昔作った詩と、最近の詩
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1件〜100件
「浮気・不倫で、即離婚!」そんな選択ができる女性は、思いのほか少ないのが現状のようです。それでは、浮気・不倫をされても結婚生活を続けるのには、一体どんな理由があるのでしょう?
太陽が昇ると同時に不安が たちまち顔を出す時間は私を 置き去りに涼しい顔で 駆け抜ける冬は私を からかいながら凍ったままで 横たわるただ夜の色に 憧れてもぐらと一緒に待ちわびる時間の外で待ちわびる#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
旦那や彼氏が怪しいと「女の勘」が働いたときは、かなりの確率であなたの勘は当たっています。でも、「女の勘」だけでは、パートナーに言い寄ることはできませんよね。そんな時に、あなたならどうしますか?浮気・不倫の証拠を集めようとするでしょう。今回は
泡沫のドロップ 舌で転がせたまま近い記憶を泳ぐ 雲さえ掴めそうさ 同じ朝 同じ夜同じ涙 同じ愛 君の嘘は全部ホントだってさぼやけた世界がこんなにあたたかい…
孤独が髪に からみついて仕方ないので美容院へ行った「孤独の長さの分だけ 切ってください」と言ったらべリーショートになった髪が伸びればまた 孤独この目からしきりに零れる歴史という名の汚れた涙...
うつむいた乳房で見る 街はよく見えなくなった目を凝らして 見る 空は鳥の骨みたいに細いだけの足で見る 人はいつの日も昨日の景色死者たちの魅惑の 誘い冬模様#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
ひとたび、浮気・不倫が発覚してしまうと、本人の社会的信用はもとより家庭やパートナーとの信頼関係も崩壊の危機に直面します。経済的損失リスクも多大です。それなのに世の中から浮気・不倫が無くなる気配は一切ありませんよね!これは、いったいどういうことなのか?脳科学的に解明!
今 流行りの歌に自分の気持ちを乗せられないのはもう若くはないからかしらそれよりも昔々の歌に自分の気持ちはすぐに乗る曲と歌詞と 私の歴史とが重なる 重なるああ昔々の あの歌の 何十年でも鼓膜に 染み入るような残響よこんな昔の歌を少女の私が しきりに呼んでリピートリピートリピートパパの願いも走る坊やもなぜか 私には悲しくてこの胸の ずーっと奥をきゅっと微かに しめつける零れた涙がまだ熱い「小さな木の実...
流れる 時はわたしを 待っていてはくれない気がつくと いつも置いて行かれてわたしは古(いにしえ)の者になる8月の空に毎年 毎年大切な人たちを見て心は 余計に古へと戻る人も 車も流れ 流れて待って 待って行かないで とこの手をいくら伸ばしても置いて行かれる夏の心のままであの人たちと一緒にいたいそう思えば 思うほどわたしは 古の産物になる#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
この肉体は常に熱く火照り常に 重くのしかかり私ひとりの力では支えようもない周りを見回してみても春の暖かな 陽射しや白く輝くアスファルト道やのどかに語らう人々の姿はこの目に何ひとつ 映らない耳を そばだててみても行きかう車の音や人々の笑い声は何ひとつ 聞こえないただ灰色の霞の中ひとりきりで 漂い手さぐりしてもこの手に何ひとつ 触れない泣くほどの 悲劇でもなく笑うほどの 喜劇でもないただ ひとり とい...
輝きの日に見てた色褪せた世界線今 僕が立つ十字路 リンクする 無数の制服が駆けてく坂道をなぞって記憶に問い掛けるif戻れない道ほど青い からっぽな空 誰…
一度だけと、割り切ってセックスしたのに、あまりにも気持ちよく感じてしまって、もう一度・・・と浮気・不倫相手との関係を切れないでいるのは、なぜなのでしょう?ドーパミンという「快感のホルモン」によって「また欲しい」「もっと深く味わいたい」と思わずにいられなくなるのです。
高く広く厚く灰色の壁が目の前に立ちはだかっているそれを越す力は到底なくただ 立ち尽くす腹が膨れるまで飯をかっこむひっきりなし煙草を吸う時はただ 過ぎてゆく壁はどんな突風も豪雨もさらりとはね返しがんとして立ちはだかる仕方がないからまた飯をかっこむ煙草を吸う時は 過ぎてゆく終わらない終わらない終わらない遠く遠くーー何も見えない#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#心...
