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言の葉綴り

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言の葉綴り
テーマ名
言の葉綴り
テーマの詳細
大切な人へ、遠くの誰かへ、 大きな声で叫びたいこと、 小さな小さな呟きや、 伝えたいのに伝えられない想い、 心の赴くままに 生まれてきた 言の葉。 どんな姿も、あなたです。 ここに綴ってみて下さい。
テーマ投稿数
15,087件
参加メンバー
369人

言の葉綴りの記事

2020年04月 (1件〜50件)

  • #職場 人間関係
  • #朗読
  • 2020/04/30 02:48
    わたしも連れてって

    時の流れは のそりのそりと かたつむりのようだったり 一瞬でとどく ひかりのようだったりする 静まりかえった休日の路地に カラッと乾いた風が吹く 各駅停車に乗り換えたように 毎日はゆるやかに過ぎて行く 朝早くから 早口で言葉を折りたたむように鳴く鳥の声がする いろんな声音でとにかく賑やかだ 玄関先を掃く手が止まる ああ これは昔聞いたことがあるよ あたまの中でシュンッと音がする 高速で時の糸…

  • 2020/04/29 19:52
    当たり前のが当たり前じゃなくなる時 Utakoの詩33

    〜ねえ〜 ねえ知ってる?打ち寄せる波は必ず戻ってくるの? ねぇ知ってる?打ち寄せる波は突然鎮まる時がある ねぇ波が二度とは戻って来ないと不安になることは無い? ※静まり返った凪の中一瞬すべての音が消えるそれはまるで時が止まってしまったかのよう Ah知ってるわその時は大きく息を吸い祈るのよ Ah 知ってるわそして全てを吐き出して願うの ※小さな小石を踏みつける音まで拾ってしまうそんな人 波にさらわれて音を立てる小石なんだから ねえ知ってる?打ち寄せる波は必ず戻ってくるの? ねえ知ってる?待ちわびていても信じ続ける意味を ねぇ知ってる?小石は波にさらわれていつか砂になる こんばんは。Utakoです…

  • 2020/04/28 18:27
    面白がってみてればいい。Utakoの詩32

    〜しるし〜 長い人生の中でいくつもの印をつけた遠くから眺めて想いにふける 泣き顔や笑い顔困った顔にスネた顔 もっと思い切りはしゃいでも良かったね 歩いている時には気付かなかったもの通り過ぎたあとに見つかることあるよね 出来ればいつも笑っていたいいつも笑ってほしいそんな想いで だけれど空の景色が変わるように移り変わるものだから 心配なんかしないで眺めていればいい 空が晴れるよに曇り空も晴れるから 大切のは同じ時を過ごした事 振り返れば全てが輝くその時まで こんにちは。Utakoです(^^)/ 今日、外に出てみたら昨日までよりもなんか 人が多かった気がします。(町中) 海の近くに住んでいるので、今…

  • 2020/04/28 15:05
    私の限界(再掲載)

    正義に 傷つき善意に 傷つき倫理に 傷つき公序良俗に 傷つき文明に 傷つくささやかな過ちさえ 許さない 「善良な市民」にどれだけ傷つけられてもとにかく 全てに反しないでおけば気が済むんでしょう?それだけで 私は もう限界ギリギリ...

  • 2020/04/27 17:25
    詞「狂ったように踊りたい」

        期待と不安逆転したのはいつからだろう?誰かに触発され 立ち上がってもねドアノブに手を掛けないそんな毎日さ 勇敢と臆病洗濯槽みたいにグルグル回って叱咤や…

  • 2020/04/27 12:25
    悲しかった朝に(再掲載)

    アイスコーヒーの入ったグラスを思い切り 落としてラグも床も水浸しになったぞうきんで 床を拭いていたら生きるのが 心底 つらくなった途方もない悲しみが押し寄せた元気に遊ぶ この子がよどんだ空気を 吹っ切るように走ってその悲しみを風に乗せて 飛ばしてくれた...

