ライム・カラーの陽射しがレースのような薄い若葉を透かして落ちていた
(Op.20250401/Studio31,TOKYO)聖橋から湯島聖堂へ。石造りの階段を下った先の舗道に、ライム・カラーの陽射しがレースのような薄い若葉を透かして落ちていた。あれはきみが十代最後の年。2005年のことだ。道すがら、スライド写真を何枚か撮ったのに、今、手元に残るのはたった一枚——この間、古いスペイン語のテキストの頁の間にみつけた。それをキャンバスに投影して、オイル・ペインティングに仕立てたのがこの絵。我ながら、想い出の詰まった、なかなか良い作品に仕上がったと思ってはいるのだが...。【BarryGibb-FirstofMay】 ライム・カラーの陽射しがレースのような薄い若葉を透かして落ちていた