つたない言葉

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つたない言葉の記事

1件〜50件

  • 責任
    2019/11/16 15:48
    責任

    大人になった大人になってしまった思うのはどっち?

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • あなたのとりこ 375
    2019/11/15 09:03
    あなたのとりこ 375

    「経費がかかろうがかかるまいが、仕事の効率を考えるならば、目先の経費削減よりも出張扱いの方が良いんじゃないですかね。僕はそう思いますがねえ」  こう返す辺り、どうやら社長は別に察してはいないようであります。 「要するに出張にかかる経費を極力ゼロに近づけようと云う事ですよね」  日比課長が口を開くのでありました。この日比課長の言を一種の助け舟と取るかそれとも自分への批判と取るか土師尾常務は俄には判断出来ないようで、不愉快極まりないと云った顔は一応その儘保持しながら、一つ頷いてもみるのでありました。 「何でもかんでも節約すれば良いと云うものじゃなくて、それが非効率になるようなら、出すところは出すことも必要でしょうよ」  なかなかに気前の良い社長の言葉ではありますが、これは社員に対してさももの分かりが好い経営者だと云う格好を演じて見せているだけで、先の甲斐計子女史への仕打ち等からすると..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 374
    2019/11/13 09:23
    あなたのとりこ 374

    「ところでどう云う感触なんだろうかな、新しい営業の仕事は?」  社長が出雲さんに目を向けるのでありました。 「はあ、未だ何とも。・・・」  出雲さんはそう訊かれて下を向いて云い淀むのでありました。 「何かしらの成果みたいなものは未だ出ていないのかな?」 「そうですねえ。・・・」  顔を上た出雲さんは申し訳無さそうに愛想笑うのでありました。 「当初こちらが考えていた一日の訪問件数より実数がかなり少ないようだけど?」  土師尾常務がここで口出しするのでありました。 「まあ、朝に遠方まで出掛けて日帰りでこちらに戻って来る訳ですから、そんなには回れませんよ。おまけに車を使える訳でもないですし」  出雲さんは土師尾常務の方に顔を向けず、社長を見ながら応えるのでありました。 「北関東とか静岡県や山梨県なんかの街を回る訳なんだから、向こうに一泊とかして営業する方が都合も効率も良いん..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 373
    2019/11/11 09:03
    あなたのとりこ 373

    「じゃあ会議を始めたいと思いますが、主な議題は、営業部の改変がどのような会社のこれから先の見取り図によって行われたのか、その辺を伺いたいと云うものです」  袁満さんが誰に云われるでもなく議事進行役を担うのでありました。何となく前の春闘時の団体交渉時の空気と同じ色合いを頑治さんは感じるのでありました。社員側から提案した会議であるから、まあ尤もとは云えるのでありましょうが、何となく労働組合と経営側と云う対立図式がその儘ここにも持ち込まれて仕舞うような気配でありますか。 「会社の経営方針に関わる事は別に君達社員全員と相談して決める事ではなくて、経営者の専権事項なんだから、それに君達が一々口出しする権利は無いんじゃないかな」  冒頭から早速、土師尾常務が例に依ってこの会議を台無しにするような言挙げを行うのでありました。この会議を提案されたこと自体が不本意なのでありましょう。 「経営の決めた..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 上下関係
    2019/11/10 15:22
    上下関係

    背が低い人は見上げるしかないの?背が高い人は見下すしかないの?平均の人はどうするの?