人生には山があり谷がありますよね。だれでも経験する人生の折れ線グラフ!あなたがつらくてくじけそうになった時、あなたにそっと寄り添ってくれる言葉を見つけましょう!その時の自分の状況によって心に響く言葉は変わってくるかもしれませんが、あなたにと
終わりのない 地獄終着駅も始発駅もないこの世の 砂漠気が遠くなるけれど動物の習性は私を 眠ることさえ許さずただ 歩きつづけている猫背の背中を一層丸め瘦せこけた 体から骨をむき出しにして歩きつづけている季節はまるでうわ言のように四つの景色を繰り返し太陽は 飽きもせず東から昇っては西に 沈むそんな自然の法則からもとうに しめ出しを食ってそれでも 歩きつづけているひとり 歩きつづけているただ一刻も早く墓...
流離いの朝 空は邪悪さ寝返り 打つたび 気配に微睡む 踊り疲れた君から目を離した僅か甘く囁く彼に呑まれた 僅か6月の雨が僕を旅人にさせた目的地の無い 終…
夢見の時から立ち去れない僕に降り注いだ うららかな季節万華鏡 回す 日々は 目まぐるしくふたりの時間をさらった息遣いがハミングして 体温がリンクして千年…
2010年以降、スマートフォンが普及してからSNSの利用者数も激増しています。SNSは、今ではプライベートのコミュニケーションツールとしてだけではなく、ビジネスの場にも多く用いられています。その中でも、今回は『Twitter』に注目してみた
すぐそこまで出かかっているんだけど答えが出てこないような『ど忘れ』は誰にでもあるはずです。では、この『ど忘れ』はどんな時に起きやすいのでしょうか?人の記憶というものは、ある意味都合よく出来ている様です。
パートナーの行動が怪しいと感じてから、自分なりに浮気・不倫のチェックをしてみたら、ほぼ『クロ』となることもあるかと思います。そんなあなたが、パートナーとの離婚を決心しているのでしたら、慰謝料の請求などの際に有利になるような決定的な浮気・不倫
2021年10月4日に開かれた厚生労働省の検討会において、意図しない妊娠を防ぐ「緊急避妊薬(アフターピル)」を医師の処方箋がなくても薬局で購入できるようにするかどうかについて、本格的な議論が始まりました。「緊急避妊薬」は、性行為から72時間
浮気・不倫をする最初のきっかけは、どんな場所でどんなシチュエーションなのでしょうか?アクティブな性格で、色々なことに積極的に参加するような男性は、このように出会いの場はあちこちにころがっています。浮気・不倫をする気になれば、簡単だということです。
傘を差し合うような そんな出会いだった互いを知る前に重ねた肌 溶ける気がした 二人で迎えた朝 産声に包まれた手探りの日々に 終止符を打てると笑った 同じ…
空っぽの欠片繋ぎ合わせる君は遠い未来の中 渇きさえ覚えない喉無いのも同じな僕は近い過去の中 リセットボタン 握り締めて悲哀と憂鬱と衝動を紡ぐ ありふれた…
いつか君と見た桜の音が夢に忍び込む 冬の朝破れ掛かったカレンダーは白く僕の目覚ましは沈黙を続ける いつか君と来たあたたかな日に何度も不純を投げてみるけど濁…
浮気・不倫と風俗通いはどちらが許せる?というテーマで考えてみました。「不貞行為」が慰謝料請求できるポイントですが、性的関係を持つ風俗店に1、2回行ったことが判明したというケースであれば、離婚原因としての「不貞」とは認められない可能性があります。頻度や期間もポイントになります。
あなたが 夜を望むなら私は 夕陽になって西の空に静かに沈もうあなたが 風を望むなら私は 草木になって揺れながらあなたの心を 休めようあなたが 春を望むなら私は 色とりどりの花になってあなたを楽しませようあなたが 朝を望むなら私は 陽の光になってあなたの頬を優しく 照らそうそしてあなたがもしわたし を望むなら私は このわたしのこころ全部を 綺麗に砕いて喜んで それをあなたに 差し出そう#詩#日記#ひと...
浮気・不倫は倫理上、良くないことは誰でも分かっていることです。それなのに浮気・不倫を繰り返す人はなかなかやめることができませんよね!このわけを心理学的な面から紐解いてみましょう!
