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詩、ポエムの記事

2020年03月 (1件〜50件)

  • #フォトポエム
  • #ネガティブのままでいい
  • 2020/03/31 23:00
    たからもの入れ

    お陽さま色をした缶だったから 選んだんだよ 開けたら しましま帽子のピエロのサブレ わぁって 瞳がキラキラ輝いた 缶カンはたからもの入れに変身して ずっと ちびのそばに居る ちびを明るく照らしてくれる そんな 願いをかけたんだよ お雛さまに お団子をいっぱい詰めて贈った その空き箱が ちびちびのたからもの入れになってると知って まことに嬉しいこと お気に入りのチラシを切って入れて  小脇にか…

  • 2020/03/31 11:37
    あと何度死んだら

    私は二度 死にました一度目は ふいにらせん階段のような負のループに突き落とされて死にました私は二度 死にました二度目は 突如半身を もぎ取られて死にましたあと何度死んだら私は 楽になれるのですか?どなたか教えてくださいな...

  • 2020/03/30 18:30
    詩: 天気雨

    あなたはいつも澄ましては 春のように穏やかだ その声はどこまでも優しげで その顔はいつ見ても柔らかい夕陽のように燃えてもいい 嵐のように荒れてもいいよ いつでも傘を持っている 晴雨兼用だから大丈夫青空の街に雨が降る 静かで透明であたたかな 命の香りのする雨粒 春の香りのする雨粒ああ、傘をさしに行こう 雨上がりの虹を一緒に見ようにほんブログ村

  • 2020/03/30 18:07
    詞「闇墜ち」

       両足にしがみ付いた蛇の摩擦音引力に逆らう 広大な胸糞攻撃的な眼差しで振り返ればせせら笑うのは歪んだ僕でした 高架下の雑音みたいな罵詈雑言一人遊びが過ぎた…

  • 2020/03/30 11:41
    春を信じられなくて

    花冷え 春冷え霞の空はめまいのように私を包む先のことなど考えても仕方ない仕方ないだけど霞の街を 歩くだけの力を持たぬ 私には春を 信じられなくて春がどこにも 見えなくてまだ冬の中にいる寒い寒い氷の中に 閉じこもって満開の桜の下で桜はまだかと震えてる...

  • 2020/03/29 07:53
    海のなかへ

    うたた寝をしたまんま 白い朝がきていた お隣の雨どいのどこか 朽ちているのか ひっきりなしに溝板を叩く音がする あぁ ちょっとだけ静かにして 考えないと 停止したアタマで そろそろと立ち上がり 顔を洗う あっ 今だ 泣いてしまえ そうだ 濡れているからわからない それより 庭へ出て行けばいい 空を見上げて 雨に打たれれば 泣いていたってわからない おふろもいいぞ 髪を洗えば 泣いていたってわ…

  • 2020/03/29 00:19
    希望のうたとウンブリア風光、Francesco - Il Musical

    Quando scende il sole 太陽が沈んで、 Sant'Arcangelo sul Trasimeno, Magione (PG) 1...

  • 2020/03/29 00:19
    第18号⑴「ダンテ『神曲』の冒頭を読む」

    イタリア語学習メルマガ 第18号「ダンテ『神曲』の冒頭を読む」     2009年8月14日 (バックナンバーを掲載していたサイトが、ヤフージオシティ...

  • 2020/03/27 16:02
    切実

    幸福を話すひと不幸を話すひと力が入ると自慢になってしまうの?

  • 2020/03/27 14:20
    掘り出しもの

    角っこの野菜市場の コンクリート打ちの床に 旬の野菜やくだものが ところ狭しと並んでいる ざるに乗せられて 袋に詰められて ごろごろ ごろごろ 踏まないように隙間を縫って どんどんカゴに入れていく 「野菜みてたら なにより嬉しそうだなあ。」 そう もぎたての野菜がなにより いっぱい元気をいただけるから   赤ちゃんを抱っこして よいしょっ よいしょって 新米のおかあさん 眼が合ってニッコリする…

  • ブログみるブログリーダーアプリ「ブログみる」が超便利な件 - ななみんの、40代からがんばるダイエット日記
  • 2020/03/26 21:37
    詩: オレンジの魔法