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • あなたのとりこ 372
    2019/11/08 09:03
    あなたのとりこ 372

    「もう全員揃っているのなら、未だ終業時間前だけど、ぼちぼち始めるとしましょう。別にそれでも仕事上の不都合は無いよね?」  社長は土師尾常務に聞くのでありました。 「未だ日比君が帰って来ていませんが」  土師尾常務がそう云い終らない内に、当の日比課長が扉を押し開いて事務所の中に入って来るのでありました。日比課長は社長の姿をすぐに認めて、別に特段後ろめたい訳ではないけれどそこに社長が居る事が意外だったせいか、少し臆したような表情をするのでありました。日比課長は全体会議が夕方ある事は既に知っているのでありました。 「これで全員揃ったかな」  社長にそう訊かれた土師尾常務が日比課長、袁満さん、それに出雲さんを無表情で順に見るのでありました。それから返事まで未だ少し間を取るのは、甲斐計子女史も勘定に入れてして、制作部の二人もちゃんと居る筈だと頭で確認する作業なのでありましょう。 「唐目君..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 371
    2019/11/06 09:02
    あなたのとりこ 371

     土師尾営業部長は眉根を寄せるのでありました。袁満さんに依ればその目にはたじろいだような色が浮かんだと云う事であります。例に依って会議の件は片久那制作部長にすっかりお任せの心算でいたのでありましょうから、その怯みも宜なる哉でありますか。  これも後に聞いた袁満さんの言に依るのでありますが、土師尾常務はすぐに片久那制作部長の家に電話を入れたのでありました。勿論片久那制作部長に全体会議の件で指示を仰ごうとしての事でありました。しかし電話の様子では、発熱のために不機嫌になっているであろう片久那制作部長に、自分の器量で適当に切り抜けろとか返されてけんもほろろにあしらわれたようで、困じた顔をして受話器を架台に戻したのでありました。  こうなるとどうして良いものやらさっぱり見当も付かず、暫し自分の机で椅子の背凭れに身を預けて腕組みして考えを回らせていたのでありましたが、ふと何やら方策を思い付いたの..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 奴隷
    2019/11/04 14:48
    奴隷

    くらくらくらくら立ちくらみそれでも歩いてないといけないの?

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • あなたのとりこ 370
    2019/11/04 09:04
    あなたのとりこ 370

     当初からお流れ派の筈の袁満さんが、ここでなかなかきっぱりしない素振りを見せるのでありました。まあ、信義に於いて正当な意見と云うべきではありますが。 「事実とか方針だけ聞き質すと云うスタンスで、出来る限り内容の具体的な議論を避ける、と云う態度で臨むかな。どうせ土師尾常務相手では話しを掘り下げようとしても実のある議論にならないだろうから。そんな風に会議の意味が薄くなるのを承知で、円満に短時間で切り上げる事のみ念頭に置けば、一応会議を要請したこちらの顔も立ちはするか」  均目さんが一種の打開策を披露するのでありました。 「そう云う事なら、態々会議をする意味なんか無いじゃない」  那間裕子女史が舌打ちするのでありました。 「そりゃそうだけど、土師尾常務との余計な軋轢回避のみを考慮して、ま、会議を予定通り開くは開くとしても、あんまり意気込まないで、チャッチャとやっつけ仕事的に片付けると云..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 369
    2019/11/01 09:03
    あなたのとりこ 369

     袁満さんは均目さんの言はさて置いて、眉根を寄せて首を横に振るのでありました。  そこに、例に依って別に悪びれた風も無く、二十分遅刻の那間裕子女史が姿を見せるのでありました。那間裕子女史は朝っぱらから袁満さんと日比課長が揃って制作部スペースに来て、二人で同じような渋い顔をしているのを当然訝るのでありました。 「何、どうかしたの?」 「片久那制作部長から、風邪で今日は休むと云う電話が今し方入ったんですよ」  頑治さんが説明するのでありました。頑治さんはその日は池袋の宇留斉製本所に朝一番で向かう予定でありましたが、何となく出そびれて未だ居残っていたのでありました。 「へえ、片久那さんはお休みなの、今日は」  那間裕子女史が云うのでありましたが、それは驚きの口調ではあるものの、聞きように依っては少し弾んだような云い草と云えなくもないものでありました。一向に反省の様子も無く例に依ってそ..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 368
    2019/10/30 09:04
    あなたのとりこ 368