何年経ってもちっとも喪が 明けなくて私はずっと喪服を着てる通勤ラッシュの行列はまるで葬列のようで皆が 急ぎ足なのに喪服の私はゆっくり歩くみんなもう自然に返って行ったのに私だけが 喪服のままで死せる者たちの魂を 引きずっている恋しくて恋しくて悲しみは 深くて深過ぎて私は喪服のままでいる喪中の心それは冷めきった珈琲のような心喪中の心それは朝か夜かの区別もつかなくなった心いつか喪が 明けたなら私は 初め...
置き去りの夏カタンと響く郵便受け眠い目を擦りながら淡い期待に身を削ぐ 「バカだね」って雑音も今はもう風鈴より遠いゴミ箱にシュートしてふてくされた顔でなだれ…
わたしは いつか景色になる子どもが描いた絵のように色とりどりの眩しい景色その一片にわたしは いつか季節になる一片の呼吸を忘れた 冬涙も暖められる 春胸おどる 夏秋の 秘め事一片のただ 一片の巡りつづける金色の 大地のその一片に呼ばないで呼ばないでわたしには もう名前がないからこの髪もこの両の手もみんな みんな柔らかな風と光に変わってく呼ばないで呼ばないでわたしは 景色その一片それは本当の 自由と永...
おねがいどうか 私を止めて私が敢えて闇のらせん階段を降りて行こうとするその背をおねがいどうか 私を叱っていのちの価値を秤にかけてその重さを比べようとするその愚かをおねがいどうか 私に教えて過去へ過去へと旅する癖のその無意味をおねがいどうか 私に教えて春の陽射しはあなたの その手のように暖かいということを花が喜び花びら広げるそのわけを風が 微笑み静かに吹いていくその行方をそして私の中にもあなたと同じ...
マヨネーズはどうしたら最後まで使い切れるのだろうそう思うのと おんなじに生きること死ぬことを考えている私にとってそれくらい生きること死ぬことは日常的で現実的で身近でいつもいつもリアリティを持っているだから疲れる今日の夕飯は何にしようかそう考えるのと おんなじに生きること死ぬことを考えている私にとって今日の献立も生死も同じ 日常#詩#日記#ひとりごと#日常日記#ポエム#人間#人生#ぼっち...
生きているのか死んだのか私の体験していることの全てはもしかして 虚構なんじゃないかと思うこの手に砂を掴むように確かなものが見当たらなくて街も 人も信頼も 愛情もこの手から さらさらと零れ落ちる悪い夢のつづきを今日もまた 見て一体何が実体なのか見当もつかないこの手に 掴んでも掴んでも頼りなくさらさら落ちる虚構の砂...
嘘ばっかの君だからさよならさえその類と思ってた誰の腕にも縋れなくなればどうせ戻ってくるんだろうねって何度目の既読スルー?本当は僕だってわかってるんだだけど…
蠢きしか知らない僕にそんな眼差しを向けないで潤いに慣れてないんだよ 道端の石ころを蹴るような軽はずみな動作ならやめて初めての感情に流される 嘘で塗り固めた…
喧騒にすっかり慣れてしまった平凡ないびつな僕の渇きを痛いくらい無垢な君の火照りが蛇口を捻るように潤す 今日のループより明日の扉に手を掛けたい指を差されても…
朝に滑り込む君の気配ああ また憂鬱な始まりだ長いファンファーレに抗うように卑猥な音を掻き立てる 優しさが罪になること僕を歪に閉じ込めること君と居なきゃ知…
絹の げんきずっと げんきだいじな げんきかわりやすいなつぞらにげんきというはれのひがつづいてくれますようにと いのるはじけるあさのひざしみたいに絹がぴょん!ととんでくるのどを ぐるぐるならしつづける私にキスを してくれるきぶんがよいのきぶんがよいのよかったねよかったねうれしいねうれしいねこの げんきを私は めでるこの げんきをだいじに だいじに私は まもる絹の げんきずっと げんきだいじな げん...
君の華奢な髪が微笑むからチョークを投げられる回数が増えた カナヅチな僕を笑わない嬉しいけど ちょっと痛いんだよね せいぜい「おはよう」くらいしか言えない…
薄紫 散らかる街目覚めの頃に沈み込む赤い頬 口づけした黄昏の頃は鼠色 さよならさえ下手くそな僕記憶を夢に乗せるさよならさえ上手く言えなかった静寂を抱いて…
孤独な時が 長過ぎて春の 暖かさも忘れた孤独な時が 長過ぎて熱い血が人の中に流れていることも 忘れた孤独な時が 長過ぎて一人じゃない ってどういうことかももう 忘れた誰かといても 孤独で一人でいても 孤独で朝も 孤独で夜も 孤独で孤独は 氷雨のように肩に 降り積む孤独は ガラスのように胸に 刺さる孤独が 痛いひとりが 冷たい...
