昔作った詩と、最近の詩
ケイトウの お花が ぼくに 話してくれたの むかしむかし ぼくたちは 火星で いっぱい 咲いていたんだよ って ほんとかな ほんとかな ケイトウの お話 だけど なんだか ケイトウに 赤いうずまき 見えてきちゃった ケイトウの お花が ぼくに 教えてくれたの はるかなむかし...
お天気ですか? お天気雨じゃないですか くもってはいませんか どしゃぶりじゃないですか こころは晴れていますか ぼくは からのペットボトルに ポンと 夜中に おどろかされています 生きていますか? おなかすかしてないですか おはなししていますか ひとりぼっちじゃないですか ...
おはな ひとつ さいていないのに あかく さびた てつくずの やまに きいろい チョウチョが そっと とまったよ おはな ひとつも さいていないのに てつくずと チョウチョ くさも なにも はえていないけど あかく さびた てつくず たちが きいろい チョウチョを みんな...
インターネットで見た 外国の男の子 くつのかわりに ペットボトルを はいていた ぺたんこにして はいていた どこの国だろう ひびわれたはだしの子 ひもをつけて ペットボトルを はいていた サンダルにして はいていた
らっきょ きょきょきょ おはしで なかなか つかめない おさらから つるっと にげた こらこら らっきょ きょろきょろ らっきょ まてまて らっきょ おもわず おちゃわんを トン らっきょ きょきょきょ きょとん らっきょ きょきょきょ おはしで うまく つかめない つ...
お花から 指をつたって 歩いてくるよ ととととてん 小さな まるい はねに お日さま のせて 赤が まぶしい てんとう虫さん あれあれ ころり ころんじゃった お空へと 指を向けたら のぼってゆくよ てんとととと 指の 先で ちょっと お日さま 向いて じっと していた ...
あしたへ いっぽ すすみたいから こころの きずを なおすんだ ゆうきの くつを じぶんで はいて ゆうきの くつは じぶんでしか はけない あした あしたへと ゆうきの くつで からだの きずは なおらなくても こころの きずは なおすんだ ゆうきの くつを じぶんで ...
せっけん ツルン ツルン ツルン ツルン おなかを すべって にげちゃった アワたて あわてて アワアワ アワアワ にげちゃった せっけん ツルン バイ バイ バイ タイルを すべって にげちゃった とけちゃ いやだと ツルツル ツルツル にげちゃった
だれが吹くのか どこから流れて来るのだろう ケーナの音に さそわれて 風にゆれてる うす紫の ジャガイモの花 ぼんやり見上げる 夕焼け空に 群れなして行くよ チチカカ湖に舞う フラミンゴ インカの昔 思い出せ 風にゆれてる うす紫の ジャガイモの花 ぼんやり見上げる 夕焼け...
だれもいない公園の ベンチを見つけ すわろうかなと 思ったとき ハトがペコペコ 近づいて よくクックルクー いらっしゃっいクックルクー 白い風のウエイターが クルクルリ 落葉のメニューを ひらりと置きました 大きな プラタナスのメニューには 虫くい文字で ひとつだけ 「こ...
スマートなぼくじゃが じゃがいもじゃが じゃが でっかいおれがじゃ じゃがいもじゃが じゃがじゃが まあるいわしがじゃ じゃがいもじゃが じゃがじゃがじゃが いろぐろせっしゃが じゃがいもじゃが そんなのいやじゃが いろじろうちが じゃがいもじゃが そうじゃろうがじゃ おく...
ぼくが お部屋で ひとり 勉強を していたら 急に せなかで コトンと音がした ふり向くと かべに付けた 人形だった おー きゅうばんボーイ 大きな くちびる まっ赤な くちびる さびしそうだね ぼくは きれいに ふいて ぴったり つけなおした なのに すぐまた コトンと落...
落ち葉をだいて カマキリは チェロをひく 夢をみました 長いうでを 曲げたりのばしては ギビルビギー ビギルビギー なんてすてきな ギビルビギー ビギルビギー なりやまない はくしゅ コンサートホールは 大入りまんいんです 夢からさめても カマキリは 上手にひける 気がしま...
ほっさほっさ ほうほう 風が吹いて いちどに なびく コーンニチハ ぼくもあいさつ はねはね やあやあ いちめん銀色 ススキの中を のんきに歌って 歩いて行った 泳ぐまねなど しながら 歩いて行った ふっさふっさ ぽやぽや 風が止んで いちどに 鳴いた コーンニチハ ぼ...
朝のひかりに すけて コスモスが わらってる クスクス クスクス なにがそんなに おかしいの もしもし もしもし クスクス クスクス もしもし もしもし クスクスさん あれれ? 風にゆらゆら ゆれて コスモスが わらってる クスクス クスクス なにがそんなに うれしいの も...
ある日 ふらりと 帰ってきた ノラねこ なんじゅうにちぶりだろう どこに行ってたの どこでねてたの ぼくがこんなに かんげきしてるのに ぼくの足に あたまこすりつけ シッポまきつけて あまえてなくばかり そっか おなかすかしているんだね げんかんを開けると またをくぐりぬけ...
キツネがハガキを 書きました 町の動物園に行った タヌキに いっしょうけんめい 白いクレヨンで 書きました せのびしてポストに 入れました 郵便屋さんは こまり顔 それはプラタナスの葉っぱに 切手の 代わりに野菊が 一つはりつけて ありました それでも届けて あげました や...
あつい まひるーん たいよう てりつけるーん つつじの はのかげ くるくり くるりん トカゲの おばさん おでかけ するりん しっぽ ふりふり ハンドバッグさげて ぺろん ぺろろん ちょっと くちびる なめるーん あつい ひざしーん たいよう じりじりりーん まっくろ いわ...
ミミズの おいしゃさん ちきゅうを しんさつしているの ニョーローリ ニョレ ニョレ からだじゅうを ちょうしんきにして ミミズの おいしゃさん きょうも おうしんいそがしい ニョーローリ ニョレ ニョレ からだいっぱい くさのみつけて うーん ミミズも したたる いい ちきゅう
赤いお花が ちったあとに ふくらんだ ふくらんだ ちいさなタヌキの おなかだよ トンボ チョウチョ よっといで ちょんとつまめ ちょんとつつけ ぽんせんか ぽんせんか ほうせんか らいねんまた さいてくれませんか 白いお花が ちったあとに ふくらんだ ふくらんだ まあるい緑...
たんぽぽの夢はいくつ 絮の数 たんぽぽはどこだってここがふるさと 野辺に咲くは平和の証し たんぽぽ 踏まれてもまた咲くたんぽぽの根っこ たんぽぽに やあとあいさつして通る たんぽぽよまた同じ場所で出会えたね 傍に咲き 石と語る たんぽぽ ...
昔作った詩と、最近の詩
俳句を毎日アップしていきます。よろしくお願いします。
現代短歌とエッセイ
子どもも大人も楽しめる童謡や詩を。時には切ないさびしい気持ちの詩や童謡を、素直な気持ちで前向きに。
季節の写真と吹く風にしみる心の俳句を掲載します
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
詩を書いていきます(´,,•ω•,,)
俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。