     那間裕子女史は珍しく冷の日本酒のグラスを片手に、頑治さんと均目さんの、先の居酒屋での弱腰を詰るのでありました。頑治さんと均目さんは恐縮の態で那間裕子女史のイチャモンを、首を竦めて頭の上に遣り過ごしているのでありました。その内屹度酔い潰れて目と口を閉じるでありましょうから、要はそれ迄の辛抱と云うところであります。  月曜日の全体会議に片久那制作部長は出席しないのでありましたが、これは慎に以って不測の事態でありましたか。片久那制作部長は前日の朝から、風邪で熱が四十度近く出て仕舞って、身動き儘ならないから欠勤すると云う電話をかけてきたのでありました。  先ずその電話を取ったのが甲斐計子女史で、上のような欠勤理由が述べられた後、電話は片久那制作部長の指示で均目さんに回されて、均目さんはその日の仕事の指示をあれこれ受けるのでありました。因みに電話が均目さんに回ったのは、例に依って那間裕子女..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 裁断
    2019/10/29 14:59
    裁断

    過去を向き合って繋がりを断ち切る簡単にできるなら傷付かずに済むのに

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • あなたのとりこ 367
    2019/10/28 09:03
    あなたのとりこ 367

    「金額そのものは山尾さんの退職金と比較して、妥当かどうかを判断する必要があるわ。到底妥当性なんか無くて、自分達に都合好く計算をして分捕ったと本人たちが自覚しているのなら、甲斐さんが云うように後ろめたいものだから、誤魔化すために荒い言葉を吐き散らしてくるでしょうし、そうなるとそれはつまり馬脚を現した事になるわね」  那間裕子女史が皮肉っぽい笑いを口元に浮かべて云うのでありました。 「土師尾常務は妙な体裁や外聞には気を遣うけど、元々恥とか矜持とか云う感覚が薄いし、そんな感覚に嫌になるくらい縁遠い人だから、当然今の那間さんの試すような意図の向けられる先は片久那制作部長に対して、と云う事で良いのかな」  均目さんがややまわりくどい云い方をして、那間裕子女史の一種の覚悟を確かめるような事を訊くのでありました。 「そうなるわね。片久那さんが言葉を荒げて何やかやと弁解するなら、どんなに正義面した..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 366
    2019/10/25 09:05
    あなたのとりこ 366

    「退職金を貰うのは許せないと云う怒りは我々の感情の部分であって、世間一般の制度として瑕疵は無いとなれば、それを云い出しても結局詮無い話しだと云う事だよなあ」  均目さんがやや消極的な気色を見せるのでありました。 「でも何も云わないで置くと、何だかあの二人の遣りたい放題を許す事になっちゃうんじゃないの。そう云う事が行われたと判っていながら、一言もこちらの不愉快を表明もしないのは、あの二人を憚って只管気後れしているだけると云うものよ」  那間裕子女史はあくまでも月曜日の会議でその件を取り上げたいようであります。 「でも特段の問題は無いと云うのに、一種の憤慨に任せて態々問題視すると云うのは、態度としてどんなものかなあ。問題だと捉える論拠が無い、或いは薄いために、結局すごすごと引っ込む事になるなら、全く以って格好の悪い話しじゃないかなあ」  均目さんは那間裕子女史に気弱そうな笑みをして見..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 残照 (短歌)
    2019/10/24 19:33
    残照 (短歌)

    照りつける 日差しが熱い 半ズボン愛しき季節 また夏が去る*台風の北上に伴ってというか、10月に入ってからの気温が30度越え。 照りつける太陽が、半ズボンからはみ出している足首をチリチリと焼き付ける。 夏が大好きな僕にとって、過ぎ去っていった夏が、もう一度やってきた気分。 しっかし、その再度訪れた夏もまた去っていく、、、、  ああ、早く夏が来ないかなぁ、、、 来年の夏が待ち遠しい。*タイトルの 「残...

    Anthony

    Anthony’s CAFE

  • 重量
    2019/10/23 14:45
    重量

    重い想い軽い想い持ち出すならどっち?

