昔作った詩と、最近の詩
夜空と 宴をひらこうウォッカを天の川の水で 割って星屑と 私の罪と 嘘とをグラスに入れてかき混ぜて夜空と 乾杯何億光年遥か遠くの 星屑と目の前の罪と嘘とが 絡まったカクテルの 甘味と苦味こんなに 贅沢でこんなに 哀しい乾杯を私は 幾度やっていることだろう夢を 見ていたかった未来を 信じてみたかっただけどもう 全ては遅い私の罪がグラスの中で 揺れている私の嘘が グラスの中で 光ってるそんな哀しいカク...
自由 の意味とか希望 の意味とか永遠 の意味とか私には昔から よく わからなくてだって 私には好きな道を歩く自由はなかったし希望よりも絶望のほうがリアルだったし永遠の 愛よりも有限な 自分の中の憎しみをえぐっていたから不自由 に縛られて絶望を 噛みしめて有限な このいのちを削って来たから自由も 希望も永遠も私には 無縁のものなのかも知れないいや無縁のものと思い込んでいるのだろうきっとその思い込みを...
わたし=苦しみ ならばたっぷりと苦しみましょうたくさんの言葉たちを紡いで 紡いで丁寧に 紡いでこの苦しみを 悲しみを零せない涙の代わりにわたしだけの言葉にして零しましょう希望とか夢だとかそういうものは きっとどこかに置き忘れたのだから存分に苦しんで星のない絶望の闇にもがいてもがきつづけましょう安心して苦しめることはとても贅沢なこと星のない闇ならば微かな光もおおきな おおきな輝きを放つのよたくさんの...
いつか君と見た桜の音が夢に忍び込む 冬の朝破れ掛かったカレンダーは白く僕の目覚ましは沈黙を続ける いつか君と来たあたたかな日に何度も不純を投げてみるけど濁…
海を赤く染めるのはだれですか?健やかに 伸びた銀杏並木の木の枝を容赦なく切り落とすのはだれですか?山を 削り落として住み家を追われたケモノたちに銃口を向けるのはだれですか?真っ白な嘘のように海を塗りつぶして鈍感にも喜んでいるのはだれですか?「地球にやさしい」という値札をつければ罪の上に 建てた家はよく売れますか?我々の罪はどんどん重たくなっていきますそれを背負って歩くしかありませんこの街がどれだけ...
あなたが 夜を望むなら私は 夕陽になって西の空に静かに沈もうあなたが 風を望むなら私は 草木になって揺れながらあなたの心を 休めようあなたが 春を望むなら私は 色とりどりの花になってあなたを楽しませようあなたが 朝を望むなら私は 陽の光になってあなたの頬を優しく 照らそうそしてあなたがもしわたし を望むなら私は このわたしのこころ全部を 綺麗に砕いて喜んで それをあなたに 差し出そう#詩#日記#ひと...
毎日は必ず 誰かの命日で毎日は必ず 誰かの誕生日毎日は必ず 誰かがどこかで 笑い毎日は必ず 誰かがどこかで 泣く毎日は必ず 誰かが産声を 聞き毎日は必ず 誰かが傷を負い 倒れる毎日は必ず 誰かが曇りガラスの団らんを 楽しみ毎日は必ず 誰かが飢えて 震える毎日は必ず 誰もが夕陽に 暮れ果て毎日は必ず 誰もが朝日を浴びる毎日は必ず 誰かの 人生で毎日は必ず誰もが 歩いてる毎日は必ず誰もが 一秒一秒死に...
何年経ってもちっとも喪が 明けなくて私はずっと喪服を着てる通勤ラッシュの行列はまるで葬列のようで皆が 急ぎ足なのに喪服の私はゆっくり歩くみんなもう自然に返って行ったのに私だけが 喪服のままで死せる者たちの魂を 引きずっている恋しくて恋しくて悲しみは 深くて深過ぎて私は喪服のままでいる喪中の心それは冷めきった珈琲のような心喪中の心それは朝か夜かの区別もつかなくなった心いつか喪が 明けたなら私は 初め...
置き去りの夏カタンと響く郵便受け眠い目を擦りながら淡い期待に身を削ぐ 「バカだね」って雑音も今はもう風鈴より遠いゴミ箱にシュートしてふてくされた顔でなだれ…
わたしは いつか景色になる子どもが描いた絵のように色とりどりの眩しい景色その一片にわたしは いつか季節になる一片の呼吸を忘れた 冬涙も暖められる 春胸おどる 夏秋の 秘め事一片のただ 一片の巡りつづける金色の 大地のその一片に呼ばないで呼ばないでわたしには もう名前がないからこの髪もこの両の手もみんな みんな柔らかな風と光に変わってく呼ばないで呼ばないでわたしは 景色その一片それは本当の 自由と永...
おねがいどうか 私を止めて私が敢えて闇のらせん階段を降りて行こうとするその背をおねがいどうか 私を叱っていのちの価値を秤にかけてその重さを比べようとするその愚かをおねがいどうか 私に教えて過去へ過去へと旅する癖のその無意味をおねがいどうか 私に教えて春の陽射しはあなたの その手のように暖かいということを花が喜び花びら広げるそのわけを風が 微笑み静かに吹いていくその行方をそして私の中にもあなたと同じ...
嘘ばっかの君だからさよならさえその類と思ってた誰の腕にも縋れなくなればどうせ戻ってくるんだろうねって何度目の既読スルー?本当は僕だってわかってるんだだけど…
蠢きしか知らない僕にそんな眼差しを向けないで潤いに慣れてないんだよ 道端の石ころを蹴るような軽はずみな動作ならやめて初めての感情に流される 嘘で塗り固めた…
昔作った詩と、最近の詩
俳句を毎日アップしていきます。よろしくお願いします。
現代短歌とエッセイ
子どもも大人も楽しめる童謡や詩を。時には切ないさびしい気持ちの詩や童謡を、素直な気持ちで前向きに。
季節の写真と吹く風にしみる心の俳句を掲載します
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
詩を書いていきます(´,,•ω•,,)
俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。