昔作った詩と、最近の詩
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詩231204m💖心ぽかぽか💖・・・⚡雷ハートk2パターンカメレオン⚡☕あったかぽかぽかマグカップ&🎒冬楽しくてリュック⚡
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詩230612m🌟いつでもYO🌟・・・✨キラッキラの流れ星5k🧢クールにキメようジェットキャップ&ラッキー🌠な缶バッジ 非公開
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詩230529m🍓LOVE LOVE🍓・・・🍫手裏剣(赤)k イチゴチョコ猫ちゃん スタンダードTシャツ&📶スマホケース
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詩230519a🌒新月前の🌒・・・⛏心はいつもあなたの元へのワークシャツ&🐶愛犬と歩く新月前の闇夜のドッグTシャツ
詩230515m🤡ちょみっと変身🤡・・・🌟キラキラな✨カラフルスターkフルグラフィックTシャツ&🎩マジックハートなカラフルスターkバンダナ
詩230512a🌹大切なあなたへ🌹・・・📶いつものコールは手帳型スマホケース&🥂いつもより添う身近なグラス🥂
詩230508m🌞みょん-みょん みょん-みょん🌞・・・🎁レッツスキップリュックGOで&👒お日様パワーのバケットハット
気分をあらためるために飲んだコーヒーが、なんとなく苦い。いつもの癖でたっぷり甘くするはずのフェイトですら、砂糖を入れ忘れていた。なのはがカップの水面に溜息を落としつつ、ぼやくには。「ほんとうの臨時教導官が、ギンガだっただなんて、ね」「それに、ギンガもある意味、このテストの試験生だったんだよね」ギンガが「失格」という言葉を告げたいちばんの相手は、彼女自身だったのかもしれない。宅配業者を装った男は、隣町に住む会社役員の男性で正真正銘の一般人。暇を持て余していたのでこのプログラムに参加したらしい。そのプログラムとは「時空管理局オンブズマンシステム」最近、管理局職員による汚職や犯罪が絶えない事態を憂えて、市民団体有志が管理局職員の予備演習や、犯罪者の更生プログラムにエキストラ参加する動きだった。小耳に挟んではいた...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(三十一)
高町家の壁時計は、午後十時半を知らせていた。リビングにいたのは二人だけだった。ヴィヴィオは奥の部屋で、眠りの淵に憩っているだろう。「きょうはいろいろあったねぇ、フェイトちゃん」「課外授業が多すぎるよ」長いソファに肩を寄せ合って、一枚の毛布を膝で分け合って座っている、なのはとフェイトはくたびれた顔をしていた。──半時間前のこと。耳を揺さぶるような風船の割れる音がして、紙ふぶきがさかんに舞った。ギンガの撃った拳銃は、おもちゃだったのだ。銃口からは吸盤つきの玉が飛び出し、犯人の額にヒットした。のけぞって倒れていく男のおでこから銃口までは、紙製のカラフルな国旗が連なって広がっていた。情けなくも犯人は口から泡をしこたま出して、仰向けの蟹のごとく失神してしまっていた。手にした拳銃を、ギンガは倒れた男の腹に放り投げた。...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(三十)
喫茶での中華食がもう少しで終わるというところで、自分の店が建築終了した。1階は店舗で、2階は住居だ。喫茶に置かせてもらっていた中華食の物を自分の店へと移していく。最初はラーメン屋だ。そのラーメン屋を始め2年経った年の10月末。このラーメン屋は、11月から中華店になる。元々店舗は広いので余裕に中華店ができる。そう、10月末という時期はハロウィン。大学の仲間と共にハロウィンの仮装パーティーに出る。なぜ急に中...
その事件とは、ボスが誰かに拉致られてしまった事だ。それを教えてくれたのはマサだった。しかも、犯人は発砲したがる爺ときた。ボス、奪回だ!でも、ここで動くのは他の皆で、私はユタカと連携コンビだ。話をしている間に不機嫌になったと教えてくれたので、これは骨が折れる仕事が一番最初かよと、内心では嫌気がさしていた。うーん、どうか機嫌が良くなりますように。管制塔に足を踏み入れるとモニター画面がいくつもあり、緊張...