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • あなたのとりこ 365
    2019/10/23 09:03
    あなたのとりこ 365

    「まあ、行われた事は問題が無いとしても、支払われた退職金の額が妥当であるのかどうかは、一応確かめてみる必要はあるかも知れませんけど」  頑治さんは、四人の鋭角な視線に怖じたからと云う訳ではないのでありましたが、そんな風な、多少四人の剣幕に阿るような事を口にするのでありました。 「それはそうだな。退職金が土師尾常務と片久那制作部長の云いなりに、或いは社長の恣意に任せて支払われているのなら、これは問題だ」  均目さんが頑治さんの言に早速乗るのでありました。「ウチの退職金の規定はどうなっているんだろう。退職金に関してはこれ迄何も話し合ってはいなかったからなあ」  均目さんは云い終ると甲斐計子女史を見るのでありました。 「あたしは何も知らないわよ、そんな退職金規定の事なんか」  酒を飲めないから一人だけグレープフルーツジュースを飲んでいた甲斐計子女史が、そのグラスをテーブルに置いて手を..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 名誉不遜
    2019/10/22 00:05
    名誉不遜

    名誉不遜愛のない名ばかりは虚しくも儚い中欲望に満ちた安売りバーゲンセール続々と自分を品性下劣に捨て売りだ人を愛する度に欲深くなって廃れる綺麗事ばかりを並べて何…

  • あなたのとりこ 364
    2019/10/21 09:22
    あなたのとりこ 364

     袁満さんの発声に皆はジョッキを少し持ち上げて和するのでありました。考えてみればこんな場面で屡、律義に乾杯をするのは全く以って無意味な慣習であるなあと頑治さんはふと思うのでありましたが、まあ、それは取り敢えずさて置くのでありました。 「あたしが頭にきたのは、今袁満君が云った事に尽きるのよ」  那間裕子女史がジョッキを顔の前から下げて、口角に付着していたビールの泡を吹き飛ばしながら云うのでありました。「結局、あの二人を優遇するために、あたし達の賃金や一時金は抑えるだけ抑えようって云う魂胆でしょう。ふざけているわよ」 「あの土師尾常務と片久那制作部長の二人だけが会社に必要な人間で、俺達は居ても居なくてもどうでも良い存在だと云う訳だよなあ。だから待遇面だけじゃなくて、今度の妙な人事異動なんかを敢行して、俺達を酷く扱うんだ。一応組合が出来たんで体裁上はそれなりの回答をしたけど、あの二人の優遇..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 363
    2019/10/18 09:04
    あなたのとりこ 363

    「唐目君は向うの味方なの?」 「いや、別にそう云う訳ではありません。俺は何時でも正義の味方ですから」  頑治さんはそんな通則的な軽口をうっかりものしたものの、これは見るも無残に適宜性の著しく低い冗談と云うものであって、云うべき時でない時に云って当然に滑った全く以って間抜けな言葉であると、云った傍から内心大いに悔やむのでありました。 「まあ、繰り返すけど、今度の会議の席上で、あの二人に退職金が出た話しを持ち出すかどうかは、未だ判らないと云う事だけどね」  均目さんはその点を頑治さんに念押しするのでありました。 「会議の席で、文句を云うかどうかも含めて、組合員全員で話し合うと云う事よ」  那間裕子女史もそう云うのでありますが、女史の顔は退職金の話しを一等最初に会議に持ち出す気満々、と云った風情に見えるのでありました。  全体会議は週明けの月曜日に開催すると土師尾営業部長から提..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 縋る
    2019/10/17 15:30
    縋る

    希望を持ったまま落としてしまったひと希望を持たないまま忘れてしまったひとどっちの方が生きやすい?