  • 2020/04/26 17:05
    詞「午後3時の逃避行」

        微弱な電波で私を吸って濃厚な蜜のように掬い上げて 夕陽が傾くまで私を愛でて無制限より淫らになれるでしょ? あなたの蕾 膨らみに鼓舞私の中を泳いでいいの…

  • 2020/04/25 11:34
    ひとを愛せる力(再掲載)

    自分にも まだひとを愛せる心が残っていたことに この胸を 撫でおろすだって私は老人たちの 濁った瞳の奥に澄んだ心根や古い書物が積み上げられたような 歴史や何十年も流して来た 汗や涙を見ることができたからそれは 何より愛おしく私の心を掴んで 離さなかったからブルーグレーに 白んで行く夜明け前の 空の向こうに彼らの いのちたちが 見えたから...

  • 2020/04/24 17:04
    詞「かくれんぼ」

       もういいよかくれんぼは終わりにしようもう降参だからさお願い 出て来ておくれよ そりゃロクに探し当てられないし上手く隠れることも出来ない絵に描いたようなつ…

  • 2020/04/24 17:04
    詞「コウシン」

       「時間(とき)はいつか止まるもの」と微睡みに君が教えてくれた 深い眠りから覚めるのを待ち続ける僕は間違いなんだろうね 「いつか」が訪れるのはいつ?カーテ…

  • ブログみるブログリーダーアプリ「ブログみる」が超便利な件 - ななみんの、40代からがんばるダイエット日記
  • 2020/04/24 12:21
    「生きたい」の中身

    「生きたい」の中身それは私には わからないだけどきっと「生きたい」と思ってる人はたくさんいるんでしょうだから 想像してみる「生きたい」=充実だったり「生きたい」=家族だったり「生きたい」=夢だったり「生きたい」=幸せだったりそんなカンジなのかなあと私には無縁のものばかりで使い慣れない言葉ばかりでどれも虚構の世界のようで死ぬのが怖いと言う人がいるけれど私には生きることのほうがずっと怖いまた昨日と変わ...

  • 2020/04/23 23:51
  • 2020/04/23 23:51
  • 2020/04/23 14:30
    感覚を大切に生きて行く うたこ27

    水面に映る 白い月 ゆっくりとした 呼吸音オブラート 薄い膜 深碧の永遠地球の鼓動 波打つ様に 静かに ざわめきあなたの表面を覆い それに反響するただ感じて ただ感じてそれは偽りの無い あなた自身の感覚答えはない けれど真実フィルターはいらない 何も通さないダイレクトに受けて 小さな振動まで あなたのもの答え合わせなど 必要ない全てが真実 今この瞬間 感じた あなただけのもの覚えていて そのfeel 偽らず そのままで考えずに 感じてもっと 広がる 無限の、feel こんにちは。Utakoです。 今日から私は日常生活です。 色々気をつけながら生活します🤗みなさんと一緒に頑張っておとなしく。 月…

  • 2020/04/23 11:39
    病み疲れて(再掲載)

    病み疲れて 春の空また今日が始まるなんて何と 残酷な仕打ちだろうほぼ 無意識のままで朝の支度をしている自分をスプリッティングした 夜の自分が 忌々し気に 見つめてる...

  • 2020/04/23 08:40
    知りたいことは山ほどある

    季節がぐるりと巡って 誕生日がやってきた 早起きをして お味噌汁をつくる 日付変更線を越えてすぐメールをくれたあなたに ありがとう これからもよろしくねって 朝ごはんをつくろう 相変わらず わたしが突っ込みであなたはボケてね これからもふたり たくさん笑おう ジェスチャーゲームして笑おう 今できることをひたすらがんばります 毎朝 手を合わせて神さまに誓う 過去でもなく未来でもなく 今に暮らす…

  • 2020/04/22 18:11
    行きたいところへ連れて行ってもらおう うたこ25

    〜風に乗って〜 南に向かって 帆をふくらます どんなに強い風が 来ても 捉えて(とらえて)みせるそう、風向きが 変わったとしても どんなに強くても 右に行こうか 左に行こうかどちらでも構わない しっかりと舵を切る大海原に出て 風に乗る 進みたい方へ 行きたい方へ突然大波が来ても その時は受け身 抗わず(あらがわず)に任せて力は緩める 風の力を取り込んで 行けるところまで 思いもしなかった方へ計画なんてない それがいい 願うだけ あとは信じて 波に乗れ こんにちはUtakoです。 伊東の海にいます。 車でブーンて来ました。 ここはもともと人が少ないけど。 なんか、湘南の海の人の集まり方が尋常じゃ…

  • 2020/04/22 11:34
    「死にたい」の中身

    「死にたい」という言葉の中にはいろんな意味が 隠れてる死にたい=苦しいだったり死にたい=愛してだったり死にたい=認めてだったり死にたい=たすけてだったり死にたい=金ないだったりいろんな「死にたい」がこの世の中に 溢れてるときに私もこの言葉のとりこになるけど実行してはいけないよそう自らに言って聞かせて煙草のけむりくゆらせる...