本稿は、とあるプロ漫画家が二次創作物に対するヘイト感情を吐露した一件に基づいた記事(「原作者はファン活動としての無償二次創作を死にさらせと呪っている?!」参照)にもとづいています。ちなみに、私はプロの創作者になったことはありませんので、あくまで一般読者としての考えです。くだんの匿名商業漫画家のお気持ち表明にあるのは、プロフェッショナルとしての将来に対する不安です。要するに、自分が苦心して編み出した話を利用して、自作のようにふるまうアマチュア二次創作者が許せない。連載に影響しない、同人ゴロの描くようなエロ創作なら害がないが、カップルの強要や推しの生死について注文をつけたりするのが度し難い。作家性の否定であり侮辱であり、二次創作クラスタを脅威に感じる。そんなところでしょうか。おそらくこの主張者は、二次創作その...二次創作者に振り回されない原作者の対抗要件
皆の戦闘を見ていると、ウズウズしてきた。ソイツは私の獲物だ!なので、ボスに交渉していた。 「ボス! 私も参戦したいっ。あいつは、私の畑に毒を入れて食材をダメにして閉店を余儀なくさせられた。食い物の恨みを晴らしたい!」はあ……と溜息を吐いていたが許しを貰った。 「一本だ。いいな。」 「ラジャ!」そこに突っ立っているマサから警棒を2本引ったくり、向こうに走っていく。叫んでいた。 「おらおらおらぁー! 最...
タイトルからおわかりのとおり。この記事には、プロの作家さんにとって不機嫌になる内容がふくまれています。閲覧にはくれぐれもご注意ください。***ツイッター上では、しばしば二次創作関連の話題が湧出するものです。2020年11月下旬にトレンド入りした話題は、とある漫画家が匿名で漏らした愚痴でした。こういう本音をこぼす行為を昨今は、お気持ち表明というそうです。「ファン活動としての二次創作活動を許容しなければならない空気感と文化を破壊したい」この文面、いささか論点が多岐にわたっていますので、箇条書きで拾い出してみます。・日本のクリエイターが自作の二次創作活動容認を強いられている・精魂こめてつくりあげた自作キャラと設定とを他人にいじられたくない・読者に寛容な作家像であることに苦痛を覚えている、媚びたくはない・憧れの先...原作者は、ファン活動としての無償二次創作を死にさらせと呪っている?!
「あれ、やっぱりホンモノだったんだ?」「私は、てっきりニセモノだとばかり」この期に及んで、まだしも真贋論争に明け暮れている。なのはときたら、紛うことなき強盗犯だと思い。フェイトにしてみれば、善良な宅配業者を装い、さらに素人くさい強盗犯を演じる教導官だと考えを足してみただけなのだった。要するにあまりにも、犯人がへっぴり腰なことに、判定をひっくり返されている。ギンガが握り締めたままのナイフからは、血が滴り落ちている。顔いろひとつ変えないギンガに対し、腰砕けになってへたへたと座り込んだのは、犯人のほう。腰を落とした男はみぞおちのあたりを押さえている。ギンガの肘鉄を食らったからだった。にしても、教導官にしては情けない。ここまで、気の弱そうな犯人を演じる必要があるのだろうか。フェイトの疑問はつきない。「夜も遅いです...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十九)
「フェイトちゃん、もしかしたら、この人は本物?」「本物って、どれの?」宅配業者なのか。臨時の教導官なのか、はたまた正真正銘の極悪強盗犯なのか。腕組みして、うーん、唸っているなのはとフェイト。その隙をついて、芋虫状態で床に額づいていたはずの男はたちあがっていた。「君たち、油断したね。このお嬢さんがどうなってもいいのかい」ふたりが考え迷っているわずか数秒は、男の腕を自由にし、さらにギンガを人質にとる余裕まで与えてしまったようだった。ギンガを後ろから捕まえている男は、隠し持っていたカッターナイフの刃を、彼女の白い首筋に突きつけていた。なのはとフェイトは、それでも動じない。フェイトのバインドを解いたのだから、魔道師の端くれといえるだろう。だとしたら、今晩やってくるべき教導官さまなのか。「やっぱ、ホンモノかなぁ」「...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十八)
それに、ちょうどタカとユウマも着いたみたいだ。だから中に入れてやる。どうせ暇だろ、お前ら。見学するより動けよ。そう思い付け足してやる。「マサとユタカ。それに、今着いた奴ら。タカとユウマ。お前等もだ。入れ。」マサは驚いている 「えっ! 私は仕事……」ユタカは舌打ちしている。 「くそったれ、そうなるよな……」タカとユウマは、これだ。「えー……。せっかく着いたばかりなのに……」「何をやらせる気だ?」その2人にこ...