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • あなたのとりこ 362
    2019/10/16 09:03
    あなたのとりこ 362

    「この件は一応組合員で話し合う方が良いのかしら?」  那間裕子女史が均目さんと頑治さんの二人を交互に見るのでありました。 「その方が良いんじゃないかな。遣り口が如何にも不愉快だし」  頑治さんがそれはどうだろうかと疑義を挟むより先に、均目さんが使っていた箸を取り皿の上に揃えて置きながら頷くのでありました。「まあ、組合として話し合って、その結果あの二人や社長に何か文句を云うかどうかは、今のところ別にして」 「一応組合員全員で、あの二人に退職金が支払われた、と云う事実を共有しておく方が良いと云う事ね。あたしも確かにその方が良いと思うわ」  那間裕子女史はそう云った後頑治さんの方に顔を向けて、頑治さんの考えを質すように首をほんの少し傾げて見せるのでありました。 「全員で共有するのは別に反対ではないですが、抑々組合が口出し出来る事柄なのかどうかの点は、俺としたら少し疑問がありますけど」..

    汎武

    はなし汎武ん

  • あなたのとりこ 361
    2019/10/14 09:04
    あなたのとりこ 361

    「ざらに聞きますよ。その退職金で会社の株を半ば強制的に購入させられる、とか云う話しなんかも良く耳にします。だから一概に虫の良い話しとは云えないでしょう」  頑治さんは那間裕子女史の剣幕に油を注ぐ愚を犯さないように、大いに内心配慮した物腰でそんな言葉を返すのでありました。この点に関して、那間裕子女史も均目さんも知見が無いようでありました。頑治さんは大学生時代からすっとやっていた色々なアルバイト先でそう云う事例が時にあったものだから、偶々知識が有ったと云う事であります。考えてみれば、そんな事例は普通の会社員にとっては全くの無関心事でありますかな。 「あの人達も退職金で会社の株を買わされるのかしら?」 「さあ、ウチの会社の場合に関しては、俺には判りませんけどね」 「ウチは一応株式会社だけど、別に株を公開している訳じゃなくて、社長やその親族辺りが分け持っているんだろう、多分」  均目さん..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 一筋の道程
    2019/10/12 00:26
    一筋の道程

    一筋の道程自分が弱くなるほど人を高く見過ぎ頼りになるほど人でもなくなるんだ勝手な事ばかりを考えて羽目を外し慣れ過ぎるほど価値も忘れてしまうどうして対等に立って…

  • 優先順位
    2019/10/11 14:46
    優先順位

    くだらないこと守って大事なこと見失ってる全部守っていけたらいいのに

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • 嘘みたいな真
    2019/10/11 09:36
    嘘みたいな真

    嘘みたいな真遥か彼方の夢を叶える翼を生やして天真爛漫に純白の天使は舞い上がり何にも揺るがない一途な想いは届くどれほどの威力にも耐え凌ぐ強い心鍛え抜かれた根性で…

  • あなたのとりこ 360
    2019/10/11 09:25
    あなたのとりこ 360

     頑治さんはその場に居なかったからこの袁満さんと土師尾常務の遣り取りの光景は、後に自席でそれとなく様子を窺っていた甲斐計子女史から聞いたのでありました。その折にもう一つ、少々気になると云えば気になる情報が甲斐計子女史から齎されるのでありました。それは、新たに役員になった土師尾常務と片久那取締役制作部長の二人には、従業員時代の退職金が、けじめ、として支払われるようだと云うものでありました。  まあ確かに役員になったのだからその時点で一応は退職扱いになるので、退職金の支払いは当然であり何も問題が無いと頑治さんは思うのでありました。しかしそれを頑治さんに告げる甲斐計子女史の口調が如何にも憤怒に満ちているような具合で、頑治さんとしてはその甲斐計子女史の云い様がちょいと気になったと云う事でありました。  要するに甲斐計子女史としては、これは全く承服ならない事態だから、組合として大いに問題視すべき..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 最低最高の傑作
    2019/10/10 01:13
    最低最高の傑作