  • 2020/04/20 17:41
  • 2020/04/20 02:38
    瞳を開けたままみる夢

    通りの東と西 どちらの先にも見透かせば海が見える そんな漁師町の片隅で彼女は眠っている Webフォトから 一年前に訪れた旅の写真が届いた 方々を巡った果てに 念願だった彼女が生まれ育った町に辿り着いた 吹き荒れた雨風が止んで ふしぎなくらい静かだった 潮の香りが通りにあふれている 彼女が愛した街を歩き かつて生家の在った本屋を訪ね 奥まった彼女の部屋の前でしばらく佇んだ 記念館で生い立ちを ひ…

  • 2020/04/19 01:26
    こどもの時間

    「うごいているよ!」 ちびからのメールには 器のなか ぷくぷくあぶくを出してるシジミの動画 (今夜はシジミのお味噌汁だな) 撮っているちびの影と みつめているちびの息づかい 受取りながら いっしょに眺める 「生きているんだねぇ」と、送れば 「そう!」と、生きのいい返事 昨夜は 大量な採れたてのワカメを グッとつかんで お湯のなかに入れてみる 一瞬に鮮やかな緑に変わるのを ちびに見せてやりたかっ…

  • 2020/04/18 11:34
    季節のままに

    春が来たら色とりどりの花たちや舞い散る花びらを手に受けて暖まって喜んで夏が来たらぎらぎら太陽に照らされてじりじり肌を焼かれては汗を滴らせて体も心も全部解放させて秋が来たら一枚一枚黙って落ちる木の葉にジャケットをまた着なくちゃならないことに憂いて冬が来たら街中のグレーな冷たさと澄んだ空の青を仰いでただ震えて暖かくても暑くても涼しくても寒くてもただ 季節のままに巡る時のままにいられたらただ 揺れるまま...

  • 2020/04/17 23:08
    美しい星

    11光年先に 地球そっくりの星があるらしい  大きさもほぼ 気温もだいたい 生命体が居るのなら どんな暮らしをしているのかな ソチラもコチラに気づいてるのかな 住み心地はいかが?なんて 興味津々 ドキドキワクワク そっとコチラを窺ってるかな 毎日空を視ていると  雲の隙間を抜けてって コチラを覗いてみたくなる 地球儀まわして眺めるみたいに だれのものでもない地球に 間借りのはずが 線を引いて陣…

  • 2020/04/17 11:11
    誕生の悲しみ

    お母さんのおなかの中にいるときに私は 感じていたんだよお母さんの悲しみをお母さんの苦しみをその心臓の鼓動の速さやあまり巡って来ない血からお母さんがそんなに苦しいのならもしかしたら私は産まれることができないそう思っていたんだよだからお母さんのおなかの中の生ぬるいお水の中でゆらりゆらりと揺れながら私も どこか怖かっただけどお母さんは私を 命がけで産んでくれた嬉しかったでも世界が怖かったお母さん私が大人...

  • 2020/04/16 06:54
    母のふところ

    小さい方の娘が  ひととき わたしのふところにもぐり込んで また フィールドへもどって行った 見送る道すがら  前をじっと見つめながら 至極自然に 両の手でわたしの手を包んだ そして  ああ この手だ…と 言った こう見えてわたしは照れ屋だから むかしは するりと逃げてしまったけれど 今はもう 後に悔やんでしまうこと知っている 離さなかった ずっと 離せなかった ずっと それが あなたの救い…

  • #Ameba Brog
  • 2020/04/15 11:17
    路地裏人生

    この世に産まれ落ちた猫は母猫の乳を飲んでその味を知って強くなって日の光を浴びて成長するそんな当たり前のことを当たり前に経験するのだろうと何も疑わなかったけれど私はそんな当たり前のライフサイクルからも取り残されてただ母猫の乳を求めて飢える路地裏の野良猫でしかなくなったやり直しのきかない人生なんてない?いや やり直しのきかない人生もあるんだよ路地裏の世界しか知らない野良猫は何年経っても母猫の乳を求めて...