喫茶が中華になって客足はどうなのか心配だったが、順調にいっている。そんな時、ある事件が起きた。ある夜、誰かが走り出てきた。ユタカの声が聞こえてくる。 「ソイツを捕まえろ!」へぇ、捕まえるだけで良いんだと思い追いつく。だけど、そいつは忘れもしない毒男だ。 「お前……。もしかしてブラッディか!」そいつはこっちを見ると立ち止まってしまったので足を払ってやる。 「隙有りっ!」地に膝を付いたソイツを立たせてい...
フェイトがギンガを連れて出ようとした矢先。玄関のチャイムが鳴った。フェイトがドアノブを回したのか、向こうから押されたのかわからない。宅配業者の男は、さも当然といったふうでお構いなしに押し入ってきた。小柄な撫で肩の訪問者は、自分の肩幅分だけのドアを開いて、するりと身を滑らせてきたのだ。野球帽をとって広くなった額を撫で付けるようにしながら、白髪交じりの髪がおじぎする。好々爺といったふうの初老の男に、警戒心も緩くなる。フェイトとギンガは、男のために玄関の脇へと退いていた。「どうも、夜分遅くにすみません。お届けものにあがりました」「あれ。うちのマンションね、夜間の宅配は一階の保管庫のほうへお願いして…」なのはがウグイス嬢のようなかしこまった、しかしじんわりと甘みの残った声を出すので、フェイトはすこし面食らった。初...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十七)
「この電話、さっきまでコードが抜かれていたんだけど」「コードがですか?犯人役の人、そこまで手が込んでたんですね」電話機に身を寄せたなのはは、真剣な表情をして視線を落としていた。あるプッシュボタンを押すと、電話機のモニタには、「19:58ツウワ」と表示が出ている。何回か押すと、表示の数字は若くなり、ツウワの横に、見慣れた電話番号が現れた。登録していた懐かしい友人宅のナンバーだった。「コードを抜いたのは、たぶんあの人じゃないよ」「じゃ、誰が?」「問い詰めてもいいけど、きょうはもうお寝んねしちゃったし。また明日にしよっか」なのはの視線の先には、すこやかにソファで眠りこけていたヴィヴィオ。まさか?といぶかしむフェイトとて、寝た子を起こすのは酷だと思った。寝かしつけるほうがたいへんなのだから。「もう夜遅いけど、ギン...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十六)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
4年生、5年生も同じように過ごし、6年生に上がる前、就活をしていく。どこに行こうかと迷ったが、とりあえず親がやっているので、そこでいいやと思い進路先を新潟にする。その前に、実地研修だ。附属病院から始め、区立病院もやり、近隣の病院も数院に実地に赴く。机上と実地は違うということは知っている。知っているが、ここまで差があるとは思ってもいなかった。実地が終わり、家に連絡する。「どした?」「そこで2~3週間、...
