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言の葉綴り

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言の葉綴り
テーマ名
言の葉綴り
テーマの詳細
大切な人へ、遠くの誰かへ、 大きな声で叫びたいこと、 小さな小さな呟きや、 伝えたいのに伝えられない想い、 心の赴くままに 生まれてきた 言の葉。 どんな姿も、あなたです。 ここに綴ってみて下さい。
テーマ投稿数
15,087件
参加メンバー
365人

言の葉綴りの記事

2021年05月 (1件〜50件)

  • #ポエム
  • #言葉
  • 2021/05/31 08:34
    季節からの知らせがなくて

    窓から見える銀杏並木が気がついたら見事な黄金色に色づいていた季節は いつも私に内緒でうつろう時は いつも私に内緒で流れるだから私は悲しくなるのだから私は戸惑うのうつろう季節はいつだって悲しいから流れる時はいつだって寂しいからお願いせめて知らせてもう冬になるよとせめて知らせてもう明日が来るよとそしたら少しは堪えられるかも知れないから季節のうつろいに時の流れに私の心の飢餓に...

  • 2021/05/29 20:34
    否定の沼(再掲載)

    否定の沼に追い込まれると全身が悲しみや苦しみにまみれて溺れて行く悲しみや苦しみに抗えば抗うほど溺れるのがわかっていて抗わずにはいられない否定の沼に はまると私自身でさえ私の姿が見えなくなる残された僅かな 理性で大人の顔を 保ってるそして何もかもどうでも良くなる大切なものなんてないさ邪魔なものだけで私の体は できているから大切なものなんてないさ自分は ひとりぼっちだといつも思い込んでいるから大切なも...

  • 2021/05/28 20:45
    孤独の月

    月が孤独の輝きを 放って私の背中を 照らしてる夜露に濡れた草木は寒さに 堪え夜空を 見上げて遠く 遠くの春を 待つ孤独の光に照らされてそれでも泣けない私の代わりにショパンのノクターンが泣いてくれたまるで 私のこの小さな部屋から漏れる悲鳴のように泣いてくれた↓ショパン ノクターン「遺作」この人の「遺作」は、他の誰よりも素晴らしいと思います。大好きです。...

  • 2021/05/23 20:15
    詞「夢見る頃はとうに過ぎたけど」

      数えきれない夜を辿って青い炎に煽られる白昼 呼ぶ声は砂利が混ざり時折の掠れに戸惑う 夢見る頃はとうに過ぎたけど忘却に傾く恋でもなかった 君の居ない季節がま…

  • 2021/05/23 16:52
    午前11時40分から午後0時までのポップス (詩)

        (気まぐれに走り抜けた雨。  残り香が交差点を横切った。  太陽は、もっと高く登ろうと雲をかき分け、  青い絨毯を転がっていく) ♫水に浮いてる季節は  きっと君の居る町を包み込んでいた春  

  • 2021/05/20 22:04
    あなたは花になりました・その2

    あなたは花になりました淡いピンクのハナミズキに囲まれる度私は この体中にあなたを感じてとても 嬉しいですでもとても 悲しいですあなたは花になりました足元に 名もない野花を見つける度あなたがそっとすり寄って来たようで私はとても 嬉しいですでもとても 悲しいですあなたは花になりましたあなたは風になりましたあなたに誘われて虫たちが這い出しツバメが今年も舞い戻り春の息吹きを そっと運ぶあなたは風になりまし...

  • 2021/05/19 22:31
    獄卒の鬼が人間に厳しい理由 (詩)

        河原のゴミを切り分けた まるで愛した魚のように それではダメと妻が言う ようかいろ様が召し上がれない、と。     『獄卒の鬼が人間に厳しい理由』        ********    ポイ捨

  • 2021/05/19 16:58
    亡骸

    今日も自分のために書いてます。すいません。ちち子という子を看取ったときの記事です。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーちち子は私に抱かれながら 息絶えた私が 抱き上げると後ろ足を 小さく痙攣させ目を 大きく見開いた瞳孔が開いて 真っ黒な瞳になったなんて なんて 愛おしい姿なの?魂が 抜けかかってもちち子は 愛おしい姿だった唇から みるみる血の気が失せ全身 ぐなんぐなんになって右へ くたり!...

  • 2021/05/18 23:55
    『竿を振る少女と河童』 楽式~tanosiki~

        花の筏の流れる中に 真っ赤な頭の浮子(ウキ)が揺れてる 君が泳いだ流れに合わせて あっちこっちと波紋を作った   針を結ばない釣り糸で 誰かを救えるわけじゃないけど 姿の見えない君と私の 思い

  • 2021/05/18 21:17
    あなたは花になりました

    これ、もう何度もアップしてるのに恐縮ですがこれは 詩、というより、私の思いそのもの で、これを読むと、亡くしたあの子を思い切り感じられるので定期的にアップします。読み手の方々のことを一切考えません。すみません。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーあなたは花になりました春になって産まれたての 花びらを一枚一枚 けなげに開くあなたは花に なりましたあなたは空になりましたどこまでも広がってただ...