記憶に 残らぬほど遠い幼い頃の 胸にざくりと深い傷を 負いました地獄以下の地獄を この現実に 見ましたその光景に心が引き裂かれバラバラになりました空の 嗚咽が聞こえる度に悲しみは 増え大地の 叫びを感じる度に苦しみは 増えて行きました悲しみが苦しみが何層にも重なってこの肩にのしかかっています私の歴史は悲しみと 苦しみで綴られた重たいだけの歴史です背中が いつも重たくて胸を張ることが できません胸を...
はしる はしるあそぶ あそぶましろな 真珠のげんきが ひかるましろな 真珠のいのちが ひかるましろな 真珠はゆうやみにいっそう そのかがやきを ましてころがる ころがるたのしい たのしいうれしい うれしいましろな 真珠はげんきの ひかりをまばゆく まばゆく全身で 放ちはしる はしるあそぶ あそぶましろな 真珠のげんきが ひかるましろな 真珠のいのちが ひかるどうか どうかいついつまでもましろな 真...
苦しむのは私の役割だから ゆっくり苦しみに浸らせて今日も朝からパソコンの画面に攻められスマホの画面にせかされて支払いやら買い物やらそんな雑多なことに追われてゆっくり苦しむ暇がなかった一日苦しいの苦しいの苦しみが 心の全部を占めると何をやっても思考停止になってしまうだからゆっくり苦しませて苦しむのは私の役割なんでしょう?苦しむために産まれて来たんでしょう?苦しみを引き受けたのだからゆっくり苦しませて...
ごはんを食べるのではなく食物を摂取している だけぐっすり眠るのではなく薬物の効果で意識がなくなる だけ生理的欲求さえ剥奪されてひとり覚醒している限りつづく根拠のない不安に押し潰されてただ一日一日を消費してるだけひとは一人では生きていけないというのにひとり助けはどこからも来ない...
濡れた路面を滑る車が 次々と私に 季節を告げて行く寒さの中にも 春の音電線からぽたりぽたりと 雨粒が私の気分と一緒に 落ちる三寒四温の夢のあといくら待っても私の暦に 春はなし明けない夜の その中で頼りは 月の灯りだけ止まない雨の その中で頼りは 濡れた巨木だけ春が 遠い春が 遠いさくら 雨降り 宵の雲眠れぬ夜の 前触れにいつものように 怯える私...
捨て猫みたいにひとのぬくもりに飢えていていつでもひとを求めてやまない 私でも去って行く人は 追わない私への気持ちがなくなったのならいくら すがりついても泣いてわめいても失せた気持ちが戻ることはないから優しく声をかけて来て餌をくれたり頭を撫でてはくれるけどすぐに飽きて去って行く人に捨て猫の私は慣れっこに なっているからまたか・・・・・そう思うだけで捨て猫は悲しい学習なら すぐに出来るそして野良猫の厳...
悲しいときは 煙草を吸うの切ないときは 眠剤飲むのひと箱の 煙草一包の 眠剤私の必需品健康に良くないって?ごめんなさいね私は健康に悪い物が好きなのよ健康のためなら 死んでもいい!という皆さんの気持ちはわからないわショパンの調べが私の過去を 旋律に乗せてとても悲しく 響いてる悲しいことが 山積みになって切なさの山かき分けて 這い出して何食わぬ顔で 出かけるのは大変よだから私は悲しいときは 煙草を吸う...
晩夏に傾く群衆の影から逃れるように頬を撫でた 昨日愛した君は居ない昨日愛された僕は居ない「夢の続き」と茶化さないで 誤魔化しきれない痛みが「現実」でも容易…
森の 向こうに何かが 見えた私の 孤独とため息 見えた孤独と ため息一緒に いると仕事に ならず困るから森の 向こうに置いて来た疲れた 私は森の 向こうに孤独と ため息置いたまま一日 動き回ってた辺りが 夕陽に染まる頃森の 向こうへ迎えに 行った孤独と ため息迎えに 行った私の 孤独と ため息 連れて一緒に おうちへ帰って行った沈む 夕陽と孤独と ため息みんな みんなで手を つなぎ一緒に おうちへ...