ヴィヴィオをソファに横たえさせたなのはは、がさごそと箱を開封してみた。段ボールの中に四方を緩衝材でまもられた、さらに小さな紙製の箱。そこを開けると、プラスティック製の容器に保護された、青い小瓶が見えた。本体の容量には見合わない程かさ増しした、明らかな過剰包装だとわかる。取り出した拍子に、つづら折にされた説明書きが落ちた。拾ったフェイトの手がそれを開いて目を通している隙に、なのはは小瓶を電灯の明かりに透かして眺めた。壜が厚いわりには、中身は三分の一ほどしか詰められていない。「化粧水…かな?」「『お買い上げありがとうございます。本品は開封なさいましたら、お客さまがすでに使用したものとみなし、返品には応じかねます。商品が到着後、一週間以内に同封の振込み伝票にて代金をお振込みください』──だって。ええっ?!一本で...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十五)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
「なのは、これ何だか知ってる?」「ううん。覚えがないんだけど」ヴィヴィオを寝かしつけたなのはは、いとものん気な顔をして首を振る。子どもを眺めたあとの、母親の顔はどんな嫌なことがあっても穏やかだ。不安を押し隠すための質問をしたフェイトですら、思わずほっこりしてしまう。だが、不審物の調査は侮れない。ましてや、法務を司る者の自宅ともなれば。過去の判決を不服とした逆恨みで送り付けられたものかもしれない。今日届く予定の荷物なんてなかったし、仮に届いても一階の集合郵便受けの近くに各戸の荷物預かり金庫があったはず。この大きさならば、たいがいそこに保管してもらう手はずになっているのだ。「宅配業者を装うって言ってたよね。その荷物だったとか?」しかし、犯人役の男は宅配業者らしい出で立ちではなかった。目だし帽で顔を隠し、黒いジ...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十四)
連載 荒野のバラと谷間のユリ 5 小野田に誘われて、ボクと栞奈と金治は、六本木のそのスナックに行った。そこでママが歌う『時には母のない子のように』に胸を打たれていると、「おまえも何か歌え」と小野田が言い出した。ギターを手にしたボクが歌ったのは…
陸士108部隊と連動した調査があって、この日ギンガといっしょだったフェイトは、彼女を送ろうと車を走らせていた。そこに、最近首都を賑わしている宅配業者を装った押し入り強盗の報が入ったものだから、現場に急行してみれば、なんとそこは高町家が引っ越して間もないマンション。そして予感は的中し、ターゲットが潜んだのは幼子が留守居をもまもる一世帯。フェイトが身の毛のよだつ思いがしたのはいうまでもない。空いていた玄関口からはギンガが、そしてフェイトは壁伝いに上ってベランダから侵入した。ヴィヴィオに襲いかかろうとした目だし帽の男を、ギンガが間一髪で体当たりして弾き飛ばした。男は体格がよくてそれしきのことではひるまない。ポケットから取り出したサバイバルナイフで切りかかってきたのを風のようにかわし、みぞおちに一発叩き込んだあと...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十三)
高町家の壁時計は、すでに午後九時半を知らせていた。訪れ客は二名に減っていた。例の侵入者の身柄は、この区域担当の首都警備隊隊員に引き渡されたのだった。リビングのテーブルを囲んで、三人のうら若き女性がぐったりした顔つきで、お茶を啜っていた。唯一、疲れた顔を見せなかったのは、卓上の中央に広げられた土産のシュークリームをぱくついているヴィヴィオだけだった。この夜にめまぐるしく色んなことが身に振りかかったはずなのに、まるで灰を浴びただけのように平然としている六歳児を、ギンガは横目に見やりつつ、感服している。シュークリームは子どもの手のひらには余る大きさだった。柔らかな皮に勢いよくかぶりつくと、カスタードと生クリームとがミックスした中身が、ぶにゅうっと飛び出す。ヴィヴィオの口まわりは白い泡をまぶしたようになった。「マ...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十二)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