    すう、と空気にとけていくような 透明が少し橙を増すような そんな気配で帰ってきたよ 帰ってきたよ 静かに枯れ果ててぼくは立つ声もでないけど息をして 笑えもしないけど目をあけて 空の匂いの君のもと君はひとこと、おかえりと それでぼくの景色は秋になるすう、と空気にとけていける 透明が少し橙を増して 静寂が優しく響いて海の音のする君のもとただいま、ぼくはひとこと それでぼくは帰れた君とここにいたにほんブログ村

  • 2020/03/26 12:57
    泣いたって

    あれは いくつの頃だったかな 母の鏡台の前にペタンと座り おおきな声で わんわんと 聞こえるように泣いてみた 母が 居なくなってしまうこと いつか逝ってしまうこと 聞いて おどろき慌てふためいて 泣いたらどうにかなるだろう わんわんと わあわあと けたたましく泣きながら 鏡のなかでいそがしそうに 行ったり来たりする母の 横顔を そっと盗み見ていた こんなに涙でぐちゃぐちゃなのに 母は知ら…

  • 2020/03/24 18:35
    他愛ないこと

    寝起きで あなたのつむじの髪の毛が ピンッと そらを向いているのが とにかく おかしい そのまま 神妙な顔をして テレビのニュースに 真顔でコメントしてるのが とにかく おかしい むかしなら 鏡に映したり 見せるのに苦心したけど いまは スマホで撮って ひとしきり ふたりでわらう そんな他愛ないこと いっしょにわらえるのが とにかく たのしい

  • 2020/03/24 18:08
    詩: 星のようなふたり

    どうしたら あなたと私 同じ明日へ繋げるだろう 手を伸ばしても届かないの 世界がこんなに広いって知ってた?夕焼け色の床 並んだ影ふたつ 懐かしい日々 うつろうものを知っていた いつだって変化にふりまわされて それでも信じていたんだ 疑いもせずに あなたと私 離れてしまってもきっと一番近い まるで星みたいだね 西陽に照らされたふたり 綺麗だったに違いないだけどね 繋いでいた手が離れたら 心も離れていってしまったの あなたのいない私の世界 私のいないあなたの世界 遠すぎて 違いすぎて 想像もできないよ もうあなたが分からない 確かに同じ夕陽に照らされているはずなのに私の世界とあなたの世界が重なる日…

  • 2020/03/24 11:35
    私にしか見られぬ夢を

    生きる苦しさの余り目を閉じるするとそこから何かが 産まれ出ようとする私にもわからない何かがもう革命もないインドに行っても 何もない全ては幻想に過ぎなかったとわかった壊れた蛇口からぽつん、ぽつんと落ちる水音みたいにひたすら つづくだけの日常の中で生きる苦しさの余り目を閉じるこのどうでもいいはずのいのち ひとつぶら下げて私にしか見られぬ夢を夢を夢を もし 見ることができたなら...

  • 2020/03/23 19:59
    詩: 星空トーク

    そうこれは、なんてことない夜のお話 広大な宇宙の下 おんなじ星の上 見えないけれど 確かに同じ時を過ごした 君と僕のお話夜空を見ながら 呼びかけたよ 声なんか届かない 遠い遠い君へ この気持ちが届くように 呼びかけたよ星はさぁ ほんとうは 一つ一つとても離れているのに ここから見ると わりとくっついて見える 僕たちも同じかなぁ 声すら届かないけど 宇宙から見たら 近くにいるのかなぁ それで一人一人 別々に光って どこか遠いところを 一緒に照らしているのかなぁ 未来とか夜空を見ながら 思うんだよ 声なんか届かないくらい 遠いけれど その遠い 僕の知らないところで 君は生きてるんだって 確かにいる…

  • 2020/03/23 11:36
    悲しみのその先に(編集)

    悲しみのその先には一体 何があるのだろう私の頬に 零れた涙を夏の夜風が そっと拭って行く悲しんで憎しんで傷つけ合って 血を流して絶望の淵で 膝を丸めてうずくまっていても新たな誰かと手を繋ぐことを忘れずにいれば悲しみが深い分 繋ぐその手は 温かい悲しみも憎しみも 他の誰かを思うことでやがては 炎が燃え尽きるように静かに消えて新たに 愛情や喜びと言う名の 感情として優しく火が灯るのだろういつか悲しみの...

