昔作った詩と、最近の詩
金魚すくひ諦めボールすくひかな 屑と呼ばれる金魚にも意地のあり惜しいね坊やポイまた破る 子のかたき金魚掬ひのお父さん血圧上がる破れポイの山 紙やぶれそれでも金魚つぎつぎと掬ふ名人子らの羨望 出目金を掬ふ名人その技は尾びれ外して載せる胴体 子供の時に縁日か何かで金魚すくい...
猫舌のコーヒーすすりムードなく恋ははかなく振られしデイト フルーツの君つくりたるスムージー夏を乗り切る朝の活力 (*´σー`)エヘヘ 空想は自由ですから。 妄想だろ。😁 今日も朝から暑いです。体調管理がむつかしいですね。 夜中に汗をかいて起きて、慌てて水を飲むことがありま...
昼寝覚めコロボックルがあちこちに姿見せてはすばやく隠る 小5か、小6の時に図書室で「だれも知らない小さな国」佐藤さとる著を借りて帰って、夢中になって一気に読んだ。 すると、コロボックルが部屋の隅に現れてはすぐにサッと隠れる日が続くようになった。いたずらっ子のように物陰に現れ...
汗をかき寝苦しくなり起きだして時計を見れば夜中の一時 パジャマ脱ぎ肌着を着替え落ち着いて熱中症の予防にビール ケガをするまではこんなに汗はかかなかったけど。 自律神経がおかしくなってしまったせいなのかなと思う。 冬は冷たさで困るけど、夏は夏で困る。 けれど、壊れた神経はも...
大嫌いあいつなんかと波を蹴る 伝う涙のくしゃくしゃの顏 スイーツへケンカの後で誘う彼なかなおりしてあげてもいいよ 今日日は甘党の男子も多いようですけど。😊🍒 更新の最中に、突然にわかに曇って雨が降って来ました。雷は今のところ大丈夫のようだけど。 と、思ったら鳴り始めまし...
どこか遠くへ行きたいと潮騒の水平線を君の遠い目 砂浜にハートを描いて手をつなぎ帰ったあの日もう戻らない 俳句に句またがりや破調があるように、短歌も七から始まっても良いようですね。一文字くらいの字余りもアリのようです。 まだ二日目だからこんなものかな。十年前の俳句のノートを見...
完熟の恋の断面いちご切る 苺に恋をせし王様のゐたり そんな絵本があったら楽しいだろうな。 昨日からの体調の悪さを引きずったままで、気乗りしない気持ちにムチ打って、サッシ踏みを200回やったら身体も気持ちもだいぶ楽になりましたよ♪ 今日はメルヘンな気分になっています。 い...
くちなしの風車のごとく咲きゆく くちなしの香に浮かぶ君の面影 くちなしの褪せて遠のく別れかな くちなしの花を一輪朝の卓 君のこと思い出して くちなしを 朝のテーブルに飾ったぜ もう 遠い遠い日のことだ だけど くちなしの 香りはあの日のままに 君を語る 君が作って...
広告の安売り買ひに梅雨晴間 昼餉後の眠気を誘ふ梅雨入かな 近畿地方も梅雨入りしたと今朝のニュースで聴きました。 田植えも終わって、夜は蛙の合唱が始まりました。まだ大合唱とまでは蛙の数が多くなさそうですけど。😂これから少しずつ団員が増えて賑やかになることでしょう。 昼寝...
マロニエの散りし木陰に別れあり マロニエの花に戻らぬ日を仰ぐ ケーキ焼く香にそよぐマロニエの花 マロニエの花やレコードノイズ音 マロニエの咲けばときめく恋心 おもむろにトマトをパンに挟みけり 雑念にかぶりつくごとトマト食ぶ 大皿に切りしトマトの昼餉かな ト...
健診を終へてレモンスカッシュかな 診察も疲れるけど健康診断も疲れますね。 結果は来週あたり郵送されて来るそうです。 血液検査、尿検査で引っ掛かることが多いのは覚悟しています。😂いよいよ薬を飲むことになるのだろうな。血糖値やら尿酸値やら。🤣 血圧は正常でした。体重はだい...