******Lesson-30:私を捕まえるときは、切れにくいバインドにしてLesson-31:本当のエキストラティーチャー「はい?」「ギンガ、いま、なんて?」傍から様子を伺っていたフェイトも、我が耳を疑った。──そこにいるのは、柔面のなじみの後輩。だが、発せられたのは別人の声。「失格」を宣言したのは、犯人役の小心の男だけではなかった。むしろ、ギンガは親しい先輩に失望の色合いを深めているのだった。******魔法少女リリカルなのはシリーズ二次創作小説第八弾「高町家のアフターレッスン」の第三講からをお届けします。やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かず。お留守番ヴィヴィオとお帰りなのはママたちが遭遇する、思いがけない出来事。続きをお読みになりたい方はコチラから。【目次】魔法少女リリカル...☆魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」第三十一話まで更新☆
連載 荒野のバラと谷間のユリ 4 栞奈と敦子がボクに「引っ越し祝い」としてプレゼントしたのは、黄色いケトルとマグカップのセットだった。その黄色が、部屋のグリーンと青のカーテンに映えた。そのマグカップで、コーヒーを飲む相手を、ボクは想像した――。
「フェイトちゃん、お、お帰り~」「なのは、今日はかなり遅かったね」平静を装ってなのはがかけた言葉は、いささか不機嫌そうなフェイトに手厳しく返されてしまった。「え、とね。これには事情があって。それより…」「どうして、玄関に男物の靴があるの?」「は?」有無を言わせない、フェイトの口調であった。この部屋の正当な主、高町なのはにとってみたら、まずもって帰宅時に目についた異常──フェイトの足元に転がっている「それ」の何たるかを、問い合わせしておきたいところだったのだが。フェイトにとっては、まずなによりの一大事が玄関に置いてあった紳士靴だったらしい。なのはは、床に寝転がった「三番目の」客人に視線を落とした。猿ぐつわをされて、うんうん唸っているその男。玄関の靴はそいつのものではない。なにせ、その男はちゃんと安っぽい革靴...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二十一)
****「すっかり遅くなっちゃったなぁ」高町なのはは呟きながら、ルームキーを鍵穴にねじ込んだ。あれ、回しても軽い?がちゃがちゃ回すと、おかしなことに逆に閉まってしまった。二度目の開錠をする。意外にレトロな戸締りではある。このマンションに引っ越してからこのかた一箇月になるが、機動六課の隊舎みたいにカードを滑らすタイプではないので、どうにも慣れない。小首を傾げながらドアを開けた彼女は、土間に並んだ靴にその不可思議の答えを見出した。そこにあった靴は四足。一番端には置物のように揃えられた紳士靴。その横にはひときわ小さい女児のスニーカー。その隣にぴったりとつけたのは、見覚えのある黒いハイヒール。なのはは微笑んだ。その左に位置する地味なパンプスはあまり見かけないものだった。この玄関事情から察するに、この夜の来客は「女...魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」(二〇)
連載 荒野のバラと谷間のユリ 3 栞奈というバラには、いつもつるんで動く年上の女がいた。編集部員が「魔女」と呼ぶ彼女はボクたち男が知らない彼女の秘密を掴んでいるように見えた。そのふたりが、ボクに声をかけてきた――。 管理人の近著 ボク
2年の前期試験前。なにやら皆が嬉しそうにしているので話しを聞いていると、悟君の父親の誕生日パーティーに参加できるとのことで。「マジで? 行く行く」悟君は意地悪モードに入り、こう言ってくる。「私よりテスト結果が悪いと連れて行かない」変動はなく、いつもの悔し顔の悟君が見れてラッキーだった。「そったれー!」いえーい!!おっと、タキシードの用意だ。余興で何かをしたいな。させてくれるかなと悟君に言うと、翌日...