    最低最高の傑作無邪気に突っ走り続けて止まらないなんで独り占めしないといけない?何でも縛ればやってられなくなるさ自由に羽撃いていないと煌めかない本当に大切な事を…

  • あなたのとりこ 359
    2019/10/09 09:03
    あなたのとりこ 359

    「まあ確かに、今唐目君が云った通りかなあ」  袁満さんが頑治さんから目線を外して頷くのでありました。 「じゃあ、社内全体会議を提案するとして、それは組合として提案するのかしら?」  那間裕子女史が頑治さんの顔を見つめながら訊くのでありました。 「まあ、組合の存在を後ろに匂わせて提起する方が、向こうに対して滅多な対応は出来ないぞと云う、多少の威迫感は伝えられますかね」  行きがかりから頑治さんが那間裕子女史に向かって応えるのでありました。 「それはそうかな。じゃあ、何時その提案をするかな」  袁満さんが天井に視線を投げて考える風の表情をするのでありました。「会議開催に向けての、こちらの用意もあるからなあ」 「いや、そこで議論すると云うのではなく、向こうが描いている将来の会社の見取り図を聞き質す会議なんだから、こちらの用意は取り敢えず要らないんじゃないですかね。まあ一般論として..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 本気の爆弾
    2019/10/09 01:10
    本気の爆弾

    本気の爆弾自分に嘘を吐いていて平気なのか?逃げた考えを許せるほど甘くなるな自分を誤魔化す事に慣れ過ぎているまだ罰に縋る負け犬は懲りていない当たり前になるほど人…

  • シズメタマエ
    2019/10/08 21:04
    シズメタマエ

    怒りを感じた瞬間、5秒数えて。そのあとに怒りの正体に気づくことも。

    MK family

  • あなたのとりこ 358
    2019/10/07 09:04
    あなたのとりこ 358

     那間裕子女史が甲斐計子女史を見ながら一度頷いて見せるのでありました。 「若しそれが本当だったら、酷いわね」  甲斐計子女史は眉を顰めて頑治さんの顔を上目に見るのでありました。それは別に、頑治さん当人に対して険しい感情を向けた訳でないのは、頑治さんとしてもちゃんと判るのでありましたが、しかしそれでも頑治さんは少し怯むのでありました。 「つまり土師尾さんとしては出雲君と日比さんを馘首して、自分と山尾さんの二人でウチの社の営業を回して行って、ひょっとしたら近い将来には袁満君の出張営業も廃止する心算だった訳よ。これが恐らくリアルな、会社の斜陽を挽回する土師尾さんの策ね」  那間裕子女史が概括するのでありました。 「と云う事は俺もその内馘首になる訳か」  袁満さんが自分を指差しながらやや声を上擦らせるのでありました。 「そんな事をして、会社はやっていけるのかしら」  甲斐計子女史が..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 歯型
    2019/10/05 15:04
    歯型

    誰かに噛みつくこと誰かに噛みつかれることそれを避けてたら何が残るんだろう

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • 酷似の混迷
    2019/10/05 00:07
    酷似の混迷

    酷似の混迷自分から豪快に飛び出して地に落ち腐るほどの失望される事実が残って無理に嘘を吐けば生き地獄の正直者身近を顧みず勇敢な行動を貫き通し軽々しく迷惑千万な暴…

  • あなたのとりこ 357
    2019/10/04 09:03
    あなたのとりこ 357

     袁満さんも何故自分ではなくて出雲さんがそちらに回されたのかは、実は明快には判らないようでありました。まあ、何事にも保守的で進取の気象と云う点では今一つもの足りない性向の袁満さんとしては、急に全く新しい仕事を押し付けられるのは御免蒙りたいでありましょうから、自分じゃない事に内心胸を撫で下ろしたでありましょうし。 「今度の出雲君が就く事になった仕事と云うのは、土師尾さんが前からずっと胸の中で温めていた営業形態だったのかしらね?」 「いやあそうじゃなくて、出雲君を今までの出張営業から切り離すために、急場凌ぎに思い付いたんだろうなあ。元々、そんな創意工夫なんか端から期待出来ない人だしね」 「要するに出張営業の縮小が狙いで、そのための方便みたいに思い付いたって事ね?」 「まあ、そんなところだろう」  袁満さんは何度か頷いて見せるのでありました。「正月の会議の時は山尾主任も会社にまだ居たか..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 厚顔無知
    2019/10/02 05:05
    厚顔無知