  • 2020/04/13 18:00
    痛み分け

    春の嵐に 桜は雪のように舞った むかし 桜が散っていくさまに「あぁ」と思わず漏れた声から 「あわれ…哀れ」という言葉が生まれたらしい 桜はほろほろと流されて 連れていかれてしまった 嵐になる前に 玄関先の樹を刈り込んでよかった 葉の申し送りで これもまた雪のように落ちてしまう 斜交いの奥さんが玄関先をまいにち掃かれるので ずっと 風待ちをねらっていた 緑若い葉を刈りたくはなかったので 「今年…

  • 2020/04/12 11:43
    過去をむさぼる(再掲載)

    昭和の頃の 喫茶店ピアノが置かれた ジャズ喫茶煙草の煙 くゆらせて何時間 あなたと過ごしたことだろうあの店も あなたも消えた この世から時計の針が ぐるぐると猛スピードで 周る今目眩 起こして 右往左往私ひとり 時のうねりに 呑まれてくふらふら闇に 堕ちながら古いパソコン いじっては昭和の片鱗 物色しひとりで あの頃 むさぼっている過去を生きても 仕方がないとわかっていても 明日見えずむさぼること...

  • 2020/04/12 07:46
    お薬をもらいに

    服の袖越しにボタンを押した エレベーターのドアが開いたとき  一瞬 足が前に出なかった からっぽの待合室  長く降りたブラインドが風によじれていた いつもにこやかな受付の方は 奥の方 三人くらい団子になっている おびえた瞳で (エタノールを押して)と身振り手振り 診察はスルーになって先生には逢えなかった 希望の数だけでつくられた処方箋をいただいた いつも穏やかなおじいちゃん先生に わたしは…

  • 2020/04/11 11:41
    自分の腹に消えていくだけの物を

    買い物しながらいつも思うのはただ私の腹にすぐ消える物を買うなんてとても勿体ない気がしてそんな物にお金を使いたくないということだけど空腹 という生理的欲求は何か食らいたいと叫ぶんだ私の意志より遥かに大きな声で叫ぶんだ何か食らいたいとうるさいうるさい黙れ黙れ黙れと叱っても何か食らいたい食らいたい食らいたいと 叫ぶのをやめないこれが生きているということなのかわからないだけど食らいたいという叫びは私の価値...

  • 2020/04/10 11:53
    毎日が命日

    私にとっては緊急事態だろうが祭りだろうが休日だろうが平日だろうがいつでも 同じさ私には毎日が命日なのさ死を常に見つめ自分のendに恋い焦がれる大好きなみんなの元へ行きたくて生と死の彼岸の川の川べりで積み石をしてあそぶ私には毎日が命日なのさ...

  • 2020/04/10 06:15
    風のゆくえを追っていく

    公園がにぎやかだ  なんだかとてもはずんでいる 聞き流そうとして 二度見した もうとっくに公園を卒業してしまった男子達が 声変りをした声で ちいさな子供たちを束ねている ちびっこギャングたちは 少し戸惑いながら けれど嬉しそうにうなずいて そのうしろを追いかけていく あれ? これはかつての…縦のつながり 最近は回顧ドラマでしか見られない光景 これは夢?  新しいゲームが始まっている 娘たちが幼…

  • 2020/04/09 11:46
    葉が揺れるだけの不安なのに

    葉が揺れるだけの些末な不安が雲が流れるだけの些細な心配がこの脳裏をかすめるだけで私の心臓は早鐘を打つ横たわるとザン ザンと濁流みたいな血の音が私の鼓膜に激しく響く見慣れているはずの天井もいつもと同じ時計の音も目につく物全てが私の不安を かき立てる急いで流れる血の音と急いで流れる今日一日とああ一体いつまで私は 私をやらなくてはいけないの?そう白んだ空に 問いかける...