  • 2020/03/22 16:25
    あなたの瞳

    あなたの瞳をみていると あなたの胸の内がみえる 愉しんでいるのか 憂いているのか 夢中なのか 諦めているのか 言葉だけで量れない もっともっと中心の あなたのほんとが映っている 光のとどかない深いところ 感覚だけが際立って 瞳の色は褪せていく そんなところにずっと居て 生きていくための 爪ばかりを研がないで 時には大きく息を吸って ひろがる空に逢いにきて 澄んだ水にも棲めないけれど 濁っ…

  • 2020/03/22 11:35
    骨が忘れるまで

    つらい思い出は心じゃなくて骨が 覚えてるだから何年 何十年経っても忘れられないつらい思い出はできることなら忘れたいなのに楽しい思い出よりつらい思い出のほうがいついつまでも覚えてるつらい思い出は心じゃなくて骨が 忘れるまで待つしかない...

  • 2020/03/21 15:52
    孤独感

    人相手物相手どちらが寂しさを感じるんだろう

  • 2020/03/20 21:44
    お留守ばん

    お向かいのおばあちゃんが 雨戸を引いて カーテンになるのが 毎朝 だいたい十時半 去年の春に おじいちゃんが逝かれて ひとり暮らすおばあちゃんに 母が重なり いつもなにかと気になってしまう 雨戸は開かなくなって しばらく 門の前の葉ボタンは タワーみたいに徒長して 椿は大輪でいくつも 梅はぽちぽち可愛くて ぼけの一木に 紅白はあっ晴れ 雪柳もちらほら視えるよ 窓越しに眺めては 雨戸をみつめ…

  • 2020/03/19 20:37
    詩: ソフトフォーカス

    世界はなんだか曖昧だった ぼんやりしていてきらきらしていて、ざわざわしているそんなことも忘れていた、矯正された視界の中 僕の目が映す世界 これが僕にとっての世界 ふらふらと歩んで、なにもかもがふわふわしていることに気づいたこんな僕にも優しい世界、こんな僕だから優しい世界 見えないから分からないからこその安心感、見ない知ろうとしないずるさたまにはね 曖昧な世界で特に意味もなく笑ってみたいんだよ たまにはね いいじゃないにほんブログ村

  • 2020/03/19 11:43
    私の中のケモノ

    倫理とか道徳とかマナーとかルールとかそういうの 邪魔なんだよ私はそんなものなくたって嫌気がさすほどマナーを守ってルールを守って「良識ある大人」という芝居を打って 生きてるんだよ息苦しい窒息する と私の中のケモノが叫ぶいつも必死でケモノをなだめすかしてるんだよこの ケモノ性はもの心ついた頃から私と一緒に生きて来たルールもマナーも知らないけれど丸裸のケモノ性こそ生き生きとした わたし なんだよこんな腐...

  • 2020/03/18 18:58
    詩: 春の雨

    痛みが 胸に沁みて ぼくたちは 疲れきってわらっている愛が、記憶が、想いが やわらかくぼくたちを包んでそれは傷口にしたる春の雨褪せていくから、痛むのに追いかけた どうしようもないことを負っている誰しもそうだからと言って 何も感じずに生きるなんてできない どうかゆるしてぼくたちは愛を、記憶を、想いを 呪いにして 運命だなんて言葉で諦めた春の雨がぼくたちを打つ そのあたたかさに、どうしようもなさに 愛おしくなって打ちひしがれていたにほんブログ村

  • 2020/03/18 12:07
    私の明日はどこにある?

    私の 明日はどこにある?みんな 明日を待つけれど私の明日は 見当たらぬ今日今日今日と虚しい今日が つづくばかりで私の明日は 見当たらぬ「私の明日はどこですか?」と尋ねてみても皆 知らないと言うだから私は明日を 探す終わらない今日の連続の中で私は 明日を探してる私の明日はどこにある?...