時の日やアルバムのモノクロ写真 時の日や破壊されゆく国のあり 時の日や捻れて歪みゆく地球 時の日や新美南吉うた時計 時の日に訪ねし「涙ぐむ花壇」 保存されし蒸気機関車時の日 時の日やICTスマートシティ 時の日や変はらぬ鳴りの寺の鐘 時の日や電車は来たる正確に 時の日や列車...
カンパニュラ倒れて土に聴かす音 吾が思ひ蛍袋の白にあり 岩肌に蛍袋の吉野路へ 鋏こんの形さまざま蛍袋 切符きる鋏の音や釣鐘草 蛍袋の俳句は思ったほどはありませんでした。 今回、初めて知って驚いたのは、季語「蛍袋」を見てみたら、釣鐘草も含まれてあったことです。おいお...
万緑を柔く巻きしロールケーキ 万緑に囲まれ村の社かな 万緑を鏡のごとく映す湖 鉄橋の万緑分けてゆく列車 万緑に汚れし心さらけ出す 万緑に開け放したる胸の窓 万緑を匙で掬えばケーキなり コーヒーに万緑映る山のカフェ 万緑に子の上げし「この指とまれ」 万緑や教会...
梅雨寒や玉子の殻の入り込み 水滴に映る黄昏梅雨寒し 梅雨寒し洗濯バサミ部屋アート パソコンにつまづき通し梅雨寒し コーヒーと浅川マキと梅雨寒し さよならと去りゆく君や梅雨寒し 梅雨寒しアボガドだけのサンドパン ふふんだ。シンプルなのが美味いんだ。その分、マヨネ...
咲き残る一輪凛とクレマチス 血圧の高めの親父鉄線花 鉄線花抱ゆる鉢の孫のごと 鉄線花やぶれて剪るや老いの恋 クレマチス散りて花がら螺子のごと 小津映画クリームソーダと味あふ 溶けゆく片思ひやクリームソーダ ふたり昭和の生まれクリームソーダ クレマチス、鉄線と...
幼日を湯呑に広げ新茶汲む 鉄橋の内に駅あり新茶汲む 採れたての農家民宿夏野菜 天ぷらの一芯二葉新茶なり 亡き夫と一芯二葉の耀き 茶畑の中に居ありて新茶炒る 親子して新茶の出来を確かむる 釜炒りの深き香りの新茶かな 今朝の「小さな旅」を見ていて詠みました。 鉄...
花ざくろ散りて小人の火星人 花ざくろ散りてタコさんウインナー 「父ちゃん」と手をつなぐ子やラムネ玉 ラムネ飲む宿の二階の出窓かな 女湯の妻に払わせラムネ抜く 居酒屋の〆にカラカララムネ玉 昭和を振り返る音やラムネ玉 瓶コーラ昭和の町に今もあり 自販機のコーラ出て来る瓶の...
糠雨を蕊に零さず未央柳 写真は晴天の日の未央柳です。 もう何年も前のことですが、霧雨の日に町で道端に咲いてる未央柳を見たら、このたくさんの細い蕊の先に、霧雨の細かい粒をびっしり載せていてとてもきれいでした。その日にかぎってカメラを持っていませんでした。(*´Д`*) 条件...
のびのびと路にはみ出しクローバー クローバーに寝て道造の詩集かな 青空に白詰草の背伸びかな 一面のクローバ踏まずには行けず 田仕度に踏みゆく苜蓿の花 晩春の季語ですが詠んでみました。 ☘苜蓿の花、クローバ、クローバー、白詰草など呼び方があるようです。 (*´Д`*...
花芯なる泰山木の仏様 芳香に泰山木の花仰ぐ ぐぐんと背のびろ泰山木の花 泰山木は葉が茂っていて、木の上の方に咲いてるのが多く、なかなか近くで花を見れません。あちこち探して見つけました。 花はとてもいい匂いがします。大きな花は美味しい蜜を出すのか、黒いコガネムシ(たぶん...
昔作った詩と、最近の詩
俳句を毎日アップしていきます。よろしくお願いします。
現代短歌とエッセイ
子どもも大人も楽しめる童謡や詩を。時には切ないさびしい気持ちの詩や童謡を、素直な気持ちで前向きに。
季節の写真と吹く風にしみる心の俳句を掲載します
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
詩を書いていきます(´,,•ω•,,)
俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。