人々は 流転するこの世の中は 流転する留まることを知らず回り続ける激動の時代を 経て先進国と 呼ばれるようになっても回り続ける人々何がどんなに進歩してももっともっと と際限なく 回り続ける人々大きな家に 住みながら人々は 回り続ける何を求めて 回るのか幸せとか希望とかに 値札をつければ飛ぶように 売れるそんなの手に入れようとすれば するほどすぐに手の中から すり抜けてしまうものなのに幸せとか希望と...
ほんの些細な言葉ですれ違ったりほんのちょっとした表現で誤解されて行き違ったり傷つけたり傷つけられたりひとと関わることはそんなことの 繰り返しで疲れて嫌になったりわかり合えて嬉しくなったりご飯を作って家族で 食べたり恋をしたり 失恋したり流行りの歌を口ずさんだりお酒を飲んだりそんなことを繰り返し繰り返し人間は 大きくなって行くのだろうでも ときに深い傷を 受けることもあってそんなとき私は自分で自分の...
窓の向こうで信号の赤が涙ぐんでいる私の思いを代弁するようにしきりと涙ぐんでいる闇の中にぽっかりと浮かんだこの部屋の中でひとりこの思いを誰にどう伝えたらいいのかわからなくて春まで つづいているはずの真冬の空に 訊ねてみても夜空がガラスのように無機的で上手く伝えられなくて私はここにいるただそう伝えたいだけなのに闇の中では上手く伝えられなくてもどかしさは白い吐息となってまたこの古い窓を 曇らせる涙ぐむ信...
昨日 地獄を見たんだ鉄で出来た大きな手に胸を掴まれて息が出来なかったんだ生きて地獄を見る夜は罪深い私に 相応しいまたあなたを そっと抱きしめたくてもあなたの その澄んだ瞳に 触れたくても敢えて もう二度とそれをしないのが自分への罰なんだナレイお前は ひとり寂しい家の中で苦しんで苦しんで苦しみ抜け人でなしの鬼になってあなたを傷つけあなたを苦しめた私は苦しむべきだから仄青いあの空に地獄が見える永遠でも...
煙草を吸う煙が格子模様の空に 吸い込まれて雲と一緒に流れてく雲に 尋ねてみたい私はいつまで ここに居ればいい?刻まれる 時の長さは毎分毎秒私の胸をも 切り刻む毎分毎秒痛くって毎分毎秒痛くって時は 止まってくれないから刻一刻と痛くって飼い犬のように鎖で 繋がれていても塀の中のほうがいい寝床も餌も保証されているからシャバでは野良犬のように自分で餌や寝床を探さなくてはいけないから余計に切り刻まれた胸が ...
君以外の通知を消したら静寂が日常になった孤独と肩を並べてベッドになだれ込む葡萄の朝 嘘を欲しがったわけじゃないのに嘘さえ与えられない日々が痛い蜘蛛の糸ほど…
凍りついた体を 動かす少しずつ 少しずつのろくてもいいから牛の聖者の目を思ってのろのろと 歩けばいいと乱れた呼吸に更に乱れてしまっても自分で自分に 言い聞かせる吸って吐いて吸って吐いてゆっくり ゆっくりそう それを繰り返せれば上等よと牛や犬や 猫はたとえ どんなに苦しくても寂しくても生きる本能に 死の本能に抗わない人は皆 生きることに何か 美しさとか感動とかを見つけようとするけれどそんなものはない...
絹がいなくなって 知った絹がいた頃はあの子の体温でこの部屋は 暖まってあの子の寝顔を見るだけで私は 安心できたのだと絹の存在はこんなにも大きかったのだとただ いてくれるそれだけで よかったでも絹は もういない絹は もういないどこにも いない絹がいなくなったこの家は冷たくて無機的で何と 寒いのか絹は もういない絹は もういないちゃんと 絹と さよならをしなくてはいけないのにさよならをして絹のいない ...
消え失せるには早過ぎて夢を追うには遅過ぎたハンパもんがハンパな時代を中途ハンパに生きている自責の積木を積み上げては崩し積み上げては崩しハンパな遊びを 繰り返しながらこの ハンパな人生が明日 終わるのか30年後に 終わるのかそれは誰にも わからないきっと 私は煙草を吸いながら掃除機をかけながらそのまま 終わっていくのだろうだけど灰になっていく煙草を指に挟んだまま息絶えても私に悔いは 何もないこんなハン...