  • #にほんブログ村 サイト総数
  • 2020/03/17 16:26
    詩: 海色の稲妻

    真っ青な空に 透明な空気に 拒絶されて飛べない俺を世界をひっくり返してしまえば 誰でも簡単に青に飛べると海へ連れてきたのはあなたでした 太陽に反射して光る波が なぜか懐かしくて炭酸水の泡のようにはじける 笑った瞳がガラスのように遠くてさびしかった 深い青の冷たさを 声にならない透明を 抱えこんで溺れそうな俺と落ち着いて上を見ていれば 太陽の光が見えると手をつないでくれたのはあなたでした 水面に揺らめく光が どこか懐かしくて果実水の実のように沈む 横顔が人形のように静かでさびしかった そんなさびしさを抱えて こんなさびしさを抱えて 俺は空へと還ってゆくんだな三人でたゆたった青とはちがう ひとりで…

  • 2020/03/16 21:41
    詩: 別れ道

    ずっと一緒だと当たり前のように思っていたのに ふと気づいたら別れのときだった繋いだ手はひどくあっさり離れてしまって 離ればなれでも不自由なく生きていける それがすごく寂しい繋いだ手の温もりなんかきっとすぐに忘れちゃうんだろう 僕がいなくても笑顔でいられるんだろうでもたまには僕を思い出してよ 僕と君、共に過ごしたあの日々をそれだけでじゅうぶん 僕ら一緒にいたことに意味があったと言える握った手 握り返した手に 得られたものがあったと 確かににほんブログ村

  • 2020/03/15 16:16
    意識

    忘れないように忘れないようにそれでも忘れてしまったら?忘れたい忘れたいそれでも忘れられなかったら?

  • 2020/03/15 11:05
    詩: 真夜中の祈り

    星をみよう 冷えた夜のベランダで 影との境も曖昧な 真っ暗な空に立って 顔をなくして 形をなくして 誰にも見つからない ぼやけた場所で 輝きを見よう にじんではじける星座を探そう 寒い冬のベランダで オリオン座くらいしか知らないけれど 小さな星を 好きにつなげて 誰も知らない ぼやけた時間に 形を作ろう ゆがんでこぼれる暗闇にとけそうな影のまま 美しい、美しい光に手をのばす 誰にも見つけてもらえない こんな場所で こんな時間に こんなにもくすんだまま星になって 星座になりたい 誰でもないこの夜のベランダからにほんブログ村

  • 2020/03/14 18:16
    詩: 大人のぬり絵

    色鉛筆が転がる ぬり絵をする私の手元色も長さもそれぞれで 転がる方もばらばらで まるで私たちみたいだね色を重ねるほど美しく見える 私たちもそうだといいね最後にきれいに整列させて 欠けている色はないなと確認素敵な絵になりますようににほんブログ村

  • 2020/03/14 09:56
    今だからこそ読み返されるべき谷川俊太郎のあの詩の名前が思い出せない。知っている人は教えてください!

    谷川俊太郎さんのある詩のタイトルが思い出せません。とても良い詩なので、知っている方は教えてください!

  • 2020/03/13 14:37
    生きるために必要なもの(再掲載)

    私が生きるために必要なのは水と 酸素とあなたの 体温...

  • 2020/03/12 19:28
    詩: 綴り舟

    だれかが馬鹿にした言葉って奴を ぼくは必死に綴っていた真白の海の小舟のように 陸に着くまでに大破が常だ残骸だけがこの岸辺に それで十分と飽くことなくところがある日この岸辺に だれかの綴った小舟が着いたぼくが諦めていた言葉って奴で だれかはここまで届かせたのだ真白の海の小舟で十分 陸に着くまでにボロになろうと残骸だけでもその岸辺に ぼくは必死で綴っているにほんブログ村

  • 2020/03/12 11:49
    孤独孤独孤独

    この国の中で 孤独この世界で 孤独この世の中で 孤独明日も孤独が大きな口を開けて私を 待っている...