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
******Lesson-20:高町なのは、おかえりなさいLesson-21:フェイト・T・ハラオウンのただならない不機嫌小首を傾げながらドアを開けた彼女は、土間に並んだ靴にその不可思議の答えを見出した。そこにあった靴は四足。一番端には置物のように揃えられた紳士靴。その横にはひときわ小さい女児のスニーカー。その隣にぴったりとつけたのは、見覚えのある黒いハイヒール。なのはは微笑んだ。その左に位置する地味なパンプスはあまり見かけないものだった。******魔法少女リリカルなのはシリーズ二次創作小説第八弾「高町家のアフターレッスン」の第三講からをお届けします。やってみせ、言って聞かせてさせてみて、誉めてやらねば人は動かず。お留守番ヴィヴィオとお帰りなのはママたちが遭遇する、思いがけない出来事。続きをお読みになり...☆☆魔法少女リリカルなのは二次創作小説「高町家のアフターレッスン」第三講の掲載開始☆☆
連載 荒野のバラと谷間のユリ 2 いろんな男が、彼女たちに声をかけた。バラは、危なそうでもついて行く。ユリは、納得した相手でないと、ついて行かない。バラは無頼派に弱く、ユリは常に正しさを選んだ。ふたりの間で、ボクの心は揺れていたた。 管理人の近
連載 曠野のバラと谷間のユリ 1 バラとユリ。もし、目の前に両方の花があったら、あなたなら、どちらの花を選ぶだろうか?そんなバラとユリが、突然、ボクの目の前に現れた。1972年。パンダが初めて日本にやって来た年だった。 管理人の近著
姫神の巫女漫画化記念SS、名づけて、神無月の巫女からやがて姫神の巫女になる二次創作小説。御読了ありがとうございました。お楽しみくださいましたら嬉しいです。以下、どうでもいい後書きです。いつもの。これはいわゆる、シリーズもののコラボSSです。前世のひめちかと現世のひめちかとがニアミスするというSFめいた、そしてギャグのような設定は、二次創作においてはしばしばみられるものでした。私も過去作で書いたことはありますし。今回はそのやりすぎヴァージョンで、スーパーひめちか大戦のようなものを。こういう夢の対談みたいなのをやったらおもしろいなという、ありがちな思いつきです。ひめちかが、二重にも三重にもなんども描けるという、本人だけが楽しい役得です。ね、そうでしょ。「絶対少女聖域アムネシアン」のあの姉妹と、「十字架トライア...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(了)
後ろを振り返ってみれば。千華音は立ち止まって空を見上げている。媛子は道を後戻りして、側に並ぶ。冴え冴えとした光りを受けた少女の顔は美しい。香り高い風が吹いて、そこだけきれいに喧騒な空気が払われた気持ちになる。あんなに怖くて怯えて、それでも我慢して、このひとの隣に並んできたのに。泣きそうになって、媛子はあわててあくびをした。いつもぼんやりとした顔をするのは、気持ちの乱れを悟られないためだ。柔らかな自分のココロを守るために、媛子の顔は貝殻のようにきまりきった笑顔で固くなる。────だって、好きなものを壊すのって本当につらいから。愛したものをこの世に残さなくて、こころのなかにだけ埋め込むのって辛いから。うつろになった貝殻みたいに空(くう)になって生きるのなんてしんどいから。だから、千華音ちゃんにはそんな想いはし...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(二〇)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
5人が道場の真ん中に向かったが、すぐに飛ばされてきた。 「さすがだわ……。医学部1年の王偉強 (ワン・アンドリュー)。香港人だ。よろしく」 「くっそ……、少林寺では負けないと思ったのに。同じく医学部1年の高瀬正孝」 「柔道の師範してるのに、柔道で負けるとは……。同じく医学部1年の渡部優馬」 「得意の手刀で負けるとはな。同じく医学部1年の山口悟」そして、一番最初にぶっ倒れたのだろうと思える一人が這い出てき...