私の手から 虚構の砂や幻想の水が溢れて 落ちるだけどどうか その目を閉じないで目を開けて真っ直ぐに 世界を見てそしたら虚構も 幻想も乗り越えて夜露に濡れた 葉が限りない 大地がきらめく 海の青が本物の世界が私にもきっと見られるはずだからどうかその目を 閉じないで目を開けて真っ直ぐに 世界を見て私を 否定しない世界を私を肯定してくれる世界をそれだけは きっと現実 だから...
雪のように 白いお前の毛色は儚げで その名の通り絹のように 白いお前の毛色は余りに脆くて病と共に生きるしかない お前が悲しくて切なくてそして ただ愛しくてどれだけ痛いだろうどれだけ痛いだろうその痛みを全部 私が引き受けたいお前の 白に照らされて幾つも幾つも頬つたっては ぽろぽろ 落ちる真珠の涙ぽろぽろ ぽろぽろ止まらない真珠の涙師走の街の片隅で真白なお前と私とで身を寄せ合って暖をとるこの子を引き取...
過ぎ去った遠い日々が笑顔の新緑と共に戻って来る失った大切な者たちが蝉の鳴き声と共に戻って来るこの世とあの世の狭間に落ちて彼らと 戯れ忘れかけてた春を 舞うル ララ ララ春を 舞うル ララ ララおかえり おいで待っていた待っていたよ今年もみんなを 待っていたよ...
私は ひとり泣いている頬つたう 涙の熱さを指で 確かめる毎もっと もっと悲しくなって潮の 満ち引きみたいに繰り返し私は ひとり泣いている私は ひとり呻いてるその声の 響きを咽喉に 感じる毎もっと もっと重たくなって夜のカラスが 鳴きつづけるみたいに繰り返し私は ひとり呻いてる私は ひとり震えてる呼吸が 荒く速まるのを抑える毎もっと もっと 苦しくなって脱皮しかけの縮んだ蝶の 羽みたいに繰り返し私は...
死者たちが火葬場の煙突から見えない煙となって空に立ち昇って行くひとが死ぬひとが死ぬこの季節冬を越えられなかった 魂が力尽きて屍になるあんまり寒いと私は生ける者たちと接することを忘れてしまうそして死者たちと 戯れるヒスイの指輪の中で眠るあの人を 起こし風に乗るあの人の腕を引っ張り幼子のように死者たちと 戯れる死者たちは空になり海になり水になり土になり自然 となって私を 包み込んでくれるそんな気がして...
お茶を飲んでも ひとりテレビを見ても ひとり泣いても ひとり笑っても ひとり住み慣れたはずのこの古い部屋に私は いつも胸を圧迫される痛みを感じるきっと10年 15年といつもこの部屋でひとり苦しみ悶えて来たからその苦しみや悲しみがもうこの部屋に染み込んでいるのだろう整然と並べた本棚から私の悲鳴が 聞こえる亡くなった猫たちやフレディーの写真立てから私の号泣が 聞こえる古くなったクロスには私の涙が 染み込ん...
はしゃぐ白猫やまぬ いたずら小さき春白猫という小さき春の 体温が死んだ心を暖める小さき春が走る 走る死んだ心に息を 吹き込む無邪気で無垢なばかりの目で小さき春がじっと私を 見上げてる忘れたはずのいのちの温もり思い出すそれはまるで春の 奇跡小さき者の花のようにきらめく いのち...
たかが猫一匹でも どうしてだろう絹お前が具合の悪いときは心配して心配して心配してそしてお前がげんきいっぱいに走ったり遊んだりごはんを食べたりしてくれるときは嬉しくて 嬉しくて愛しくて 愛しくてこれ以上の幸せが他にあるのか とさえ思える不思議だねお前を 思えば思うほど私の 渇いた心が潤って行くんだよそして人間らしい心がいつも 戻って来るんだよお前を 思えば思うほど優しい気持ちになれるんだよそしてこん...
死にたいまま 目覚めて死にたいまま ご飯を食べて死にたいまま トイレに行って死にたいまま 眠りに就いて死にたいまま それでも生きるしかないことを空が草木が春が私に 告げているいのちの前でなぜ という問いは立たないことを知っていてなぜ と問わずにいられないなぜ の問いにがんじがらめになりながらそれでも生きるしかないことを残念ながら知っているなんてなんて 残酷なそれでも生きるしかないことを残念ながら知...