    厚顔無知無理に逃げて許せず責め苦に陥って自分らしく生きなければ刺激がない正直に行動しなければいけないんだ一刻を争うほど身体は悲鳴を上げて忌み嫌われるような無責…

  • 死神と温かい
    2019/10/01 08:51
    死神と温かい

    死神と温かい夜空に鏤められた無数の星が瞬いて冷たい街角に淋しい空気が漂ってる今夜も闇と影に潜み大きな刃を持った死神が人間の弱き心を斬る為に暗がりの中を移動する…

  • あなたのとりこ 356
    2019/09/30 09:22
    あなたのとりこ 356

     袁満さんが時間と実働の兼ね合いをざっと勘案するのでありました。 「そう聞くと、全く非効率と云う感じだなあ」  均目さんが呆れたようなもの云いをするのでありました。 「車が使えたなら、もう少し時間が有効に使えるかも知れませんけど」  これは出雲さんの実感でありましょう。 「いや、そう云う問題じゃなくて根本的なところで、仕事として成立しているか、と云う疑問が当初から俺にはあるんだけどねえ」  均目さんが首を傾げるのでありました。「そう思わないか、唐目君は?」  急に自分に疑問を振られて頑治さんは少しどぎまぎするのでありました。 「車が有るか無いかに関わらず遠距離にある街に日帰りすると云うのが、先ずは非効率の元凶かな。全くの新規開拓の訪問販売的な仕事と云う点は、出雲さんにはきついかも知れないけど、ざらにある仕事と云えばざらにある仕事と云えなくもないかな」  これは冷たい云い草..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 依存の紙一重
    2019/09/30 00:52
    依存の紙一重

    依存の紙一重気概で頑張れ続けて弱虫になりたい疲れが溜まり過ぎて童心に目が眩み魔が差して正道の逆方向に突き進む現実が擦り変わった瞬間に気付けず嘘のように違和感な…

  • 生きていれば
    2019/09/29 14:29
    生きていれば

    どんなに惨めでもどんなに迷惑かけてもわたし生きています

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • 現実と隣り合わせの幻想
    2019/09/29 00:36
    現実と隣り合わせの幻想

    現実と隣り合わせの幻想惹かれる気分重視の夢幻に嵌まって恋に恋して自由気儘に浮つき空回り慣れてない恋は曲者で舐められない揺るぎなく信じる心で確信を手にし絶好の機…

  • 置き去りの自分
    2019/09/28 01:22
    置き去りの自分

    置き去りの自分区別を付けないと見る目も活きない場当たりで綺麗事を並べ軽々しい表刹那的な悦びを探し求め浅はかな裏薄っぺらい人間性は単純明快だろ?勘定高く決まり切…

  • あなたのとりこ 355
    2019/09/27 09:18
    あなたのとりこ 355

    「それに横瀬さんより来見尾さんの方には、自分も中小企業の社員なんだから、あれこれ具体的なアドバイスがあるかも知れないか」  均目さんが云うのでありましたが、頑治さんはそれを聞いて、頑治さんの話しの進み方よりも、横瀬氏と来見尾氏ではどちらが相談に適しているかと云うくだりで、均目さんの思考が停滞していたような風情であるのに少々苛々を感じるのでありました。 「横瀬さんと来見尾さんではどちらのアドバイスが有効か、とか云う問題はここではもう後々の話として脇に置いて、組合が出雲さんの窮地に誠実に寄り添っていると云う態度を明確にすれば、出雲さんもそんな滅多なことはしないだろうし」  頑治さんはもう一度、均目さんが停滞していたところよりも先に進んだ辺りの話を、謂いとして繰り返して見せるのでありました。 「出雲君の件は早急に場を作って皆に俺から提起して見るよ」  その頑治さんの苛々を察して、心配し..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 数の洗脳
    2019/09/27 01:49
    数の洗脳

