蒙霧升降 (ふかききりまとう)

蒙霧升降 (ふかききりまとう)

「人なんてどいつもこいつも切り開いて皮を剥げばただの肉の塊だ。死ねばわかる」というのは、脚本家の野木亜紀子さんが書いた法医学者の台詞ですが、誰しも、腕の中で息を引き取れる訳ではないのですよね。あなたの大切な人は元気ですか。17日~22日までの6日間を、七十二候では「蒙霧升降 (ふかききりまとう)」と呼称します。