会計を済ませた喫茶店を出てみれば、外はもう秋の夕陽を惜しむ時間を過ぎていた。先をぴょんぴょん跳ねるようにスキップしながら、媛子が嬉し気に歩いている。子どものようだ。その背中を千華音は追いかける。いつでも後ろから斬りつけられるように、鞄のなかの刀身に手を伸ばしながらも。誰かに抜け駆けされないように、その背中をまもりながらも。少女たちが出歩くにはそろそろ用心せねばいけない時間帯だ。追捕の九頭蛇どもに獲物を横取りされてはかなわない。千華音の警戒心がはりつめる。媛子はちらりとそんな千華音の殺気を予知しながらも、おくびにも恐怖を出さない。──でもね、千華音ちゃん。あなたは、その本を読んだらきっと変わるんだよ。だってね、多くの女の子たちも、男の子たちでさえ、そのお話を好きになって10年以上もその伝説を信じているの。う...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十九)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
月と地球と太陽と元気があればそれでイイ!めざせ20周年!続編をお待ちしています(^^♪****最終話:あれからの神無月の巫女、これからの姫神の巫女愛はみえるかたちで現れてこない。動いたときにそれが芽生える。貝殻が砂浜ではすでに命もたぬように、その海のなかへと飛びこんではじめてわかる。たったひとつの生命がどれだけ深い砂底でもがき、そして何を救おうとしていたかを。月が狂うほど美しいのならば、そこには言い知れぬ好きが溢れているはずなのだ。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけの、姫子と千歌音だらけな夜に巻き起こるとんでもない小事件。全二〇話完結。◆姫神の巫女ほか二次小説◆に収録しています。百合度はやや高めですが、なるべくお食事中には読まないでください(笑)https://blog....★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第二〇話を更新(了)★
太極拳の道場を見つけたので、そこに通うことにした。いきなりだけど、と前置きされ、高2に上がる春先に3級を取り、夏には2級を取る。もちろん太極拳だけでなく進学の勉強もするが、進学先が決まらないでいた。お姉ちゃんに話すと、こう返してきた。「東京に行ったら?」「東京?」「こんな狭いところで終わるな。洋一は東京に行って、もっと視野を広げてご覧」そうは言っても、中々進路先が決まらない。高3の夏休み、中国に行...
日乃宮家の御神巫女。ありとあらゆる殺人の業を仕込まれた自分からしたら、あまりにも手ごたえのなさすぎる相手だった。何かが物足りない。敵としてはまったく斃(たお)し甲斐のない相手。しかし、どこか充たされてしまう。それが一層不愉快でもあった。もし、この娘のお気に入りをめちゃくちゃにしてやったとしたら、そうしたら、この娘は本気の本気で私に刃向かってくれるのではないか。だとしたら、それもまた良し。全力で打ち込んでくる敵をみごと裁いてこその、あっぱれ戦士というものだ。十数年の修行の成果としても、腕が鳴る相手と巡り会いたいものだ。そう、彼女の大切なものを壊しさえすれば…──。地球を割るぐらいの、宝箱のようななにかを潰してやれば…、たとえば、わざとプレゼントをして、それを目の前で粉々にしてやるとか…。最近、私は拾った貝殻...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十八)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
永劫輪廻のすえに裏切りと疑いの果てにやっと結ばれた絆に恐れなし!どんな運命にだって神様にだって負けっこない!ふたりの強さから学べることは生きる原動力になりますね(^^♪****第十九話:貴女と私は二枚貝、おなじ想いでひとつにはなれぬ媛子はちらりとそんな千華音の殺気を予知しながらも、おくびにも恐怖を出さない。──でもね、千華音ちゃん。あなたは、その本を読んだらきっと変わるんだよ。だってね、多くの女の子たちも、男の子たちでさえ、そのお話を好きになって10年以上もその伝説を信じているの。ううん、きっと七夕の伝説みたいに、その悲恋はきっとずっと百年も千年も語り継がれていくのかもしれない。だから、未来のあるあなたにそれを残してゆくんだよ。あなたは知らないよね。最期に笑うのは、誰なのか。最期に泣くのはどちらなのか。で...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十九話を更新★