  • 2020/04/08 08:26
    スーパームーン

    「階段の灯り またつけっぱなしだよ。」 「あっ ごめん。」 あなたは思わず謝るけれど いつだったかな  わたしが暗がりで 階段でつまずくんじゃないかって消せないって それからわたし こたつがつけっぱなしでも ホットカーペットがつけっぱなしでも そうか そうか って なんにも言わないことにしたんだ なにもかも 一辺倒に量れないなって う~ん…?って 思う時もあるけど あなたはあんまり 言い訳をす…

  • 2020/04/07 14:55
    泣けない私は病んでいる

    悲しいときにはただ涙に暮れていたいのに泣けない私は病んでいる苦しいときにはただ助けて欲しいのに助けてと言えない私は病んでいる悲しいときに泣けないと何年 何十年経っても悲しみは 癒やされない苦しいときに助けを求められないと苦しみは 深い傷となってこの胸に 幾つも幾つも刻まれては次々と 新しい血が流れる何十年分もの涙を苦しみを封じ込めて眺める桜は毎年毎年遠過ぎて花びら一枚分の春の知らせにもならなくてだ...

  • 2020/04/06 21:31
    空につぶやく

    心配ごと 眠れない時は ふとんのなか  膝を胸にくっつけて まあるくまあるくなって そう 体育座りのまんま ころがるみたいに 指のさきで くちびるにそっと触れてみる あったかい…… ほっとして そうしてちょっと眠くなる おかあさんのおなかのなか もどったようで ある日 とつぜん 地球に生まれて 大きく息を吸った それが 初めてひとりでしたこと びっくりして 泣いた なにも知らなくて ひとつひと…

  • 2020/04/06 09:16
    万物の霊長たる人として

    夜空の星 ひとつ捕まえることが できたなら私はきっと眠れるだろう野の花一輪愛でることができたなら私はきっと優しくなれるだろう猫一匹愛おしむことができたなら私はきっと穏やかに過ごせるだろうあなた一人を愛することができたなら私はきっともっと大人になれるだろう私が自分をちゃんと好きになれたなら私はきっと心安くなれるだろう万物の霊長たる人として万物の霊長たる人として...

  • 2020/04/05 11:04
    まっすぐ歩いて行けなくて

    まっすぐ歩いて行けなくてあちこちにぶつかりながらしか 歩けないそんな私を利用しているあなたたち甘く見ているようだけどあなたたちが私を利用しているのはちゃんとわかっているのよまっすぐ歩いて行けなくてあちこちにぶつかりながらしか 歩けないそんな私が 好きなんだと優しく見守ってくれる人もいるのよだからいいのまっすぐ歩けなくてもあちこちにぶつかっても転んでも立ち上がって また歩き出せば傷だらけの 私にちゃ...

  • 2020/04/05 03:54
    桜 ひらいて笑う

    桜待ちをしていた 車を走らせ 父が眠る桜下庭園へ向かう 道すがらは 桜桜桜…花の盛り 閉じこもりがちだったから 突然 眼が覚めたようだ ここにも居ますよ  わたし桜だったんですよって いつも見過ごしてしまう車窓に 次々と現れて 笑っている 山ふかく トンネルを抜けると 時間がゆっくり流れ始める 香が焚かれ 庭園はいつも美しい これ以上は無いほどに春が咲き乱れている いらっしゃい 手入れをして…

  • 2020/04/03 01:21
    別れを惜しむ

    読みかけの本に栞をはさんだまま 逝ってしまわれた方たち 続きが読めなくなることなど 思いもよらなかっただろう 今年のエイプリルフールは嘘をつく気になれなかった ずっと なにもかも錯覚で そのうち ごめんごめんって 種明かしをしてくれないかと思ってる もぅ いいじゃないか 気が済んだだろうって 視えない誰かに 言いたくなる 思いがけない人との 思いがけない別れ ただ素直に とても怖い 胸がざわ…

  • 2020/04/01 15:05
    言葉を発したくない(再掲載)

    行き違いすれ違い誤解言葉を発するといつもそうなることに堪えられなかった日キリキリ痛む胸を 押さえて見上げる空はなんで今日も青いの?と その青さにさえ苛立つ何がどれかも構わず安定剤を煽って 寝たもう言葉を 発したくない言葉を発すると 傷つくから言葉を発すると 傷つけるから一体私が何をしたっていうの?!空に向かって そう叫ぶ...

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