和な笑顔の裏であなたは きっと全ての生きものが眠る真冬のように苦しむのでしょう?時折遠い目をするあなたには一体どんな景色が映っているの?わたしは 見たいあなたのその目に映る 景色をもしもあなたが 悲しいのならわたしも一緒に 悲し...
文字と文字の行間のごとく時間と時間の不連続のごとく現実から空想へ続く論理を飛躍していたるところに橋と断崖と暗黒を見る現実はいつも向こう側、 ここではないどこかここと同じように時が過ぎ分かれた肉片が散らばるきみはここではない場所で声を上げている自らの手を伸ばし目を瞑り自己を探っている現実の相の鮮やかさと深さをここではないどこかで僕はきみと出会いきみは幼くして逝った正と負が拮抗するこの心吹き荒れる...
みんな忙しいのね予定でいっぱい私の予定なんてシステム手帳を持つ必要もない覚えていられる程度の予定一日の長さは忙しい人もそうでない人も同じはずでも 忙しい人は時間がすぐに経つのでしょうそうでない私の一日は長いまるで何の味もしないゆでただけの麺をすすっているみたいなそんな長さまるで何の快感もないセックスをつづけてるみたいなそんな長さ今月のカレンダーに丸がたった三つ今日も 自己主張してる...
韓国ドラマ「ごはんにお願い」を見ながら…。
大型連休が始まりましたが…。
統一地方選前半戦の道府県議選・政令市議選。日本共産党は大きく議席を減らしましたが・・・
坂本龍一さん逝く。ご冥福を祈ります。
今日は春霞は。桜の花も、なんだか、、ぼんやりと見えます
県議選・市議選が告示されても、街は静かなまま。まさに暗闇選挙です。
統一地方選の道府県議選・政令市議選が告示されました
紅白に咲き分けている花。どうしてこうなるのか不思議です。
いろは歌の作者はいったい誰なのでしょうか
つぎつぎと広がりゆく、噂話の恐ろしさ
WBC日本の優勝を心から祝福します。
捜し歩いているのですが、いまだに出会えません
横文字言葉が増えて、ついて行かれません
今日は、喉の治療の経過観察の診察日。笹が瀬川の土手では…。
一仕事終えると、甘いものについつい手が出てしまう今日この頃です。
いつかきみを連れて行くよリリーの花咲くポアレの道にゆるやかに道は登り小麦の穂のさざ波が奏でる丘の向こうに一匹の老犬を連れてゆっくりと空よりも青い海原と滑らかに白い港町へ道草しながら歩いて行こう時間をかけて歩いて行こういつかきみと夜を明かそう焚き火のそばでギターを弾いてときに火の周りを踊ってみよう月の刃に裂かれぬようにまあるく手をつないだ輪舞はくるりくるりと風車のようにひらりひらりと国旗のように星の...
国が とうとう狂った戦争でB29が空から降ってきているのに空襲警報が発令されているのに世界の祭りをやろうという狂った国の下で国民も 狂い出すコロナコロナコロナが怖いワクチンワクチンと万能薬でも手にするかのようにワクチンに殺到している何が真実か何が事実かそれを見極める目を持ってウイルスが梅雨空を 舞うけれどそれは今に始まったことじゃない人はウイルスと共に生きて来たのウイルスが梅雨空を 舞うこれからも新...
自らの「症状」に振り回されて不安の虜になって眠れぬままに周囲の寝息を聞いていると余計に頭が冴えて来る「安心」を得るためならどんなことも厭わぬこの病疲れ果て朝をひたすら 待つそんなときはくだらない星占いにまで頼りたくなるひとり 狂う夜明け前...
自転車でお遍路を巡ったときに、寺ごと2回ずつ唱えていた般若心経。この漢文の内容を調べてみた。この世界は「空」である。自分を含めた全ての物質、この感覚さえも幻想みたいなものだという。そんな訳はない!手に取ったコップは硬いし、水も入る。勝手に消えたり現れたりし
時は戻らないかもしれないけれど未来へ続くきみとの約束はいつも懐かしい何をしていても何処をさ迷っていても世界も、時も、未来へと向かっている僕らが描こうとした場所へきみが求めた時間へ沈黙のまま時は進んでいる出会えた今日にただ「ありがとう!」といつか、そう言えるように心でそっとつぶやくよきみには聞こえているだろうけどぼくが隠した弱音もきみは帰ってこないかもしれないけれど過去のきみが今日の僕を支えていて明...
あなたがいなくなったなら屋根に上って見送るわたしは初夏の空を見上げるわたしは積乱雲に想い躍らせあなたの気持ちを推し量るでしょう「わたしがいなくなったなら黄色のパステルをどうぞ海へと投げてくださいわたしのこころを」ああ、そうともきみは黄色の魔術師だった小皿の水が空っぽになって餌が殻の山になったなら空いた窓から木を見上げ風をいっぱいに吸い込んで体に流れる気流になって肩甲骨に風を感じてさよならを告げるの...
静かに寄せくる波の手と心に寄せる潮騒の忘れもしない夏の日は砕けた鏡もきらきらと見渡す限りの波模様文を運ぶ風の郵便は屋根の上をくるくると坂の道をひらひらと空へ誘われ舞い上がる海へ誘われ流れ飛ぶ夏の陽炎はここそこに過ぎて戻って失われ泣いて笑って洗われてきみの時は止まったままでわたしの時は流れるばかり空に浮かぶは雲ひとつ瞼に浮かぶは笑みひとつ至る歳月の時雨どき見返す浜は夏の幽玄(ゆめ) 廻る季節は夏の羽...
昔作った詩と、最近の詩
俳句を毎日アップしていきます。よろしくお願いします。
現代短歌とエッセイ
子どもも大人も楽しめる童謡や詩を。時には切ないさびしい気持ちの詩や童謡を、素直な気持ちで前向きに。
季節の写真と吹く風にしみる心の俳句を掲載します
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
詩を書いていきます(´,,•ω•,,)
俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。