物言えぬ イヌネコの何と胸が痛いことか・・・・この子はただときに うああ・・と鳴いて痩せた体で ようよう歩くことで何かを 訴えているわかってあげられなくてごめんねイヌネコはどんな人生でも ただそのままを 受け入れてただその生を まっとうする人間のエゴによって 捨てられ引き離され 売買されても自分の権利を主張することも自分を捨てた人間を 恨むこともないどころか愛しつづけるそんな彼らがたまらなく 悲し...
明日のご飯のこととか仕事のこととか支払いのこととかそんな日常の雑多なことと一緒に死ぬか生きるかを思うトイレットペーパーがもうないとかそろそろシーツを替えなくちゃとかと一緒に死ぬか生きるかを思う生死の境をうろうろしながらの日常は春なのに寒くって平常心を 保てないのに平常心のフリの日常は春なのに痛くって朝日を見ても夕陽を見ても死んだように私の心は動かない何度 朝日が昇っても何度 夕陽が沈んでもご飯も支...
1999年11月10日母が死んだ母の 冷たくなった体や焦点の定まらなくなった黄疸で真っ黄色になった瞳や癌性腹水でカエルみたいに張ったお腹やその様は余りに残虐でこの胸に グサリと深く刻印された見てはいけない シーンを見つめつづけた40日間私は泣き叫ぶことも気を失うことも出来ずただ自分の頭が おかしくなるのをぼんやりと意識していたRー15指定の40日間見てはいけなかったもはや 母の姿は私の知っているはずの母ではなく...
元々特別なOnly pneなんてウソさそんな人は 砂浜の一握り大抵は皆One of themで終わるのさ皿洗いや洗濯や掃除やそんなつまらない日常を繰り返して悔いながら人生を終えるのさ誰もがOnly oneになりたがるでもそうはなれないのが現実さ夢とか希望とかそんなものは幻想なのさだけどそんなつまらない日常の中に在る「当たり前」という「特別」を今日あったはずのものが明日もあるかは わからない日常の隣りにそっと 息をひそめる死...
制服の袖が変わる季節二階の窓から君を眺めた青空はどこまでも青く僕には敵わないと思った 校舎を吹き抜ける風みたいになれたらいいなと腕を伸ばしたほんの一瞬で…
あなたの 断末魔の声を聞いたとき私の半身も 死にました。死にながら生きてます生き残った 半身を必死になって動かしながら生きてます死にながら生きてます半身だけで 生きていると皆が楽しむお祭りごともお祝いごとも無縁の闇に追いやられます半身だけで 生きていると季節の風さえ感じなくなります半身だけで 生きているとひとりきりだと錯覚します死にながら生きてます全身 死ぬ日はまだ 遠いがんばれと言わないでこれ以...
わたし は いったい どこにいる?あなた がどこにも いないからわたし は わたし になれないのあなた を みつけられたらばはじめてわたし はわたし になれるあなた がいないあなた がいないあなた はきっとせかいじゅうにいてくれるはずたった ひとりのあなた でいいあなた がわたし のそばにいてくれたならわたし はわたし に なれるのにわたし にあなた が みつからないわたし はいったい どこにいる...
疲れ切った私のことなどどこ吹く風と遊ぶ 白猫ドタバタとはしるはしるあそぶあそぶたのしいたのしいさんざん遊んでおおきな おおきなダブルベッドを 一人占めその姿に渇いた心も 次第に潤う無邪気な 救い大切な唯一の 救いこんなに元気だったのに・・・もう、ちぬは、いない。...
絹たとえば お前がしんどいときは私がお前の 言葉になってそのしんどさを 伝えよう絹たとえば お前が苦しいときは私がお前の 景色になってその苦しみを 絡めとるそしてお前に広い広い 世界を見せよう絹たとえば お前が悲しいときは私がお前の 涙になってその悲しみを 残らず清め 洗い流そうただお前の その野性が生かされるまま 生きるのならばせめてお前の苦しみが 悲しみが少しでも 癒えるように人間に いくら制...
この子の寝顔を 見る度にこのげんきを 守ると誓うげんきでいることがどれだけ大事かを改めて教えてくれる縁あって 引き取った子絹という小さき真白な この花を 大事に大事に守ると誓うそう誓ったのに絹は、その余りにも短か過ぎる生涯を閉じておそらへと旅立ちました・・。...