二次か一次かを問わず、趣味とは申せ、創作物を待たせながら自己語りばかりするのはずるいなと思いつつ、手前勝手に今日も二次創作論と称して記事を発表します。二次創作デビューをする平均年齢はどれくらいなのでしょうか。私は子どもの頃にアニメ雑誌にネタイラストを投稿したことはあるけれども、れっきとした二次創作物として意識して発表したのは、拙ブログを開く少し前になります。つまりはブログに載せる前に初書きの作品があるにはあるのですが。あまりに稚拙なのと、なかなか特殊な作風だったので、あえてここでは申し上げないことにします。拙ブログはもともと神無月の巫女という作品そのほかの二次創作物やレビューを発表する場として、2006年に開設しています。今年2022年の秋には16年目を迎える予定。神無月の巫女という作品に出会ったのが20...しがない論文書きだった私が二次創作者字書きになった理由
****「──ていうお話なんだけど、どおかな?」にこににこと笑顔ふりまき、道行くときはかならず腕を組んでくる愛くるしい少女。おねだり目、甘い匂い、柔らかい肌。艶のありそうな唇のリップ。くるくるとよく回る指先。紅茶いろの毛先を巻き取っては離して、をくりかえす。爪には透明なマニキュア。意外にも耳にピアスは空けていないあたりが、なんとなく好ましい。いかにも都会の女子高生といった感じだった。日乃宮媛子という少女は天然ぽく、瞳を逸らさない笑顔をしてくる。明るい感じの女の子だった。目前のテーブルには、漫画のコミックスがある。ふだんスマホで電子コミックとやらを読む媛子にしては珍しい。藍黒髪の少女・皇月千華音は憮然とした面持ちでそれを手にもとらずに、視線をちらりと投げたのみだ。この斜に構えた冷徹な少女はたとえ、札束を積ま...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十七)
「愛」の「不純さ」を知ってこそ、「愛」の「純粋さ」に思い至ることができる。人間関係に関する著作を手がけるエッセイスト・重松が、「愛って何?」を、科学的、文学的、ときどき叙情的(?)に解き明かす恋愛論ブログです。
一方、洋一は昭栄から課題を出され四苦八苦している。「うーん……」「ヨーイチ、無心になれ!」「あっ!」「邪心を心から追い払うんだ!」物を大事に扱っているつもりでいたのだけど、どうやら、俺の思っているのとでは大いに違う事がすぐ分かった。物を持ったままスキップする事だったのだ。最初は鉛筆やノートのような軽い物で。どうして、すぐ落としてしまうのだろう。「物は大事に扱いましょう」「はい」「返事はいいのだけどね...
黒髪の巫女こと、前世の千歌音はやおら無気味な赤い仮面で顔を覆う。照れ隠しにしては、なんだか場違いなマスクである。というか口を隠してもいないので、衛生対策にもならない。「うっ、うっ、ぐす。私が病篤いからって、こんな仕打ちを…。あなたは明るく元気だから、お日様みたいにあちこち照らしてやりたい放題。私は家に閉じこもって、いつも日陰者なのに…。ああ、ひどい、ごほ、ごほっ、ぐふ」血をどばあと吐いて、シーツを赤い海にしてしまったまま、千歌音なる巫女は倒れ伏した。やっとこさ目の色を変えた生意気姫子が慌てて介抱している。どうでもいいが、なぜ看護するのに脱がす必要があるのか。しかも下から。解かれた帯が腰に絡んだままで、ふたりの肌がひとつになる。小瓶から手のひらに落とした塩水でくまなく清めたあとで、姫子がやさしく、ときには強...神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」(十五)
タピオカより細くても息の長い人気で、とうとうスピンオフ漫画まででちゃいました!ひめちか成分が足りないので、毎週、神無月の巫女シリーズを摂取しておかないと生きられないカラダになったら、あなたも立派なひめちか廃人です。気をつけましょう(笑)2020年から21年の漫画の連載期間は毎月楽しみでした。****第十八話:いつか逢える神無月の巫女、いつも読める姫神の巫女に「千華音ちゃん、わたしたち最期まで、ずっと、ずっといっしょにいようね」「そうね」媛子が品をつくって首を傾げる。そのほっそりした首先にあてたいのは刃先ではなくて──。千華音はいつもよりなぜか甘く柔らかくなっている唇をおさえた。さきほど、飲みあいっこしたタピオカの味のせいなのかもしれない。***もしも、ひめちかがカップ焼きそばを食べたら…。姫子と千歌音だけ...★神無月の巫女×姫神の巫女二次創作小説「召しませ、絶愛!」の第十八話を更新★
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遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
遥か遠い あの空まで 羽ばたきたい。
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俳句を載せてまいります
心からあふれた言葉を激しく詩にしています。あなたに会えて幸せです。