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  • 2021/05/17 20:59
    言葉の行方 詩子の詩355

    〜溜まる〜 喉元まで持ち上がってきた 想いが文字になってくれた口元から見えている 急いで息を吸い込み飲み込んだ奈落の底へ落ちていく 奈落の底へ落ちていく やっとここまで たどり着いたのに一気にあの場所へ そしてそれは どんどん どんどん どんどん どんどん溜まっていく腐敗する前に 見えなくなる前に 形が変わる前に 出してあげて 溜まるように咲く薔薇 こんにちは。詩子です。 昨日は近くの植物ガーデンで今バラが満開なので行ってきました。 今のバラはすごい種類があってビックリです。 本来の普通の薔薇ってどこ行っちゃったのかなぁ。 ✣✣ 言いたい事 ✣✣ 言いたい事を言い切るってことは、普通に生きてる…

  • 2021/05/17 09:17
    カタストロフに返りたい

    理性なんか 粉々になるまで片っ端から なぎ倒して 踏みつけて思い切り感情の海で 溺れてみたい無秩序な 心のままで秩序ある社会を 生きること自体が苦しくて私の中の 野生がカタストロフを 呼び覚ます返りたいカタストロフに返りたいとケモノと化した私が 叫ぶルールもマナーもモラルもぶっ壊してただ あなたと二つの体を 重ねては悦びを むさぼっていたあの頃に 帰りたい...

  • 2021/05/15 17:33
    傷口を舐め合う

    絹と私は、互いの傷を舐め合って生きよう傷口を舐め合うなんてそんな真似して何になる?と人は言うかも知れないけれど自分じゃ届かない場所に傷があったら、舐めてもらうしかないからいちちに堪えるお前の傷を私は舐めるお前が元気でいるだけで私は舐めてもらってる闘病 という言葉は使いたくないだって絹はいちちに堪えるだけでもう十分頑張っているから病と闘って克服して乗り越えてとか そんなんじゃなく上手に病気とつきあっ...

  • 2021/05/15 17:09
    詞「カタルシス」

       途切れた雲の隙間から覗くあの眩しさに似たものを君に感じたんだ 戻らない秒針 引き摺り続けた灰色の僕が眠りにつく もっと歌ってよ 黎明の言葉セオリーを壊す…

  • 2021/05/12 11:20
    路地裏の孤島

    南へ 行けと風に 言われるまま歩いて行けど宿は なし東へ 行けと草木に 言われるまま歩いて行けど人は なし行き先が わからない行方知れずの雲 追って日を 掴んでも掴めない行き先が わからない疲れて辿り着く先はいつもの路地裏陸の孤島猫との宴明日知れず...

  • 2021/05/09 07:14
    けもの出身

    私はけもの出身だから野良犬のように嗅覚を フルに使って信頼できるヒトを嗅ぎ分けて夜は 猫目で寝床を探す信頼できるヒトを見つけたら尻尾を振ってお腹を見せるけもの出身者はみんなにいい顔なんかしないんだだけどいつしか私もヒトになり気がつくとみんなに いい顔をしてたいやだいやだよこの人きらいと思ってもいい顔を 作ってしまう尻尾の名残りがぐりぐりとお尻の真ん中に触れるのにいつからヒト科ヒト属ヒトになり下がっ...

  • 2021/05/07 17:08
    夢が刺さる

    死にたくなるほど青い 夏空砕けて散るのはわたしの 夢幾つも 幾つも砕けて散った夢が 刺さって痛いからいつしか わたしは夢など 捨てた...

  • 2021/05/06 21:09
    詞「笑わないでよ、無傷な顔で」

        仄暗い籠に揺られて傷を舐めあう敗者の僕ら光など差し込まなくても幸福感に苛まれた 不意に拾ったノイズ君を変えた御伽噺眠りについたはずの微睡みが目を覚まし…

  • 2021/05/04 09:00
    明日の天気予報は孤独

    昨日の天気は うつ今日の天気は 不安明日の天気予報は 孤独この心には曇天の空が つづくばかりで快晴は ない陽が 沈む心が 沈む...

  • 2021/05/03 18:28
    苦が痛い

    ただ鬱陶しく忌まわしいだけの生を背負って歩くわたしの生は重たくて背負った 苦ばかり肩に 食い込む苦 が重たい苦 が痛い幸せになろうだなんて贅沢は 言わないどんなに退屈な生でもいいつまらない生でもいいただ この苦 さえなければそれでいいと言っているのに幸せとか 夢だとか笑顔とか 感動だとかそんな贅沢は 言わないただ肩に食い込む苦 さえなければそれでいいと言っているのにそれすら聞き入れてはもらえない苦...

  • 2021/05/01 18:31
    詞「いつかきっと……」

      星屑の影 ひっそりと散る旅路を選んだ代償ざわめく木々に耳を塞ぎ抜け殻の今を思い知る 誰かの柔らかい手を待つひとりを覚悟してきたのに遠い日のシルエット夢にま…

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