私のこの魂を誰か 買って下さいな私のこの魂をどうか 買って下さいなもう何の信念も 良心もいりません悪魔にだって喜んで魂を 売りましょう私のこの魂を誰か 買って下さいなこんなに乾いた魂では買ってはもらえないですか?魂の抜けた体で私はあなたの言うままなすがままになりましょう信念なんか重たいだけです良心なんか邪魔なだけですなまじそんなものを 持っているから傷つくのですそして強過ぎる信念はときにひとを 傷...
絹片目の天使この家にお前という灯りがともったよ真白な灯りがともったよ私がお前の涙を拭いお前は私の涙を拭うお前と私は互いに互いの傷を 舐め合う絹片目の天使お前がいてくれるだけで苦しみも悲しみも軽くなるんだよお前の片目は私にはチャームポイントにしか見えないよ絹片目の天使全身真白なその毛色から絹 と お前を 名づけたんだよ毛色も心も真白なお前に ふさわしいこんなことを書いていたんですね・・もっと、もっと...
きぬや きぬおまえのその目は見えないの? いえいえ ちゃんと 見えてます ヒトの こころはとくによく ヒトの目よりも きっとよくきぬや きぬおまえは病んでばかりいるさぞや さぞかしつらかろに いたかろに いえいえ つらくはありません わたしは いきる それだけです あいされる っ...
真冬の静寂冬眠した 生きものたちの寝息が聞こえて来る広大な大地の「静寂」の音が聞こえて来る生きものたちを起こさぬように大地の静寂を 破らぬように大地の呼吸に この白い息をそっと重ねてみるいつか 私が自然の法則に忠実になったときただ「生かされている」ことを 感じることができたとき「知識」という邪魔な代物を 捨てたとき私も きっとただ静かに春の訪れを待ち眠りつづけることができる土の中の生きものたちと同...
この腹に宿した子どもはもう いない役割を 与えられなくなった無駄な 子宮は自堕落な 後悔と無情な 過去と黒い 涙と一緒にこの腹から えぐり出し引きちぎってその肉片をひとかけらずつ 川に流すひとつ積んでは父のためふたつ積んでは母のため賽の河原の 積み石みたいに出会えなかった子のために命名するはずだったその子の名を 呼びながら海を私の 血で染める...
すっかり色褪せた唇にいくら 紅をひいてもその赤い色は少しも 馴染んでくれない酒からも 色事からもすっかり 離れてしまったから紅を引く理由も 大して見当たらないけれどメールの着信音も電話のベルも一向に鳴らなくなってあの空にひとりを 噛みしめている秋は 夕暮れ冬は つとめて秋の夕暮れや冬の早朝なんてそんなにいいかい?枕草子さんあなたの気持ち私には わからないわ秋の夕暮れには孤独が胸に染みるだけだし冬の...
薄っぺらな歴史を重ね重ねて幾年月希望だとか 夢だとかそんなものに無縁な 私はただ闇の中に死の光だけを見つめて生きる年齢を重ねるのは皆 平等なはずなのにもう 不用品扱い人生の リサイクルはできませんそれでも一日一日この三文芝居に緞帳が降りる日は 確実に 近づいているそれだけが私の救い薄っぺらな私の歴史はきっと誰の心にも残らない名もなく貧しく愚かしく生きた証も 見当たらず行旅死亡人(こうりょしぼうにん...
あそべ あそべ白猫 あそべ春を 目指して白猫 あそべ秋冬を 駈け抜けて降り注ぐ 春の陽射しにあそべ あそべ白猫 あそべお前が咽喉を ゴロゴロ鳴らす今日の 至福明日には来ないかも知れない今日の 喜びお前が どこも痛くないようにどこも苦しくないように小さな炎が消えないようにそっと そっと手を かざすすっかり病弱になってしまったお前のその いのちを大事に 大事にそっと 抱くあそべ あそべ白猫 あそべ春を...
昔作った詩と、最近の詩
俳句を毎日アップしていきます。よろしくお願いします。
現代短歌とエッセイ
子どもも大人も楽しめる童謡や詩を。時には切ないさびしい気持ちの詩や童謡を、素直な気持ちで前向きに。
季節の写真と吹く風にしみる心の俳句を掲載します
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
詩を書いていきます(´,,•ω•,,)
俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。