蒲の穂や鯉のゐる川より伸びてガマ科の大型多年草。七月頃、茎の上部に蒲の穂といわれる蠟燭型の花穂をつけ、緑褐色の雌花穂の上に黄色の雄花穂が続く。花が終わると雌花穂だけが赤褐色となり残る。秋にこの雌花がほぐれて穂絮をとばす。花粉は蒲黄(ほおう)といい、利尿・止血の漢方薬となる。川に大きな鯉が泳いでいた。その川から蒲の穂が長く伸びていた。蒲の穂の夕日集めて無風なり蒲の穂
万緑に向かひて立てる川辺かな木々の緑が深まり、生命力に溢れる様子をいう。王安石の「万緑叢中紅一点」に基づく。中村草田男が〈万緑の中や吾子の歯生え初むる〉と詠んでから、季語として定着した。川沿いの向う岸に万緑が見られた。川辺に立って生命力を感じる万緑を眺めていた。万緑や乾きし畑の広がりて万緑
<青もみじ>ひなたは暑いけれど木陰に入れば少しは涼しい。秋にすばらしい紅葉を見せてくれるもみじが青々とした葉を広げおいでおいでをしている。どれ木陰を借りて一息つこうか青もみじ
ちからいしのふかきこくじにこけあおし阪急御影駅近くにある弓弦羽(ゆづるは)⛩️羽生結弦の聖地として有名になった神社^_^まだここまで暑くならない時に、いつ...
<柴君子蘭/アガパンサス>アフリカ生まれに似ずなんと神秘的なブルーなのだろう猛烈な暑さにかかわらず木陰に咲く花はいたって涼し気木漏れ日に浮き上がった花は不思議な雰囲気。花言葉:恋の訪れラブレターなどとロマンチックヒガンバナ科アガパンサス属柴君子蘭/アガパンサス
野萱草川音を聴くも癒しや野萱草ワスレグサ科(旧ユリ科)の多年草。中国原産。日当りのよい山野や土手などに自生する。六~七月頃、花茎の頂に百合に似た橙赤(とうせき)色の花をつける。藪萱草重弁のものが藪萱草、単弁が野萱草。「萱」は中国では忘れるという意味で、この草を帯びていると憂いを忘れるといわれ、「忘草」とも呼ばれる。川沿いの道端に野萱草が咲いていた。その前の川音を聴くことも癒しになると思った。萱草や緩やかなれど照り曇り萱草の花
黒南風や運動場に三四人暗く陰鬱な梅雨空の時期に吹く南風をいう。南に高気圧、北に低気圧が居座る夏型の気圧配置により、南からの季節風が吹く。この風を「みなみ」や「はえ」と称するが、梅雨の暗い空に吹くものを黒南風と呼ぶ。歩いていると黒南風が吹いていた。そんな中、運動場では三四人の若者だけが走ったりしていた。黒南風に騒ぐ欅を頭上にす黒南風
<青もみじ>ひなたは暑いけれど木陰に入れば少しは涼しい。秋にすばらしい紅葉を見せてくれるもみじが青々とした葉を広げおいでおいでをしている。どれ木陰を借りて一息つこうか青もみじ
========================== わたしが、「北の蛍」を初めて聞いた時、すべての哀しみ、あらゆる苦しみに、捕らわれてゆくように感じました。…
1503句目……夏盛りの「り」■リコピンは老化防止ぞトマト食ぶ季語……トマト英語でリコペン、ドイツ語でリコペンです。トマトに多く含まれています。次は、トマト…
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