    数の洗脳過信して呆気なく数の力に押されてなんで出来ないのか悩む羽目になる混沌として訳が分からなくなるんだ考えてる間に幼稚な感覚に退行して生きてる事に真剣味を損…

  • 損をする得
    2019/09/26 01:43
    損をする得

    損をする得複雑な心境になる現実が待ち構えて勘違いを振り翳し骨折り損に尽きる人を信じる方が堪え忍ぶ事より楽だ我慢する道は辛く険しく大変になる誰が信じなくても現実…

  • あなたのとりこ 354
    2019/09/25 09:24
    あなたのとりこ 354

    「出雲さんはのんびりした性格みたいに見えるけど、なかなか律義で細やかな心遣いの人だから、此の儘だと完全に参ってしまうんじゃないかな」  頑治さんはそう云ってからワンタンを割り箸で摘み上げて、それがぬるりと箸の間から滑り落ちる前に急いで口に運ぶのでありました。 「完全に参る前に、出雲君は妙に諦めが早いところがあるから、これ以上この仕事は続けられないと思ったら、色々悩む前にあっさり会社を辞めて仕舞うかも知れない」  均目さんは鶉の茹で卵を口の中に放り込むのでありました。 「組合でフォローした方が良いんじゃないの」  確かにその恐れありと思ったから、頑治さんはそう提案してみるのでありました。 「これは労働組合と云うもので取り上げるべき事柄なのかなあ」 「そうは云うけど、結局は我々従業員の働かされ方に関わる問題だから、一種の労働条件の問題だと捉える事も出来るんじゃないのかな。それに出..

    汎武

    はなし汎武ん

  • 十人十色の嘘
    2019/09/25 00:11
    十人十色の嘘

    十人十色の嘘嘘には十人十色に七色の種類がある身を守る為の嘘は人を害す気がない身を飾る為の嘘は虚栄だけの出鱈目夢を見る為の嘘は想像に浸る作り話人を窺う為の嘘は悪…

  • 逆境無頼の覇者
    2019/09/24 00:55
    逆境無頼の覇者

    逆境無頼の覇者逆境無頼にも屈せず自分を鍛え上げ歴とした意気地有りは物が違うんだ魂消させるほど努力を積み重ね続け幾度も悔しさに打ち拉がれ強くなる明日の景色が希望…

  • 温度差
    2019/09/23 15:21
    温度差

    熱いすぎる人冷たすぎる人丁度の温度なら一緒に居られるのかな?

    ノミハート

    夢幻の煌めき

  • あなたのとりこ 353
    2019/09/23 09:04
    あなたのとりこ 353

     こんな観念論的営業活動なんぞが上手くいく筈は無いのであります。依って出雲さんは益々塞ぎ込んで仕舞うのでありました。 「出雲さんは今の仕事に就いて間もないのに、もう疲弊したような顔をしているなあ」  昼食を一緒にとお茶の水下交差点近くのラーメン屋に均目さんと赴いた折に、頑治さんが均目さんに、夫々注文を終えて水を一口飲んでから話し掛けるのでありました。 「ここ最近急に口数が減ったかな」  均目さんも心配顔で応じるのでありました。 「動き出したばかりの新規の特注営業が上手くいかないんだろうなあ」 「あんな営業方法が上手くいく訳がないのは、初めから判り切っていたけど」 「ちょっと考えただけでも非効率極まりないからなあ」 「車を使えたらもう少し疲労は少ないかも知れないけど、でもまあ、経験も無い出雲君が地理不案内の土地に行って、飛び込み営業するなんて云うのがどだい無茶だし」  均目..

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