  • 2020/03/11 19:20
    詩: おしゃべり

    重い鞄抱えてさ、疲れた体を引きずって、胸に溜め込んだたくさんのため息、今日はちょっと話そうか間違ったことでもいいよ、醜くたっていいよ、八つ当たりだっていいし、少し大袈裟なくらいが面白い君は潤んだ目をこすって、少し眠そうで、それでも帰らないで話す、僕だって話す、話すその時僕には君だけで、きっと君には僕だけで、そのほかはぜんぶ間違ってるみたいな、そんな世界だ間違ってるのは僕たちで、そんなこと分かってて、それでも今は、今だけはいいよねって笑うさよならを合図にぜんぶなかったことになる、その瞬間に君はひとりに、僕もひとりになる君は君のたくさんの大切な人と、ぶつかったり離れたりしながら生きて、僕だってそう…

  • 2020/03/11 12:36
    いのちがいのちを食べて

    いのちが いのちを食べて 生きるそうしなければいのちは 生きていかれないいのちが いのちを食べて 食べて割り切れない思い葛藤矛盾悲しい 連鎖いのちが いのちを食べて 生きる...

  • 2020/03/10 19:00
    詩: 一杯の幸福

    カップに幸福を注ぐ 今日を思い返してなんでもないような透明をしている そういえば昨日もそうだったような慌ててあっためたような温度をしている まあいつも忘れちゃいがちだからなそれでもお気に入りのお茶っ葉をいれれば 今日だけの確かな幸福の香りがする味の方はまあ ちょっとしょっぱいものも入っちゃったようなそれもらしくていいんじゃないと 自分でうんうん頷いて満足して飲み干す 今日の幸福にほんブログ村

  • 2020/03/09 16:08
    ビター

    ご褒美には甘いものご褒美には苦いもの喜ぶかは人それぞれ

  • 2020/03/08 18:34
    詩: 行き道

    みちをゆく ひらひら飛んだもの 追いかけて きらきら光るもの 追いかけて 行き方を知らない場所へゆく 名前も知らない場所へゆく なにも知らない場所へゆく 魔法のようにたぶん 引き返せないみちだ 最初から最後まで知らないみちだ ひらひらは きらきらは 途中で見えなくなるかもなついた先がどんな処かも そこが果てなのかさえ 枯れ果てて 腐り落ちて 後悔するかもしれないなそれでも たぶん みちをゆく 飛んだ先を見たいのだ 光った瞬間にいたいのだ なにも知らない景色を知ってまたひらひらを またきらきらを 見つけたい魔法に浮かされたままにほんブログ村

  • 2020/03/08 11:35
    私がいなくなる日=祝い

    私がいなくなる日これ以上の 祝いはないよ今 私がいなくなっても世界は何事もなく穏やかにまわっていく今 私がいなくなっても特に困る人はいない祝いだよパーッと盛り上がって酒でも酌み交わしておくれ私がいなくなる日これ以上の 祝いはないよ今 私がいなくなってもこの町の人口が一名減ったただその数字が出るだけ私がいなくなる日これ以上の 祝いはないよ私の遺影を誰が持つのか私は知らないいや そんな必要もないかも知...

  • 2020/03/08 10:40
    詩: 海とわたし

    海とわたしの話をしよう この海は 満ちているよと言われても わたしはね 信じることができなくて古びたマグカップに 精一杯水を溜めてきて がむしゃらに注ぎ入れるのこの海は わたしは 足りていますか どうですか海とわたしの話のつづき この海は きれいですよと言われても わたしはね ほんとうのとこがとても不安でくしゃくしゃのビニール袋に 精一杯ごみを拾い集めて がむしゃらに掃除をするのこの海は わたしは 見られるものですか どうですか 潮の満ち引き わたしの行く道 足下を海水が砂は流され わたしは惑って 裸足に砂が この海が わたしが満ちていたよと言えた頃 見ごたえあるよと言えた頃 わたしはね海のこ…

  • 2020/03/07 18:17
    詩: Noir

    色とりどりの草花が モノクロの大地に咲く 失った色は戻らねど 確かにあったと知っている あなたを想うこの気持ちは僕のもので あなたを知るこの記憶は誰かのもので あなたが望むのは、モノクロが再び色づくことモノクロの大地に あなたの雨が降る 草花は育ち モノクロをおおっていく たくさんの気持ちが僕の中に溢れるけれど あなたが求めるものはこれではなくて 雨はやまずに、されど大地は乾いたまま僕の花を一輪、あなたに捧げたい あなたに望まれなくとも、あなたに恨まれようとも この想いをあなたに伝えたい たとえあなたが受け取らなくとも せっかく咲いた花だからモノクロの大地に咲いた花 誰も愛でようとしない花 そ…

  • 2020/03/07 11:35
    死んだ子の年を数える

    死んだ子の年を数えるあの子は たった10才でおほしさまになった死んだ子の年を数えるあの子が今生きてたら17才まだまだ生きていられたのに死んだ子の年を数えるあの子を思うと今でも悲しみと愛しさと罪の深さにこの身がよじれる心が裂ける死んだ子の年を数えるごめんねごめんねごめんね会いたくて会いたくて会いたくて死んだ子の年を数える今でもあの子の小さな体をあの子の匂いをあの子の瞳をこの手が覚えているというのにお墓の...

  • 2020/03/07 10:35
    詩: 風の吹くまま

    ふわふわといきたいね 浮き草のように自由に 浮き雲のように柔らかく ふわふわ ふわふわと行く道 考えるのにも疲れたし 小石を はね飛ばすのも痛いしなんとかなるさと風が言うから たまには風に吹かれるまま ふわふわ ふわふわ いきましょうにほんブログ村

  • 2020/03/07 01:53
    第122号「伝えたいのは笑顔と強さ、新型コロナウイルス イタリアの状況」  

     こういうときだからこそ、必要な笑顔と元気が届けられればと、明日開催の女性写真展の詩と写真から、一部をイタリア語学習教材としてお届けします。イタリアでの新...

  • 2020/03/06 20:00
    詩: 春の誘い

    冬に閉ざした部屋の窓 桜が届けられている春が知らせにきたのだろう 穏やかな時が来るのだとうす桃色の可憐な花は 窓を開ければ香るのだろう冬に閉ざした部屋の窓 春一番がノックしている春が呼んでいるのだろう 始まりの時が来たのだと覚悟を決めて窓を開ければ 優しい桜の香りがしたにほんブログ村

  • 2020/03/06 11:42
    骨になったら

    母は骨になってもまだ 自己主張しているようだせめて私は骨になったら自己主張をやめたいな骨になったら素直でいたい骨になったらおとなしく埋められるのかばらまかれるのかわからないけどどうされてもされるがままなすがまま無口なまま現世を捨てた白いだけの骨になりたい...

  • 2020/03/05 13:46
    詩: 空と銃

    君はこの空を愛し悼み祈り続けたのに 夕焼けが君を殺してしまったひりつくような言葉がじりじりと君を燃やした 勢いのついた焔は強かった 空を撃ち落とすための弾丸が あの日から毎日私に届けられる嘘みたいに青い空に場違いな銃を向けて 呪いの言葉を この憎しみをタァンと、響いたのは空砲で やり場のない怒りが辺りに散らばった 愛していたよね、この空を 変わりなく綺麗だと今でも思うどうすればいいのか途方に暮れる 名前すらつかない心が溢れて銃を取り落とし泣いた 空はどこまでも青く澄んでいるのに 真っ赤に暮れた夕焼けが瞼の裏で燃えていた いつまでも いつまでも 弾丸は私の元に送られていたにほんブログ村

  • 2020/03/05 09:31
    “ミスター・ラグビー”と称された平尾誠二さんが選手だった当時の伏見工高ラグビー部は、ほぼ無敵だっ

    “ミスター・ラグビー”と称された平尾誠二さんが選手だった、当時の伏見工高ラグビー部は、ほぼ無敵だった。ある試合でのこと。 手を抜いても大差をつけて前半を終えた…

  • 2020/03/04 19:13
    詩: 幸せを冠する日々

    ままならないことがあり、疲れはとれないままで、嫌なこともあり、やりたいこともやりきれないそんな毎日を「大変なんだ」と君は笑ったそんな毎日が楽しいんだなと僕は思った変わりばえなくてつまらないような、疲れた体で君に愚痴るような、こんな毎日が愛おしいよ忘れないでいたい忘れないでいようにほんブログ村

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